河出書房新社は10月、河出文庫で「古典新訳コレクション」の刊行を開始する。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集(全30巻)」から古典新訳作品をピックアップする。 来年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公が紫式部であることから、年内は角田光代訳「源氏物語(1〜3)」など毎月4点ずつ刊行する。 全40巻前後で、2025年に完結する予定。価格は800〜900円程度のものが多くなるという。 7月12日、東京・千代田区の出版クラブビルとオンラインで開催した「企画説明会2023」で発表した。
横山光輝『三国志』はドラマチックすぎなくて良い ――上坂さんにとって「愛読書」といえるような作品をいくつか教えていただければと思います。 上坂:ひとつ目は、横山光輝先生の『三国志』です。全60巻の長編マンガで、小学生の頃に初めて読んだときはイマイチ理解できなかったんですけど、大人になってから読破できて。とても思い入れのあるシリーズなんです。 ――どんなところに惹かれたのでしょうか? 上坂:マンガの基となった吉川英治先生の小説『三国志』を、横山先生がとても好きなことが伝わってくるんです。ドラマチックにしすぎず、横山先生があくまでも語り手に徹してるという感じがすごく素敵だと思いました。重要なキャラクターもそのときがくれば死んでしまう無情なところも含めて、とてもハードボイルドでかっこよくって。一気読み推奨のマンガです。 ――全60巻をお持ちなんですか? 上坂:自宅にありますよ! 最初は文庫版を買
本の迷宮、本屋。 この広大な空間をみんなどうやって楽しんでるのか、気になる! ライターの岡田悠と申します。人が本屋を歩く様子を観察する「本屋ダンジョン」という企画を昨年開催しました。もっと見たいので、また開催します。 今回の舞台は、こちらの本屋さん。 ワンフロアに1000坪、60万冊以上の本を擁する渋谷随一の巨大書店。まさにダンジョンのような本屋です。広すぎて本屋の地平線が見えそう。 しかしこのお店、建物の再開発に伴い、残念ながら本日、2023年1月31日19時をもって閉店となります。渋谷で長らく愛されてきたこのお店で、最後に感謝を込めてダンジョンしたい! ワンフロア書店ということで、今回は全員一斉に歩き回ってもらいます。プレイヤーはこちらの3人。 本屋はよく行く。書店で働いていたことも。 本屋はよく行く。作家として本を書くことも。 本をほとんど読んだことがない。 楽しみだな〜。 みくのし
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人気アニメ「ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督のインタビューが掲載されたことも話題になった季刊誌「集英社クオータリー kotoba」(集英社)2021年秋号の特集「人間拡張はネオ・ヒューマンを生むか?」が新書「インターナショナル新書 ネオ・サピエンス誕生」(同)となって発売された。
「ファイティング・ファンタジー・コレクション 〜レジェンドの復活〜」が完全受注生産で2022年7月15日に発売決定。前作の再生産も発表 編集部:Nobu 名作ゲームブックが収録された「ファイティング・ファンタジー・コレクション」の新作で,新たなシリーズ5編が収録された「ファイティング・ファンタジー・コレクション 〜レジェンドの復活〜」が2022年7月15日に発売される。出版は引き続きSBクリエイティブで,今作も完全受注生産となる。受注の締め切りは2022年5月12日になる予定だ。 「レジェンドの復活」には,シリーズの創始者でありゲーム界の巨匠として知られるスティーブ・ジャクソン氏とイアン・リビングストン氏の作品から,「死の罠の地下迷宮」「危難の港」「サイボーグを倒せ」「地獄の館」など,2017年に発表された作品を含めた2編ずつが収録。さらに,日本では展開されなかった幻の34作品め「魂を盗む
競馬がもっとも熱かった90年代前半! 競馬を一つのエンターテインメントに変えた第二次競馬ブームの立役者・オグリキャップが、暮れの有馬記念で感動的な復活ラストランを遂げて引退した1990年から、後に21世紀の競馬シーンを根底から変える輸入種牡馬サンデーサイレンス初年度産駒がデビューした1994年まで。90年代前半は、メジロマックイーン、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンなど、伝説級の名馬が続々と現れた。売上も観客数も頂点を極め、人々は夢と興奮に酔いしれた。競馬がもっとも熱かった時代の名勝負26選を一冊に。特別インタビュー「早見和真(小説家)/一番好きな馬はツインターボ」他を併載する。 (本書目次より) 第1章 空前の競馬ブーム到来! 199O年 有馬記念 オグリキャップ 天皇賞・秋 ヤエノムテキ 日本ダービー アイネスフウジン など 第2章 オグ
性や下ネタのパワーワードが これでもかと登場する作風の小説家、 木下古栗(きのした・ふるくり)。 過剰な表現の数々に、読みながらつい 「ハハ‥‥」と失笑してしまいます。 その不思議な作品の魅力に惚れ込んだ ほぼ日編集部の田中が、小説の創作方法について、 ご本人に話を聞きにいきました。 書かれる内容は、徹底的にバカバカしく軽い。 だが文章は妙に美しく、知性を感じる。 独自の表現には何か理由があるのでは‥‥ と思ったら、やはりそこには はっきりとした意思がありました。 取材には最新刊『サピエンス前戯』の 担当編集者、渡辺さんも同席。 黙々と高みを目指す、孤独な山登りのような 創作の一面をのぞかせてもらいました。 ※このコンテンツには性や下ネタの露骨なワードが 登場する箇所があります。苦手な方はご注意ください。 >木下古栗さんプロフィール 小説家。1981年生まれ。 顔出しはしていない。 ナンセ
平成期でもっとも売れた作家の一人である百田尚樹。2010年代を象徴する人物を「現象」として捉えた先に、見えてきた現実とは――。話題書『ルポ 百田尚樹現象 愛国ポピュリズムの現在地』著者でノンフィクションライターの石戸諭さんに話を聞いた。 (取材・文:佐藤慶一、写真:西田香織) 「見えないものを見えるようにする」 ――『ルポ 百田尚樹現象』、とても面白く読みました。でも、左派、リベラル派の方々がこの本を手に取るかどうか、勝手に心配しています(笑) これを買うかどうかが、分断の壁をひとつ越えるかどうか、問われていると思って書きました。リベラルな人たちが百田さんや右派に抱く嫌悪感もわかりますが、問いを閉ざしてはいけないと思っています。それでは見えてくるものも見えてこない。この本ではノンフィクションの王道と僕が思うアプローチで、これまでなかなか理解できなかった現実を明らかにすることに挑みました。
<亡くなった研究者やビブリオマニアの蔵書はどこへ行くのか。必要としているところに受け継がれるシステムはできないものか。数カ月前、ある亡くなった研究者の蔵書処分を手伝うことになった> 「大きな研究成果を上げて将来を期待されながら、自ら命を絶った女性がいる。享年43歳。多くの大学に就職を断られ、追い詰められた末だった」 これは、今年4月10日に朝日新聞が報じた、ある女性研究者の自殺に関する記事冒頭である。記事によると、彼女は東北大学で日本の仏教史研究で博士号を取得し、受賞経験もある、将来を嘱望された研究者だったという。彼女の自殺自体は2016年で、直近の話ではなかったものの、事件の痛ましさもあって、記事は、似たような境遇にある人、また似たような経験を経た研究者たちに大きなインパクトを与えた。 私も大学の教員やシンクタンクの研究員という研究の道を歩んできたので、事件は他人事ではない。彼女のように
『ペスト』が売れている。理由はもちろん新型コロナウイルスの流行からだ。 アルジェリアのオランという都市でネズミの死骸が目につくようになり、病で伏せる人が現れ、ついには身近な人も倒れていく。ペストが徐々に街の人々へと広がり死が蔓延していく中で都市は封鎖され、その絶望の中で抗う人々の物語。『異邦人』『シーシュポスの神話』などで知られるアルベール・カミュの1947年発表の小説だ。 いまこの小説を読むことは、現在の世界中の都市がおかれている状況に重ね合わせる以外にはない。日本でも多くの人が集まる行事やイベントが中止になり、仕事もテレワークなど自宅勤務が続いている。また訪日外国人も昨年2月には237万人だった新規入国者が今年の2月は100万人以下と激減し(参考:2月の外国人入国者数が激減 100万人下回る 共同通信 https://this.kiji.is/608522356221166689?c=
補足書きました思った以上の反応を頂いて驚いてます。 コメントへの返信など、追記しようかと思ったのですが、長くなったので別記事にしました。 興味あったら見てください。 https://anond.hatelabo.jp/20200102201209 はしがき釣りっぽく書いたけどほんと。 結構色んな意味で読書や知識というものに関する意識が変わったので、なんかアウトプットしたくなった なお、名著そのものを知ったことに関する感銘とかは今更私が言うまでもないので省きます。 書きたいのは100分de名著シリーズを対象にした読書を集中して実施したことに関するメタ効果に関して。 ちなみに、読破したと言っても読破したのはあくまで解説本。 スペシャル版とか、ブックス版はもう少し厚いけど。どれも約120ページで、読書慣れしてる人なら2-3時間で読める量だと思う。 いやそれじゃ読んだことにならないだろ原典あたれよ
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「ミミヲキリ、ハナヲソグ」 日本中世とは、どういう時代ですか? 一般の方からそう尋ねられたら、私は迷わず、この『中世の罪と罰』を読むことを薦めるだろう。そして、私と同じように答える同世代の研究者は、決して少なくないと思う。 日本中世史の魅力を一般読書界に広めることに大きな貢献を果たした網野善彦氏を筆頭に、石井進氏、笠松宏至氏、勝俣鎭夫氏という、中世史研究の黄金時代を築いたレジェンド4人が計10本の「中世の罪と罰」をめぐる文章を寄せた本書は、間違いなく戦後の日本史学が生んだ名著の一つである。 本書は1983年に刊行されて、研究者のみならず一般読者にも大きな衝撃をあたえた。現在、40代後半以上で、この時代に多少なりとも興味をもつ者なら、きっと覚えがあるだろう。 しかし、刊行から長い年月が経過し、いまの若い人たちのなかには、本書に触れたことのない人も増えてきたようだ。当今は「歴史ブーム」というこ
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています いきなりですいませんが、皆さん「ゲームブック」って知ってますか? 遊んだことあります? 最初ちょっと歴史の話になっちゃいますが、良ければお付き合いください。 ライター:しんざき SE、ケーナ奏者、キャベツ太郎ソムリエ、三児の父。ダライアス外伝をこよなく愛する横シューターであり、今でも度々鯨ルートに挑んではシャコのばらまき弾にブチ切れている。好きなイーアルカンフーの敵キャラはタオ。 Twitter:@shinzaki ゲームブックというのは、要は「小説とゲームとテーブルトークRPGを邪教の館で悪魔合体させた様なモノ」でして。本の中で、「○○するなら →××ページへ、△△するなら→□□ページへ進む」みたいな指示に従って、自分の行動によって変わる展開を、あちこちページを飛びながら読み進めていく本なんです。敵と戦う時はサイコロ振って攻撃判定
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