ハンコ議連を勤める竹本IT政策担当大臣が「(はんこがテレワークで問題になるのは)しょせんは民・民の話」と答えたことが話題になったことを受け、私も一市民として印鑑から距離を置くことを考えてみます。 印鑑をつかう主なシーン 個人で印鑑を使うのは、およそ次のようなシーンでしょう。 銀行に印影を届出し、同一の印影をもって取引確認を行う (いわゆる銀行印) 不動産や車輌、法人などの取得や譲渡を届出する (いわゆる実印) 書面がスタイリッシュになるので ㊞と書かれてる場所に捺してみる 遺産分割協議書や賃貸借契約書は法的には「署名または押印」となっていて印鑑でなくとも問題ないのですが、やはり強そうな印鑑が捺してあると収まりがよいからか、ほとんどのケースで太い印鑑が捺されています。 さて、銀行における取引確認では一般的に印鑑が通用します。クレジットカードやスポーツクラブなどの口座振替のときに銀行に届出した