JR西日本が「大阪・関西万博」に向けた新路線を発表しました。 「大阪・関西万博」の会場となる夢洲までのアクセスについて、JR西日本の長谷川一明社長は11月18日の会見で、建設中のうめきた地下駅を経由する形で新大阪駅~桜島駅の間を直通で結ぶ路線を整備する考えを明らかにしました。万博期間中に最大200万人の利用を見込んでいて、桜島駅から会場まではシャトルバスでピストン輸送する計画だということです。 (JR西日本 長谷川一明社長) 「万博を契機に改良をしながら、その後につなげていきたい」 また、大阪メトロとの乗り換え駅となるJR大阪環状線の弁天町駅については、メトロとの連絡通路を整備するなど、万博へのアクセス向上に向けて計約100億円を投資するとしました。 一方、JR西日本は利用者が少なく採算が取れない在来線17路線30区間をすでに公表していますが、こうした不採算路線について、国交省も対応を検討