外国人実習生、地震でトラウマ 帰国決意、人材流出の懸念―石川・能登地震 2024年03月25日19時27分配信 石川県珠洲市で震災後初となる定置網漁を再開し、ブリなどを水揚げする漁師ら=2024年1月、同市の蛸島漁港 能登半島地震では来日中の外国人技能実習生も被災した。地震が心身に与えた影響は大きく、トラウマを抱えたまま帰国を決めた実習生もいる。石川県珠洲市の蛸島漁港では、不足する漁船乗組員を実習生に頼っているのが実情で、漁協関係者からは「仕事が成り立たなくなる」と不安の声が聞かれた。 500年続く米あめ、親子で守る 釜の土台に亀裂、客の声励み―「ピンチをチャンスに」・能登地震 「トラウマが今もまだなくならない」。流ちょうな日本語を話すインドネシア人技能実習生のディアン・アンドリアンさん(29)は、元日に起きた地震に苦しめられている。2022年4月から漁船の乗組員を務めており、来日は2回目