「内田彩、きっかけの10曲」インタビュー後編は、事前にセレクトした10曲の中から5曲について、そして新曲“Bright way”、これまでの活動を振り返って思うことを語ってもらった。今回、あえて10曲に絞って話を聞いてみたが、50曲入りのComplete Boxを何度も聴きながら思うのは、「どの曲も等しく愛着を持てる曲たちである」ということだ。ライブを重ねるごとにアレンジに工夫が加わり、演出が施されたり、パフォーマンスの精度が高まることで、内田彩の楽曲はますます輝きを増している。陳腐な表現かもしれないけど、聴き手の愛情が注がれることで楽曲が磨き上げられていく、それをここまで実感させてくれるアルバムは、なかなかないと思う。ベストアルバムではなく、全曲入りのBOXとしてリリースされることには、とても大きな意味がある。今後、ここに加わっていく曲たちも、きっと新鮮な驚きとライブ空間における熱狂を伴