『10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」』(藤原和博/ダイヤモンド社) AI(人工知能)の進歩が注目される一方で、AIが「人間の仕事を奪う」「貧富の差を大きくする」などともいわれる。親は、これからの社会を生きる子どもに、どのような力を付けさせればいいのだろうか。 『10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」』(藤原和博/ダイヤモンド社)によると、これからの時代を生きるには「情報編集力」が重要になる。 1+2=3とか、微分・積分の問題を解くのは、早く正確に「正解」を当てる力、すなわち情報処理力です。これに対して情報編集力は、正解がないか正解が1つではない問題を解決する力だと述べました。 本書によると、目の前に問題が出されたとき、その問題を考える力の7割が「情報処理力」、あとの3割が「情報編集力」だという。これは、学校で出題される問題、社