飛鳥時代以前に日本の中心として栄えた「ヤマト」の謎に迫る『ヤマト歴史読本』の刊行を記念した講演会「ヤマト歴史読本フォーラム ヤマトの古墳と遺跡 ―ヤマトの源流を考える―」が、2017年9月10日(日)に開催される。 奈良県の三輪山周辺の天理市・桜井市・川西町・三宅町・田原本町は、古墳や古代祭祀の遺跡が多く残る地域。歴史・神話とのつながりを感じさせる多彩な伝説や伝承も伝えられ、のちに「ヤマト」と呼ばれる古代国家成立の地であると考えられている。 いにしえの神が鎮座した神話に彩られ、古墳や祭祀の跡が残される三輪山の纒向遺跡。この遺跡は古代の王国の跡なのか、伝説の女王が神を祭ったのはこの土地なのか―古代史最大の謎を専門家と共に探っていく。 「『古代ヤマト』2大講演」と題した第1部には、『古事記』『ギリシア神話』などの漫画化で知られる漫画家・里中満智子が登場。「三輪山とオオモノヌシの謎」について語る