日本語の“あるある”な間違いをマンガで解説する『ソレ! へんてこな日本語です。』が2017年7月28日(金)に発売された。 <ストーリー> ヘンテコ商事マーケティング部に念願の新入社員・山根ちゃんが入ってきた! ところが山根ちゃんは日本語がめちゃくちゃだったのです。先輩たちの不安をよそに、本人はそのことにまったく気づいていません。これではやる気はあるのに、周りに迷惑をかけてしまう。こうして、正しい日本語を身につけるため、山根ちゃんの奮闘が始まりました。
『知れば恐ろしい日本人のことば』(日本語倶楽部:編集/河出書房新社) とある芸人が「おったまげ」というネタを披露してから、その元の言葉である「たまげる」が、にわかに脚光を浴びた(ような気がする)。もちろん「たまげる」が「驚く」を意味する言葉であることは多くの人が知っているのであろうが、語源について問われると、知る人は激減するに違いない。実は「たまげる」に漢字をあてると「魂削る」となる。これは「魂が消えてしまうほどの驚き」という、かなり強い意味が込められているのだ。魂が削られるとは穏やかでないが、このように人が知らない「恐ろしい語源」を含む言葉は日常にごく普通に存在する。『知れば恐ろしい日本人のことば』(日本語倶楽部:編集/河出書房新社)は、そのような言葉がいかに多いかを知るにはうってつけだ。 本書ではおよそ日本人が使う言葉で不穏当な由来を持つものを、9つのカテゴリに分けて解説。漢字の成り立
『本当は怖い漢字の本』(出口 汪:監修/水王舎) 漢字にはそれぞれ意味があるが、長い年月の間に異なる意味で使われるようになったものもある。最近では音の響きや見た目の雰囲気だけで子どもの名前に字を当てる人が増えたが、案外恐ろしい意味の漢字が使われていることも少なくない。漢字が作られたのは約4000年も昔の中国。現代の日本人では想像のつかないような成り立ちをした漢字も多い。そこで『本当は怖い漢字の本』(出口 汪:監修/水王舎)を取り上げる。 『爽』に含まれる4つのバツ印は入れ墨 「颯爽」「爽快」などに使われる『爽』は、晴れやかですがすがしいイメージのある漢字だ。しかし、さっぱりと気持ちのよさそうな漢字でありながら、中に4つもバツ印が含まれているのはなぜなのだろうか? 実はこのバツ印は死体に彫る入れ墨なのだ。大の字になって横たわっているのは死体。この場合は女性の死体だ。この字が生まれたころは、死
『言葉はこうして生き残った』(河野通和/ミシマ社) 出会いの春、心躍る春、言葉遣いが気になる春。新人バイト・新社会人たちが働きだし、先輩バイト・先輩社員の皆さんにおかれましては、「レシートのお返しです」を「レシートでございます」に訂正したい、「了解は敬語じゃない! 承知を使え!」と言いたい、などという瞬間も少なくないかと思います。 正しさの追求や、誤りだとイラ立つ前に、そもそも言葉は変化していくものだと思って、ひとつひとつの言葉の背景に目を向ければ、不愉快な気持ちは面白みに変わるかもしれません。『言葉はこうして生き残った』(河野通和/ミシマ社)は言葉そのものの面白さ・不思議さ・尊さをテーマにしています。 本書は、日本で最も歴史ある雑誌のひとつである『中央公論』や、2017年春号を以って休刊が発表された『考える人』の編集長を務めてきた著者の書評メルマガから、厳選されたもので構成されています。
社会人として身につけておきたい51の語彙を紹介した、『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』が2016年12月17日(土)に発売された。 <社会人としてのレベルは「語彙力」で測られる> 稚拙な表現や、思慮の浅そうな表現をしたり、自分の中にある語彙の量が不足していれば、社会人としてのレベルを低く見積もられてしまう。仕事の力量があるかないかということ以前に、言葉の理解力や使う言葉といった“語彙力”である程度の評価が決まってしまう。 同書では、社会人としての評価を上げ、キャリア形成でつまずかない、軽く扱われないための「できる人が物事を理解するために押さえている語彙」「知性と教養を感じさせる語彙」を紹介。相対的(そうたいてき)、代替(だいたい)、乖離(かいり)、忖度(そんたく)、拝承(はいしょう)、概ね(おおむね)、的を射る(まとをいる)、尽力(じんりょく)、汎用(はんよう)、コモディティ、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く