授賞式のあとは、『ラルヴァ』のキャラクターを演じた声優、日野聡さん、小清水亜美さん、水島大宙さんからボイスメッセージが贈られ、ボイスコミック化された本作品の冒頭部分が披露された。夏休み直前の高校生の主人公と、スコップで穴を掘っている不思議な少女を中心に描かれるこの作品は、これから何が起こるのかと思わず惹きつけられる。 授賞式の最後には、「GANMA!」編集長より「レベルの高い魅力的な作品ばかりでした」「これからも若い才能が集まる、漫画の未来を先取りしている場所として、読者に驚きと感動を与えていきたい」と総評が述べられ、授賞式は終了となった。 授賞式のあとは、受賞者の2人と、2人の担当編集者へインタビューが行われた。まず、賞への応募のきっかけを聞かれ、たかちさんは「卒業制作展で作った漫画を見た編集者さんに声をかけてもらい、最後のチャンスだと思って応募しました」、亜希乃さんは「直接作品を持ち込
『ぼっちゃまは今日もイジられる』(ヨウハ/一迅社) ぼっちゃまの前だけ“だらしなくなってしまう”メイドのホカノ。彼女に振り回されっぱなしの小学生おぼっちゃま朱雀院ワタル。そんな異色のメイド漫画でGANMA! 連載作品『ぼっちゃまは今日もイジられる』(ヨウハ/一迅社)の第2巻が発売されました。 ホカノはとにかくぼっちゃまが大好き。嫌がるそぶりを見せながらも、誰よりもホカノを大切にしているワタル。ワタルに色仕掛けを使うなど、「いや、メイドがそんなことしちゃあかんでしょ!」と思わずつっこみたくなるような場面も多々。いつも顔を赤らめながら突っ込むワタルに同情しつつも、少し羨ましい……。 最新刊では、ワタルに想いを寄せる白虎家のユウキや、そのボディガードの猫田、同じクラスの友人たち、ワタルに性的な好意を寄せるショタコンの家庭教師サエ、ホカノの幼馴染スバルなどなど、第1巻で登場した個性豊かなキャラクタ
『S〔エス〕―君と、彼女と、運命と』(南部ゼロイチ/TOブックス) LINE、Twitter、Facebook、Instagram……。これらSNSの台頭によりガラッと変わったのが、コミュニケーションのカタチだ。電話やメールよりも気軽に連絡をとることが可能になり、見ず知らずの人との仲を深めることもできるようになった。SNSを介した出会いが交際に発展し、結婚にまで至ったというカップルも珍しくない。もちろん、さまざまな問題もあるが、現代人にとってSNSはなくてはならないツールになったといえるだろう。 連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」にて連載中の『S〔エス〕―君と、彼女と、運命と』(南部ゼロイチ/TOブックス)で描かれるのは、そんなSNSが究極的に進化した世界を舞台にした、高校生男女の恋愛だ。本作は5月1日(月)に第1巻が刊行されたばかりの新作マンガだが、緻密に構成されたその世界観が
『ハカセの気まぐれホムンクルス』(加我皓平/KADOKAWA) アニメや漫画に出てくる手のひらサイズのミニチュアなキャラクターを見て、「自分もあんな(物理的に)小さな女の子が欲しい!」「なぜ現実に存在しないのか……!」と、常々歯痒い思いをしているミニチュア好きは多い。「何それ気持ち悪い」と思う人でも、可愛い子猫や子犬など、小さくて可愛い生き物が嫌いな人は少ないはずだ。人間は小さくて丸っこいものを見ると、本能的に可愛いと感じ、守りたくなるようにできているらしい。 連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」にて連載中で、4月末には単行本1巻が発売となった『ハカセの気まぐれホムンクルス』(加我皓平/KADOKAWA)は、その本能ともいえる欲求に応えるべく「癒しの妖精プロジェクト」を立ち上げ、見事小さな可愛いホムンクルスを作り上げた研究機関“アルケミーグループ”のメンバーと、そのホムンクルスの生
『タニクちゃん』(よねまる/祥伝社) ぷにぷにした、思わず触りたくなるような葉を持つ「多肉植物」。本来植物の育ちにくい厳しい環境に生息している多肉植物は、育てやすさも相まって、近年人気を高めている。最近は100円ショップでも売られており、観葉植物として家に置いている人も多い。 だが、多肉植物についてよく知らずに世話していると、水のあげすぎ等で枯らしてしまうというケースもある。連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」にて連載中『タニクちゃん』(よねまる/祥伝社)の主人公・花田章も、そんな人間の1人だ。ある日突然、多肉植物専門の花屋「PAPAS」を経営する母親が世界一周旅行に出てしまい、店番をすることになった花田。彼は何の知識もない上、初日から「とにかく水あげときゃいいんだろ」とやる気ゼロ。そんな花田に不安を感じた多肉植物たちは、リーダー的存在のエケベリアを中心に「タニク会議」を開き、「お
トップニュースエッチなヒロインと男子高生の恋愛を邪魔する、ドSなロリ系天使が登場!? 『でびるち』2巻は、美少女が続々登場で収束不可能!? 『でびるち』(むすあき/泰文堂) 「男性の精気を奪う」などといわれている悪魔・サキュバス。「淫魔」とも呼ばれるそれは、文字通り、エロティックな悪魔である。そんなサキュバスをヒロインに据え、話題を集めているラブコメがある。それが連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」にて連載中のマンガ『でびるち』(むすあき/泰文堂)だ。本作は4月12日(水)に第2巻が発売されたばかり。新刊ではサキュバスに加え、天使勢も現れ、愛の(?)攻防戦が繰り広げられている。 主人公はごく平凡な高校生男子の冬樹。そして、彼と恋に落ちるのが前述のサキュバス、咲場ヨミナだ。彼女は頭脳明晰でスポーツも万能、しかしどこか人を寄せ付けない雰囲気を持っているため、友達がいない。そこで冬樹は、
本作は女子中学生・ミサキを語り手に、ある日を境に狂ってしまった街とその謎を解き明かそうとするさまが描かれているサイコホラー。食人欲求が抑えられない女性、自殺実況に挑戦する男性……。ミサキの周りには、なぜかおかしくなってしまった人ばかりが集まる。しかし、みんな本当に狂ってしまったのか。「狂っているのはお前じゃないのか?」。ミサキは執事風の悪魔・べへりんにそう告げられ、真実を求めて躍起になるが――。 第2巻では、謎のカギとなる「ミサキの失われた記憶」が物語の中心に据えられる。街がおかしくなってしまった理由を解明するには、どうやらミサキが記憶を取り戻す必要があるらしい。そこで彼女が試してみたのは、退行催眠。過去のあるときまでさかのぼることで、記憶回復を図ろうというのだ。しかし、催眠を受けるにあたって通されたのは、一切の光が遮断された真っ暗な部屋。やがて聞こえてくるのは、「ピチュ……ピチュ……」と
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