インド南部テランガナ州で干上がった綿花畑に立つ農夫(2016年4月25日撮影、資料写真)。(C)AFP/Noah SEELAM 【10月18日 AFP】国連食糧農業機関(FAO)は17日、南アジアやアフリカを中心とする国々では2030年までに、気候変動の影響によって小規模農家の収穫量が激減し、極度の貧困に陥る人が最大で1億2200万人増える恐れがあると警鐘を鳴らした。 FAOが発表した年次報告書によると、気候変動による影響が大きい場合の最悪のシナリオでは、農業で生計を立てている人々が非常に大きな打撃を受ける恐れがあるという。 世界の温室効果ガス排出量の約21%の原因となっている農業は、気候変動の一因になっていると同時に、干ばつや洪水により作物が被害を受けるなどその犠牲にもなっている。窒素利用効率が高く、高温に強い作物の栽培や、より良い節水方法の開発など気候変動に対応する方法を採用することで
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