2本腕の重機ロボット。ドローン(右上)から送信される映像を見ながら遠隔操作できる(19日、仙台市青葉区で)=関口寛人撮影 大阪大や東北大などの研究チームは19日、災害現場向けの2本腕の重機ロボットを開発したと発表し、仙台市内で報道陣に公開した。 がれきを撤去しながら、壊れた車や建物の扉を開けるなど、遠隔操作で幅広い作業が一度にできるという。 ロボットは高さ1・9メートル、重さ2・5トン。物をつかんだり砂利をすくったりできる力強い腕と、人間の手のような細かい作業ができる腕がある。腕を別々に動かす作業もできる。 この日は操縦者がドローンの映像などで現場を確かめながら、本体から見て右側の腕が砂利をすくい、左側の腕がブロックに刺さった管を抜く作業を実演。大阪大の 吉灘 ( よしなだ ) 裕・特任教授(ロボット工学)は「将来は土砂災害が起きた斜面で、1本の腕で本体を支えながら別の腕でがれきを撤去する
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