Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
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【動画】スペイン、マヨルカ島。警察は、違法の疑いがある繁殖場で、1100匹を超えるカメを保護した。(解説は英語です) スペイン治安警察は、同国マヨルカ島にある「ヨーロッパ最大のカメの違法繁殖場」を閉鎖した。 発表によると、繁殖場で見つかったカメは1100匹。この中には、世界的に最も絶滅が危ぶまれているカメ50種のうち14種が含まれていた。(参考記事:「希少なカメの密輸、相次いで摘発」) 発見されたカメのうち、200匹を超えるメスが妊娠しているか産卵間近なため、この数字はさらに増える見込みだと当局は述べた。今回の強制捜査で成体のカメや赤ちゃん以外にも、750個の卵が見つかった。 スペイン当局が公開した映像を見ると、カメはこの違法繁殖場で、過密状態でプラスチック容器に入れられたり、濁った水槽や荒れた土の囲いの中で飼育されたりしていた。 強制捜査の発端 今回の強制捜査の発端は、2017年2月に警
求愛行動の最中、頸の気嚢を膨らませる雄のアトウォーター・プレーリー・チキン。絶滅の危機に瀕しているこの鳥は、テキサス州南東部にごくわずかな数が生息している。(PHOTOGRAPH BY BATES LITTLEHALES, NATIONAL GEOGRAPHIC) 米魚類野生生物局の生物学者マイク・モロウ氏が、初めて野生のアトウォーター・プレーリー・チキン(ソウゲンライチョウの仲間)を見たのは、1983年のある夜のことだった。氏は当時、米テキサスA&M大学の大学院生で、その日は別の研究者の調査に同行していた。彼らは早朝、太陽が昇る前に現場の草原に到着した。 「暗闇の中に座っていると、突然、鳥たちが飛んでくる羽音が聞こえてきたんです。ほどなく、彼らはウーウーという独特の音を出し始めます。これは『ブーミング』と呼ばれます。声は聞こえても、姿はまだまったく見えません。やがて夜が明けて明るくなって
ミャンマーの首都ネピドーと主要都市ヤンゴンを結ぶ幹線道路沿いで、ダムの決壊による洪水で損傷した橋(2018年4月29日撮影)。(c)AFP/Thet AUNG 【8月29日 AFP】ミャンマー中部バゴー(Bago)地域で29日朝、モンスーンの豪雨によってダムが決壊し、約100か所の村が浸水被害に遭うとともに、同国最大の高速道路が通行止めとなった。 ミャンマー当局者によると、ゾーチャウン(Swar Chaung)ダムの放流を調節する放水路構造が豪雨により損壊した。 死者は出ていないが、住民数千人が自宅から仮設キャンプへの避難を余儀なくされている。 直後の映像によると、水は平地が広がる同地域に流れ込み、人々は手荷物を抱えて徒歩で避難した。 さらにミャンマーの二大都市、ヤンゴン(Yangon)とマンダレー(Mandalay)間を結ぶ幹線道路の橋も、一部が洪水の水の重みによって破壊された。(c)A
ヒグマの亜種で、グリズリーと呼ばれるハイイログマ。食べ物や危険の兆候はないかと、風の匂いをかいでいる。グリズリーのDNAの一部も、数万年前に絶滅したホラアナグマに由来する可能性がある。(Photograph by PAUL NICKLEN、 National Geographic Creative) 10万年以上にわたって欧州とアジアを歩きまわっていたホラアナグマ(Ursus spelaeus)は、約2万5000年前に絶滅した。おそらくは狩り、気候変動、人類との生息地の奪い合いなどによって、長い時間をかけて徐々に消えていったものと思われる。 それ以降、この最後の冬眠から目覚めたホラアナグマは1頭もいない。だが、彼らのDNAは今も生きている。新たな研究によって、ヒグマ(Ursus arctos)のゲノムの約0.9~2.4パーセントが、ホラアナグマに由来するものであることがわかったのだ。 この
米首都ワシントンのホワイトハウス前で、七面鳥の丸焼きに似せた豆腐の加工食品を配る動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」の活動家たち(2010年11月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / NICHOLAS KAMM 【8月29日 AFP】米ミズーリ州で28日、肉代用食品を肉製品を想起させる名称で販売することを禁止する新たな州法が発効した。同州では肉代用食品の呼称をめぐり議論となっている。 豆腐ハンバーガーや野菜ソーセージなどが新法の対象とされ、ミズーリ州では今後、動物由来のものでない限り、肉とは名乗れないことになる。 この種のものとして米国初となる新法は、同州の有力な肉牛生産者団体によって提唱され、5月に議会の承認を得た。ミズーリ州の肉牛生産者団体のマイク・ディーリング(Mike Deering)氏はその際、「全米の畜産農家や酪農家が毎日欠かさず世話をし
新設住宅着工戸数で約45%を占める戸建住宅市場に構造変化の兆しが出ている。パナソニック ホームズ、トヨタホームなどの大手プレハブメーカーが木造住宅事業に続々と参入する一方、地方発のパワービルダーや工務店が勢力を伸ばしているのだ。この流れは、2019年10月に予定されている消費税率引き上げ後に一段と加速するとの見方が出ている。いま、住宅市場で何が起きているのか。前後編にわたってリポートする。 存在感を増すパワービルダー 戸建住宅(除くアパート)の販売棟数で、積水ハウスとトップ争いしている浜松市発祥の一条工務店(東京都江東区)をご存じだろうか。 戸建住宅の市場調査を行っている住宅産業研究所に聞くと、ブランド別の戸建住宅販売棟数では長年、積水ハウスがトップに君臨してきた。しかし、2015年度調査で一条工務店が積水ハウスを抜き、2016年度実績でも年間1万2500棟で1位となったという。 不思議な
Huazhu Hotels Group(華住酒店集団)の系列ホテルに宿泊した客1億3000万人あまりの個人情報が、中国のダークWebフォーラムで売りに出されているという。 技術情報サイトのBleeping Computerは8月28日、中国の大手ホテルチェーンHuazhu Hotels Group(華住酒店集団)の利用客1億3000万人あまりの個人情報が、中国のダークWebフォーラムで売りに出されていると伝えた。 Huazhuは中国全土で系列ホテルを展開する大手チェーン。Bleeping Computerによれば、ダークWebで情報を売りに出した人物は、同ホテルに宿泊した約1億3000万人の情報を盗み出したと主張し、8ビットコイン(約600万円)で販売すると持ちかけているという。 売りに出されているのは、公式サイトに登録された携帯電話番号と電子メールアドレス、ログインパスワードなどの情報と
米自治領プエルトリコの中心都市サンフアンのカルメン・ユリン・クルス市長(2017年10月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / Ricardo ARDUENGO 【8月30日 AFP】米自治領プエルトリコを昨年9月に襲った大型ハリケーン「マリア(Maria)」の実際の死者数が以前の発表の40倍超に上ることが明らかになった問題で、中心都市サンフアン(San Juan)のカルメン・ユリン・クルス(Carmen Yulin Cruz)市長は29日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権が「怠慢」によって住民を見殺しにしたと強く非難した。 マリアによる死者数については1年近くにわたって議論が続いていたが、プエルトリコのリカルド・ロセジョ(Ricardo Rossello)知事は28日、これまでの公式発表の64人から2975人に大幅に修正した。 トランプ大統領は29日、政権はプエル
【北京=竹内誠一郎】中国・北京に駐在する日本の新聞、通信、テレビ各社で作る記者会は29日、中国外務省が、北京で29日に行われた秋葉剛男外務次官と王毅(ワンイー)国務委員兼外相との会談の代表取材に産経新聞記者が参加することを認めなかったため、会の総意として取材を取りやめた。 代表取材を巡っては、中国側との窓口となった日本大使館からの人数調整の要請を受け、記者会が抽選で参加記者を決め、産経記者もその一人に選ばれた。日本大使館によると、中国外務省から、産経記者の取材は省の方針に基づき「認められない」との通告があったという。 代表取材は、参加記者の人選がメディア側に委ねられることが前提となる。記者会は、今回の中国側の対応では代表取材は成立しないと判断した。 産経新聞社の井口文彦執行役員東京編集局長は29日、「産経新聞記者の取材参加を中国当局が拒絶したことは、合法的な取材活動に対する不当な妨害であり
「決済事業はマーケットリーダーになるか、ならないかの二択。カードを切るのは今。機は熟した」。今年6月、LINEがQRコード決済「LINE Pay」について「3年間、手数料0%」という破格の条件を出して、業界に衝撃を与えた。QRコード決済はすでにドコモや楽天などが参入している。なぜLINEは今になって本腰を入れたのか。LINE取締役最高戦略・マーケティング責任者(CSMO)の舛田淳氏に聞いた――。(前編、全2回) 社内の活気は「第2の創業」といえるほど かつて、キャリアメール(携帯メール)全盛だった日本人のコミュニケーションをわずか数年でガラリと変え、国内のみならずタイやインドネシア、台湾のメッセンジャー市場を席巻していった「LINE」。だが、欧米への浸透には至らず最近は頭打ちの感が否めない。 業績もかつての勢いは見られない。本業が生む広告事業は順調に成長しているものの、新規事業への投資など
米大リーグ(MLB)、ワシントン・ナショナルズのアカデミーでコーチが少年を指導する様子(2018年5月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / Issam AHMED 【8月30日 AFP】焼けつくような暑い夏のとある日、米首都ワシントン南東部の荒れた地域に似つかわしくない昔ながらの立派な球場で、子どもたちが野球の試合をしている。両親や祖父母たちは観客席でホットドッグをほおばりながら、大きな声援を送ったり青いテントの下で日陰を探したりしている。 こうしたリトルリーグの典型的な風景は米国の至る所で目にするものであり、フィールドで対戦している両チームの肌の色がはっきり分かれていなければ、決して物珍しいものではなかっただろう。 攻撃しているのは、黒人リーグ唯一の女性投手の名にちなんだ南東部のメイミー・ジョンソン・リトルリーグ(Mamie Johnson Little League)。12歳のアフ
台湾・台北で演説する蔡英文総統(2017年10月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Sam YEH〔AFPBB News〕 金門島という島をご存知だろうか? 台湾本島から台湾海峡を挟んで西に約270キロ、中華人民共和国の福建省厦門市の沖合いわずか5キロの場所に浮かぶ、中華民国の実効支配下にある地域だ(下の地図)。現在、この島がちょっとホットな話題の場所となっている――。 砲戦記念イベントを欠席した蔡英文 「なぜ、蔡英文は島に来ないのか?」 今年(2018年)8月23日、かつて陳水扁政権時代の副総統だった呂秀蓮が金門島を訪れた際に、地元住民からこうした質問攻めに遭ったと台湾紙『自由時報』が報じている。呂は記者会見の席で「台湾は(金門島に対して)情がなさすぎる、冷たすぎる。もしも金門が存在しなければ今日の台湾はなかったでしょう?」と発言。蔡英文の姿勢を批判した。 この日は、過去に中華民国軍と
アメリカのメディアは、トランプ大統領がみずからの支持基盤であるキリスト教の指導者たちを前に、「秋の中間選挙で野党・民主党が勝てば、暴力的にすべてを覆すだろう」と強い調子で協力を求めたと伝えました。これに対して社会の分断をあおる不適切な発言だとして批判の声も出ています。 この中でトランプ大統領は「秋の中間選挙で野党・民主党が勝てば、彼らはわれわれが成し遂げてきたものすべてを迅速かつ暴力的に覆すだろう。中には暴力的な集団もいる」などと述べたということです。 そして「あなたがたの信者が確実に投票に行くようお願いする。信者が投票しなければ、われわれは惨めな2年間を過ごすことになる」と強い調子で協力を求めたということです。 アメリカ最大の宗教勢力とも呼ばれるキリスト教福音派はトランプ大統領の重要な支持基盤で、中間選挙でもその動向が鍵を握ると見られています。 トランプ大統領としては、ロシア疑惑などをめ
「この決算はそうとう厳しかったですね……」。サッポロホールディングス関係者はため息交じりにそう漏らした。 サッポロホールディングスの業績が苦戦している。国際会計基準(IFRS)初適用となる2018年1~6月期の決算では、売上高は2417億円(前年同期比3.6%減、以下の前年同期比はすべてIFRS遡及修正ベース)、営業損益は30億円の赤字(同12億円の黒字)に沈んだ。 国内酒類事業は23億円の赤字に 苦戦したのは、グループ全体の売上高の約半分を占める国内酒類事業だ。セグメント損益は23億円の赤字(前年同期は6億円の黒字)。主力の高価格ビール「ヱビス」の販売減が響いた。 昨年度は2017年3月にヱビスブランドから発売した「華みやび」がヒットしたが、今年はもう1つの主力ビール「黒ラベル」の販売強化や缶チューハイの新ブランド立ち上げなどに経営資源を割いたため、大型商品の投入がなかったことが影響した
(CNN) ミャンマー中部で29日にダムが決壊して住宅など多数に浸水被害が広がり、5万人あまりが避難した。当局者が明らかにした。 ロイター通信によると、同日早朝、ダム放水路が決壊し、複数の集落に大量の水が流れ込んだ。 災害対策当局の広報はCNNの取材に対し、「多くの村が水浸しになり、大勢の人が自宅を離れた」と話している。地元当局は、事態が悪化する恐れもあるとして、住民に避難を呼びかけた。 ミャンマー国軍のミン・アウン・フライン最高司令官は29日、現場のダムを視察する自身の写真をロシアのSNS「VK」に投稿した。同司令官など軍や政府高官のフェイスブックのアカウントは、イスラム系少数民族ロヒンギャに対する迫害問題に関連して27日に削除されている。 通勤客は、中部マンダレーとヤンゴンを結ぶ幹線道路も洪水のため通行止めになったと伝えている。 ロイター通信によると、マンダレーとヤンゴンおよび首都ネピ
厚生労働省は30日、どこに住んでいるかがわからない18歳未満の「所在不明の子」が、6月1日時点で28人いたと発表した。自治体の目が届かず、教育や福祉サービスを受けられないため、厚労省が2014年から調べている。うち6人は調査開始時から所在がわからないままになっている。 調査は昨年6月1日時点で、住民票があるのに乳幼児健診を受けていないなど、市区町村による所在確認が必要と判断した18歳未満の1183人を対象に、約1年かけて行った。その結果、男子16人、女子12人の居場所がつかめなかった。28人の中で就学前の子どもは13人、小学生4人、中学生6人、義務教育を終えた子どもが5人だった。 所在不明の子の住民票がある都道府県をみると、千葉が最多で5人。東京4人、山梨3人、群馬・新潟・愛知・和歌山・鹿児島が各2人、栃木・長野・静岡・岡山・長崎・熊本が各1人だった。 一方、所在がわかった1155人のうち
航空自衛隊に2018年8月、初の女性戦闘機パイロットが誕生しました。世界的には100年以上前からいたという女性戦闘機パイロットですが、一時期姿を消していました。その歴史的な流れを解説します。 空自初、女性の「イーグルドライバー」 2018年8月24日(金)、航空自衛隊に初の女性戦闘機パイロットが誕生しました。 空自初の女性戦闘機パイロット、松島美紗2等空尉(画像:航空自衛隊)。 初の女性戦闘機パイロットとなった松島美紗2等空尉は防衛大学校を2014年に卒業後、航空自衛隊に入隊。2015年に戦闘機パイロットを養成する戦闘機操縦課程に進み、2018年8月に同課程を修了。今後は宮崎県の新田原基地に所在する第5航空団で実任務に必要な訓練を受けた後、F-15戦闘機のパイロットとして緊急発進(スクランブル)などの実任務に就きます。 自衛隊は1993(平成5)年に、航空機パイロットを含むほぼすべての職域
喫煙できる飲食店は58%の人が入店を避ける――。29日に会見したNPO法人「日本医療政策機構」がこんな調査結果を発表した。受動喫煙対策を強化する改正健康増進法は2020年4月に施行される予定で、機構は「この結果をみて、飲食店は対応を考えて欲しい」としている。 調査は6月、全国の20歳以上の男女計1千人にインターネットで行った。「行こうとしたお店が喫煙可だったら入るのを避けると思うか」との問いに58・1%が「思う」と答えた。分煙の店についても25・1%が「思う」と回答。逆に、禁煙の店を避けると思うか、と尋ねると15・1%が「思う」とした。 同機構は終末期医療についても調査。「身近な人と話し合いたい」と回答した人が66・4%いる一方、「具体的に話し合ったことがある」とする人は25・4%にとどまった。厚生労働省は終末期の治療方針をまとめたガイドラインを公表しているが、89・2%が「知らない」と答
国土交通省は29日に発表した2019年度予算の概算要求で、整備新幹線へのフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)導入に向けた技術開発費の計上を見送った。FGTにはこれまで約500億円の研究費が投じられてきたが、技術面の課題などがクリアできていないためだ。 国交省は今後、新幹線以外での実用化を目指す。ただ、巨額の国費投入に見合った成果を出すことは難しい状況だ。九州新幹線の整備方式を検討する与党検討委員会のメンバーからは「一定の責任は国にもある」との声も出ている。 FGTは、建設中の九州新幹線長崎(西九州)ルートのほか、北陸新幹線への導入が検討されてきた。列車を乗り換えなくても在来線と新幹線を行き来できるとして、高い期待を集めた。 しかし、FGTの開発は難航。14年には耐久走行試験で高速走行時に車軸が摩耗するトラブルが発覚した。 さらにコスト面でも苦戦した。17年にはFGTのコストが一般の
岐阜市の「Y&M 藤掛第一病院」=29日午後 岐阜市の「Y&M 藤掛第一病院」でエアコンが故障した部屋に入院していた80代の患者5人が死亡した問題で、病院側が5人の死因をいずれも病死と判断していたことが30日、岐阜県警への取材で分かった。死亡診断書に熱中症との記載はなかったという。 病院は5人の死亡をいずれも県警に通報していなかった。5人のうち何人かは重症の心不全や多臓器不全、肺の病気のため入院していたとみられる。県警は28日、病院を捜索し、カルテなどを押収。生前の病状と死亡との因果関係について捜査を進める。 県警や岐阜市によると、病院では20日に3階と4階のエアコンが故障した。 【 2018年08月30日 07時46分 】
6月の大阪北部地震で大阪府高槻市の小学校のブロック塀が倒れ、小学4年の女児(9)が死亡した事故で、塀に隣接するプールが解体されることになった。高槻市の浜田剛史市長が30日の記者会見で明らかにした。約2億円をかけて校庭の別の場所へ造り替える。 6月18日の地震では、市立寿栄(じゅえい)小学校の塀が倒れ、登校中の女児が下敷きになって死亡した。プールの基礎部分(高さ1・9メートル)の上に1・6メートルのブロックを積み上げた造りで、通学路に面したプールの目隠し代わりになっていた。1・2メートルを超えるブロック塀に補強用の「控え壁」の設置などを義務づけた建築基準法施行令に違反していた。 地震の影響でプールを支える擁壁も傾き、寿栄小はプールの授業を中止。高槻市は改修を検討したが、校門に近く、浜田市長は「児童の心理に配慮した」と理由を説明した。年内にも解体を始め、来夏までに新しいプールを設ける。 高槻市
英国とフランスを隔てるイギリス海峡で、英国とフランスの漁船がホタテの漁業権をめぐって対立、フランスの漁船が28日、公海上で英漁船に発煙弾や岩などを投げ付け、英側も“応戦”する騒ぎがあった。負傷者はなかったもようだが、英メディアは29日、英国とフランスの「ホタテ戦争」と、大々的に報じた。 英メディアによると、フランス・ノルマンディー沖はホタテが豊富。フランスは繁殖期である夏のホタテ漁が禁じられているのに英漁船は年間を通して操業、フランス側に不満が高まっていた。 15隻前後のフランスの漁船が英国の漁船数隻を取り囲み、物を投げ付ける様子の映像が29日の英テレビで放映された。英漁船の窓が割れるなどの被害が出た。 英漁業団体は英政府に保護を要請。フランスの漁業団体は遺憾の意を示した上で、両国による協議が近く行われるとの見通しを示した。(共同)
同居する妻を殴って死亡させたとして、札幌市豊平区中の島2の10、無職杉野敏一容疑者(49)が逮捕、送検された事件で、同容疑者が約1時間の間に10回以上殴っていたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。札幌豊平署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べている。 捜査関係者によると、杉野容疑者は28日午前、運転中や停車している車内で約1時間にわたり、助手席にいた妻志帆さん(23)の顔などを執拗(しつよう)に殴ったという。 同署によると、司法解剖の結果、志帆さんの死因は殴られたことによる外傷性ショックだった。道警によると、杉野容疑者は「かっとなってやった」と供述。志帆さんは妊娠8カ月で、胎児も死亡したという。
福島第一原子力発電所にたまり続けている「トリチウム」という放射性物質を含む水の処分について、国の有識者会議は、30日から一般から意見を聞く公聴会を開きます。初日の30日は福島県で開かれ、福島県漁連が海への放出に反対する意見を表明する方針です。 この水の処分について、国の有識者会議は、海への放出や地中への処分といった選択肢のうち、トリチウムの濃度を薄めて海に放出する方法が最も早く、低コストで処分できるとする評価結果をまとめています。 公聴会は、30日から2日間の日程で、福島県内と東京都内の合わせて3か所で開かれ、初日の30日は福島県富岡町の会場で4つの団体と10人の個人が意見を述べる予定です。 このうち福島県漁連は「海への放出は、漁業に壊滅的打撃を与えることは必至で、これまでの努力と再興の意欲を完全に奪う」などとして、海への放出に反対する意見を表明する方針です。 また、放射線量の監視をしたう
イギリスとフランスを隔てる海峡で、豊富に採れるホタテの漁をめぐって両国の漁船が衝突し、地元メディアは「ホタテ戦争」と名付けて大きく報じています。 けが人はいなかったということですが、映像では漁船どうしが衝突したはずみで船体が激しく揺れ、船員が叫ぶ様子が映っています。 イギリスの公共放送BBCによりますと、この海域はホタテの有数の漁場として知られ、フランスが資源保護の観点から繁殖期である夏の期間の漁を禁じている一方で、イギリス側は規制がなく、年間を通して漁ができるということです。 これまでイギリス側が一定の制限を設けるという協定を交わしてきましたが、ことしは双方が折り合わずイギリス側が漁を続けたことで、フランス側の不満が爆発して衝突に至ったということです。 フランスの漁師は、「彼らには規制がなく、毎日、漁ができる。われわれには残りかすしかない」と怒りをあらわにしていました。かつて「百年戦争」
太平洋戦争末期、本土決戦に備えて、大本営や政府機関などを移転するために作られた松代大本営地下壕(ごう)(長野市)の工事などに従事した、朝鮮人労働者などの名簿が見つかった。2600人を超える名前や本籍の住所、年齢などが記されており、労働者の妻や子どもと思われる名前もあって、これほどの人数の名簿が見つかったのは初めてとみられる。【ガン・クリスティーナ】 資料は、国学院大学の上山和雄名誉教授(71)=日本近現代史=が、1990年代初め、戦後に日本から押収した資料を保管している米議会図書館で発見した。資料の表紙には「帰鮮関係編纂(へんさん)」と「内鮮調査報告書類編冊」というタイトルがつけられ、名簿のほか帰国希望者の人数を記録した書類などがまとめられている。
【北京=藤本欣也、西見由章】中国当局は29日、北京での王毅国務委員兼外相と秋葉剛男外務事務次官の会談に関し、産経新聞記者が会談冒頭を取材することを拒否した。北京駐在の日本の新聞・通信社で構成する日本人記者会は、特定のメディアを対象に取材の機会を奪うことは看過できないとして会談冒頭の取材をボイコットした。テレビ局側も同様の対応をとった。 産経新聞は「合法的な取材活動に対する不当な妨害である」として中国外務省に文書で抗議した。 会談の冒頭取材をめぐっては、日本人記者会側が28日、代表記者として産経新聞と日本経済新聞記者らを選び、在中国日本大使館を通じて中国外務省側に通知。中国外務省が同日中に「外務省の方針に基づき産経記者は認められない」と日本大使館側に通告し、両国間で調整が行われたが、中国側は翻意しなかった。 秋葉氏は王氏に続いて会談した楽玉成外務次官に対し、「このようなことが二度と起こらない
(CNN) フランスと英国の漁船の間で、ホタテ漁をめぐる争いが激化している。28日には英仏海峡で、フランスの漁船が発煙筒や石を投げて英国の漁船を追い払う騒ぎに発展した。 フランスのテレビ局は、英国の漁船めがけて発煙筒や石が投げつけられる様子を放送した。海上には多数の船がひしめいていた。 数ではフランス漁船が圧倒しており、海洋当局はAFP通信の取材に対し、ノルマンディー沖のホタテの漁場で、フランスの船推定35隻が英国の船5隻追い払ったと語った。 フランス漁船の乗員は映像の中で、「われわれがイギリス人を追い払おうとしたのは、もしあのまま操業させれば、漁場が略奪されてしまうからだ」と怒りをぶつけている。 この海域では英国の漁船は年間を通じて操業が認められているのに対し、フランス漁船の操業期間は10月1日から5月15日までと定められている。 フランス側は、自分たちのシーズン解禁前に、この漁場が英国
福島第一原子力発電所にたまり続けている「トリチウム」という放射性物質を含む水の処分をめぐり、国の有識者会議は30日、一般から意見を聞く初めての公聴会を福島県で開き、風評被害を招くなどとして海に放出する処分方法に反対する意見が多くあがりました。 この水の処分について国の有識者会議は、一般から意見を聞く初めての公聴会を開き、初日の30日は福島県富岡町の会場におよそ100人が集まりました。 国では海への放出や地中への処分といった選択肢のうち、薄めて海に放出する方法が最も早く、低コストで処分できるとする評価結果をまとめていて、公聴会では事前に選ばれた多くの市民や団体の代表が、海に放出する方法について反対の意見を述べました。 このうち、地元で漁業に携わる男性は「せっかく試験操業の実績を積み上げてきたのに、トリチウムの放出により、なし崩しにされることにおそれを感じている。さらに風評被害が上乗せされる」
福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で、廃炉に向けて核燃料を取り出す作業が30日から始まります。核燃料の取り出しは、今後30年におよぶ廃炉の最初の重要な工程となり、安全を確保しながら取り出すことができるかが課題です。 このうち、30日から本格的な廃炉作業の最初の工程となる、原子炉のそばにある貯蔵槽から保管用のプールに核燃料を取り出す作業が始まります。 続いて、来年7月から原子炉に入った核燃料を取り出し、2022年度までの5年間で、核燃料530体すべてを取り出す計画です。 ただ、もんじゅの核燃料は水や空気中の水分に反応して燃える性質のナトリウムで冷却されているうえに、普通の原発とは異なる仕組みで原子炉などに入っていて、安全を確保しながら着実に取り出すことができるかが課題です。 もんじゅの廃炉には3750億円かかると見込まれていますが、地震への対策工事や、取り出した燃料の処理にかかる費用は含まれ
福岡市の博多湾で、27日、博多港と志賀島を結ぶ市営渡船から誤って海に転落した男性が無人島に自力で泳ぎ着き、29日、海上保安庁に救助されました。 男性はその後、近くにある無人島の端島に自力で泳いで上陸し、救助を待ち続けたということです。 そして、29日朝6時半ごろ、男性が、端島にある灯台付近で手を振っているのを、近くを通りかかった遊漁船の船長が発見し、通報を受けた海上保安庁の巡視艇などが1時間後に男性を救助しました。 海上保安部によりますと、男性は島に泳ぎ着いた時には体力を消耗していて、大きな声で助けを求めることもできず、28日は横になって休養していたということですが、けがはなく、29日朝、救助された後、帰宅したということです。 海上保安部は男性が海中に転落した詳しいいきさつなどについて調べることにしています。 男性は27日の午後8時に博多港を出て、8時半に志賀島に到着する渡船に乗りました。
宇宙が誕生してまもない時期につくられ、内部で星が次々と生まれる「モンスター銀河」と呼ばれる種類の銀河の詳しい観測に国立天文台などが成功し、星がつくられる仕組みの解明につながる成果として注目されています。 このうち124億光年という遠方にあるモンスター銀河の詳しい観測に、国立天文台などの研究グループが電波望遠鏡を使って成功しました。 それによりますと、このモンスター銀河では、中心と、そこからそれぞれ数千光年離れた2か所に、星のもととなるガスとちりが集まっていることがわかりました。 ほかの多くの銀河ではガスとちりが円盤状に広く分布するのに比べ、このモンスター銀河は中心だけでなく、離れた2か所にもガスとちりの塊があるため、銀河全体で星が生まれやすくなっていると考えられるということです。 120億光年を超える遠い場所にあるモンスター銀河のガスなどの分布を詳しく観測できたのは初めてで、研究グループの
動画サイト「ユーチューブ」に自分の特技や芸の動画を投稿し、多くの視聴者を集めるユーチューバー。長内孝平氏(27)は表計算ソフト「エクセル」の使い方を解説する動画「おさとエクセル」で多くの視聴者を獲得するユーチューバーだ。勤めていた大手商社を7月末に退社し、ユーチューブを使った企業研修やビジネス系動画制作を手掛けるYouseful(ユースフル、青森県板柳町)を立ち上げた。「就職もユーチューバーも夢を実現する手段です」と言い切る元商社マンの自由な仕事スタイルに迫った。 エクセルの達人、外国人にも頼られる「明日の商談の資料でこんな感じのグラフを作りたいんだけど」 商社時代、長内さんは朝出社してエクセルに関する相談メールに応じるのが日課だった。マクロ(エクセル計算を自動化できるプログラム)の構築もできるエクセルの達人として社内で知れ渡っていた。 デスクには2つのモニター画面を置き、1つはマクロのコ
国の障害者雇用の水増しが中央省庁の約8割に広がっていた。算入できる範囲の解釈が違ったなどの弁明が相次いだが、法令を無視していたような実態も明らかになった。障害者雇用の牽引(けんいん)役となるべき国の機関で、「数合わせ」が横行していた背景には何があったのか。 障害者雇用促進法は、省庁や企業が雇用率に算入できる障害者の範囲を厳密に定め、障害者手帳などで確認するよう求めている。28日の政府の再調査結果を受けて、担当大臣ら各省庁トップからは「解釈の仕方の違い」(麻生太郎財務相)などと、対象範囲の勘違いが原因だったとの弁明が相次いだ。 しかし、水増ししていた省庁の具体的な説明から浮かびあがったのは、こうした法令上のルールを長年にわたって事実上「無視」していた実態だ。 約150人のうち、7割にあたる約100人を水増ししていた経済産業省。秘書課によると、少なくとも10年以上前から、歴代の人事担当者が「障
北京で29日午後に行われた王毅(ワンイー)国務委員兼外相と秋葉剛男外務次官の会見の直前、中国外務省が日本メディアの代表取材者5人のうち、産経新聞の記者の取材を認めないと在中国日本大使館に伝えた。これを受けて、朝日新聞など北京に駐在する日本の報道各社は「代表取材が成立しない」と日本大使館側に伝え、代表取材者全員が取材を取りやめた。秋葉氏は王氏の後に会見した楽玉成・外務次官に抗議した。 王氏と秋葉氏の会見の冒頭取材は、日本大使館が人数を制限した形で記者を募集した。報道各社は抽選で産経新聞記者を含む5人の代表取材者を選んだ。 日本大使館によると、中国外務省が「外務省の方針に基づいて産経新聞が今回の取材に参加することは認められない」と同館に通告。報道各社は「正式なプロセスを経て決まった代表取材が否定されれば代表取材は成立しないため、今回の代表取材は行わない」とする趣旨を日本大使館に口頭で伝え、代表
北海道網走市の能取湖が9月1日から、漁業法の上で、それまでの内水面(湖水)から海面へと位置づけが変わる。同様の「湖」は他にもあるが、1950年代に海面指定されており、最近では能取湖だけだ。 同湖はオホーツク海に面した湖口があり、以前は海水と流入河川の淡水が混じる汽水湖だった。湖口は冬場、荒波で砂に埋まり、深い部分は無酸素状態で水産物は少なかった。そこで74年に国が湖口を永久水路化して常時、海水が入るようになり、今では湖水は海と同じ塩分濃度になった。 このためホタテやカレイ、ウニなど海洋性の水産物が捕れるようになり、水揚げ量と金額は飛躍的に増加した。現在、同市内の主な4湖の中で、能取湖の漁業生産高は最大だ。 ただ、内水面ではサケ・マス…
物流の大動脈・JR山陽線が西日本豪雨で寸断されたため、JR貨物とJR西日本が山陰線を使った貨物列車の「迂回(うかい)輸送」を始めた。29日午前、電気機関車に「がんばろう岡山 がんばろう広島」のヘッドマークを付けた第1便が米子駅(鳥取県米子市)に到着した。山陽線が10月中に全線復旧するまで、名古屋―福岡を1日1往復する。 第1便は28日夜、名古屋を出発。6両編成で5トンコンテナ計30個に雑貨や米を積み、岡山・倉敷駅から伯備線、鳥取・伯耆大山(ほうきだいせん)駅から山陰線に入って午前7時半すぎに米子駅に着いた。 山陰線は電化されていない区間が多いため、同駅で電気機関車をディーゼル機関車に入れ替え、午前8時45分に出発。沿線やホームでは鉄道愛好者らがカメラを構えるなどしていた。 JR貨物運輸部の原威史(たけし)副部長は「山陰線はふだん貨物が走らないため、運転士の訓練などを重ねての開始になった。使
米国のドナルド・トランプ大統領。ホワイトハウスで(2018年8月28日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / MANDEL NGAN 【8月29日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が支持基盤の一つであるキリスト教福音派の指導者らに対し、11月の中間選挙で共和党が下院多数派でなくなった場合、民主党が「迅速かつ暴力的な」変化を起こすだろうと警告し協力を求めたことが、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の報道で明らかになった。 トランプ大統領は27日、ホワイトハウス(White House)で福音派指導者らと面会。同紙が入手した面会の録音テープによると、トランプ氏は指導者らに対し、中間選挙で共和党が負けた場合、自身の保守的な政策のためのあらゆる取り組みが危機にさらされると述べた。 28日の同紙報道によるとトランプ氏はその場合、民主党が「
第18回アジア競技大会、陸上混合4×400メートルリレー決勝。バトンタッチを行うバーレーンの選手(2018年8月28日撮影)。(c)AFP PHOTO /Jewel SAMAD 【8月29日 AFP】第18回アジア競技大会(18th Asian Games、Asiad)は28日、陸上各種目の決勝が行われ、主要総合大会で初めて実施された男女混合4×400メートルリレーは、混乱が起こる場面もあったものの選手からは楽しいという声が聞かれ、おおむね成功に終わった。 陸上界の上層部は、競技に新風を吹き込み、参加国を増やすため、各チーム男子2人、女子2人で走る同種目の導入を決定。走順は自由で、今回は出場8チームがさまざまな順番や作戦を試し、観客からするとどのチームが優勢なのか分かりにくい部分もあった。最後のバトンタッチでは選手の渋滞も起こり、中国の選手は「カオス」だったと話した。 それでも優勝したバー
3Dプリンターで製作された銃「リベレーター」。米テキサス州オースティンの工場で(2018年8月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kelly West 【8月29日 AFP】米国で3Dプリンターによる銃器の製造方法の公開をめぐって銃権利団体と州などが争っている問題で、テキサス州の銃権利活動家が28日、設計データの販売を開始した。連邦裁判所は先月、インターネットでの公開を一時差し止める命令を出しているが、活動家は販売には適用されないと主張している。 データの販売に踏み切ったのはテキサス州の銃権利活動家コーディー・ウィルソン(Cody Wilson)氏。1か月前にも、同州の非営利団体「ディフェンス・ディストリビューテッド(Defense Distributed)」が5年に及ぶ法廷闘争の末にドナルド・トランプ(Donald Trump)政権と和解したことを受けて、自身のウェブサイトで銃の設
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