2月1日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によると、2018年12月末の運用資産額は150兆6630億円と、3・四半期ぶりの減少となった。写真は都内で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai) [東京 1日 ロイター] - 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によると、2018年12月末の運用資産額は150兆6630億円と、3・四半期ぶりの減少となった。年末にかけ世界的な株安に見舞われ、四半期ベースで14兆8039億円と過去最大のマイナス運用となったことが響いた。運用資産のうち外国債券は1兆9100億円買い越した。 10─12月の収益率はマイナス9.06%。四半期ベースの損失額としては自主運用を始めた01年度以降で最大だった。資産別では、国内債券の収益率が1.01%(4242億円)のプラスだったのに対し、国内株式が17.57%(7兆6556億円)、外国債券