コロンビア・カリで、動物園から脱走し射殺されたチンパンジー「パンチョ」を抱く写真を見せる、パンチョの前の飼い主でサーカスを経営するパウル・ガスカさん(2023年7月24日撮影)。(c)Joaquin SARMIENTO / AFP 【7月25日 AFP】南米コロンビアの警察は24日、動物園から脱走したチンパンジー2頭を射殺したと明らかにした。 チンパンジー2頭は23日夜、西部の都市ペレイラ(Pereira)にある動物園「バイオパーク・ウクマリ(Bioparque Ukumari)」から脱走。警察が数時間後に園から約2.5キロ離れた地点で雄の「パンチョ」を発見した。 警察は現地放送局、ブルー・ラジオ(Blu Radio)に対し、パンチョが捜索隊の中に飼育員の姿を見つけ、突進してくる様子をみせたので射殺したと説明した。 チンパンジーが攻撃してきた場合は麻酔銃を使わずに射殺するよう命令が出ていた