Published 2020/03/01 10:30 (JST) Updated 2020/03/02 11:27 (JST) イランが1月8日、ウクライナ旅客機をミサイルで誤って撃ち落とし、約73時間にわたって撃墜の事実を隠蔽しようとした経緯が、関係者の証言で明らかになってきた。留学したり移住したりした多くのイラン人乗客を含め、計176人が突然命を奪われた悲劇。軍部は発生直後に誤射を認識していたが隠し続け、撃墜を疑う米国などの圧力を受けて公表に追い込まれた。この間、ロウハニ大統領ら政府高官にも虚偽の説明を繰り返していた。戦争の危機が現実味を帯びた極限状況下で、イランのイスラム体制内部の亀裂が露呈した。(共同通信=小玉原一郎) ▽火の玉 予定時刻から遅れ、キエフ行きのウクライナ国際航空752便ボーイング737―800型機がテヘランのイマーム・ホメイニ国際空港を離陸したのは1月8日午前6時1
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