ドットインストール代表のライフハックブログ
その例としてBeck氏自身が過去に取り組んできた生命保険会社のアプリケーションを例に挙げます。そのアプリケーションでは毎日のようにスキーマが変化するため、SQLとORM(Object-Relational Mapping)では対応できず、オブジェクトデータベースのGemstoneを利用することで対応できたと述べています。 こうしたSQLだけでは満たせないさまざまな要件、上記の図にあるようにスキーマの可塑性、スケーラブルなデータ読み込み、書き込み、処理の柔軟性などを満たすために、リレーショナルデータベース以外のNoSQLな製品が開発された。これがNoSQLの登場の背景にあるとBeck氏は解説します。一方で、こうしたさまざまなNoSQLを、NoSQLという言葉で表すのは適当ではないという憂慮も示しています。 Here is where the futility of defining NoSQ
分散Key-Valueストア kumofs を、本日オープンソースソフトウェアとしてリリースしました! kumofs@SourceForge kumofs関連資料まとめ kumofsとは? kumofs(クモエフエス)は、実用性を重視した分散データストアです。レプリケーション機能を備え、一部のサーバーに障害が発生しても動作し続けます。単体でも高い性能を持ちながら、サーバーを追加することで読み・書き両方の性能が向上する特徴を持ち、低コストで極めて高速なストレージシステムを構築・運用できます。 kumofsの大きな特徴は、システムの構成の簡単に変更できる点です。システムを止めることなく、簡単な手順でサーバーを追加したり復旧したりできます。アプリケーションには一切影響を与えません。 またkumofsは、広く利用されている分散キャッシュシステムの「memcached」と互換性のあるプロトコルを実装
DB設計の神ツール「ERMaster」なら、ここまでできる:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(11)(1/3 ページ) 無料のEclipseプラグイン「ERMaster」とは データベースのテーブル設計を行うときに皆さんは、どのようにしているでしょうか? いくつかの無料で利用できるツールが提供されているので、筆者はそれらを利用していましたが、最近「ERMaster」と呼ばれるEclipseプラグインの存在を知りました。 ERMasterは、ほかのツールに比べ、直感的で分かりやすいUI(ユーザーインターフェイス)に、カスタマイズ可能な、Excelで出力できるテーブル定義書、辞書機能など痒いところに手が届くERモデリングのツールです。本稿では、このERMasterについてご紹介します。 ERMasterの主な特徴、8つ ERMasterには、主に次のような特徴があります。 【1】直感的で使いや
これを書こうと思ったキッカケは、奥一穂さんの「ウェブアプリケーションサーバを複数台構成とか2010年代には流行らない」っていう、最近モヤモヤと感じていたことをうまく説明してくれてる記事をみたこと。 年始からちょくちょくサーバの運用環境を物色しながら考えていたことと見事にシンクロした。だいたいの要旨はTwitterのほうでも書いたのだけれど。 ムーアの法則でどんどん向上する技術にくらべ、人間のキャパシティは変化しない定数項として考えていい。だとすれば、そうやって向上する性能を、人間の労力を削減する方向で使えてはじめて、「技術が競争優位性を生む」といえるだけの破壊的な価値がでてくるということになる。 では、現在の技術トレンドを活用することで減らせる「人間の労力」とは何か。 それは、過去10年あまりで定着した、これまでの(そして今なお)Webアプリケーションの定番構成である、「ロードバランサ、ア
行ってきました、ただのメモです 聞き違え等間違っているところは多々あると思います クックパッドインフラ キャパシティプランニング ユーザが快適に使えるために 分析 キャパシティを知る ユーザが快適に使えなくなる限界値を知る 限界値を知る 予測 ユーザが快適に使えなくなる限界値を知る 予測日を知る サーバ増設のスピードアップ OSインストールスピードアップ PXE Bootでネットブート boot用サーバにDHCP/tftp/Apacheが立っている kickstart.cfgをじ自動生成 http://bootsearver/deplyment/kickstart 動的生成されたkickstart.cfgを使ってKickstart ミドルウェアインストールのスピードアップ database.yml,my.cnf 以前はcapistranoで puppetを導入 サーバの状態管理ツール Ma
ここが大変だよBigtableとGoogle App Engine:分散Key-Valueストアの本命「Bigtable」(3)(1/2 ページ) RDBとは別の、クラウド時代のデータベースとして注目を浴びている「分散Key-Valueストア」。その本命ともいえる、Googleの数々のサービスの基盤技術「Bigtable」について徹底解説 月間3000万PVの大規模サイトの運用費が月額4万円!? 月間3000万PV相当の膨大なトラフィックを楽々とさばく大規模サイトが、月額4万円弱で運用されている。 Google App Engine(以下、App Engine)が普及するにつれて、そんな驚愕の国内事例も登場しつつあります。GClueがApp Engine上で実装したmixiアプリモバイルモバイルには、1日100万PV以上のアクセスが集中している状態でもサービスのレスポンス低下やダウンは皆無
レプリケーションしてるMySQLで、マスタやスレーブが障害停止した場合のリカバリプラン でも掲げたゴールである、「マスタが落ちてもぐーすか寝ていられるようにしたい」がほぼできたので、ほとんどサービスが停止することなく、フェイルオーバする様をスクリーンキャストに収めました。 埋め込みプレイヤーだと、小さくてわからないと思うので、リンク直接でみてください。 http://www.irori.org/pub/mysql-mm.mov 登場するホスト 登場するホストは2台、db901とdb902です。 最初は、db901が更新系クエリを受けるプライマリでdb900の浮動IPアドレスを持っています。 画面分割 画面は5分割しています。 左上 = 「select sysdate(),@@server_id」をdb900に対して(sleep 1しながら)延々と実行しまくりんぐ 右上 = ping -n
元マイクロソフトのSQL Server開発チームの一員であり、その後マイクロソフトのデータセンターのアーキテクトとして活躍。昨年アマゾンに移籍して、現在はAmazon Web Servicesの上級エンジニアであるJames Hamilton氏が、自身のブログの「One Size Does Not Fit All」というエントリで、リレーショナルデータベースだけにとどまらない幅広いデータベースの種類を4つに分類して紹介しています。 4つの種類とは「機能優先」「スケーラビリティ優先」「シンプル」「目的別」です。 Hamilton氏は、アマゾンがAmazonクラウドでMySQLのサービスを開始したところ、以前から提供していたキーバリュー型データストアの「SimpleDB」は終了するのではないかと心配する声があったことを挙げ、 I can understand why some might co
「今後12カ月以内にWebインフラを新しく立ち上げるプロジェクトの大多数は,プライマリ・データストアとしてRDB以外のデータベースを選ぶだろう」。オープンソースのデータベース開発プロジェクト「MongoDB」を支援する米10genのCEOであるDwight Merriman氏(写真1)は,「Web 2.0 Expo New York 2009」でこう予測した。 Merriman氏は,「表と表の関係でデータを処理するリレーショナル・データベース(RDB)は,現在のWebアプリケーションの実態にそぐわない。リレーショナル・モデルに向かないデータ処理や分析処理が急増しつつある」と指摘。Webでは,写真や動画といった巨大データを多数のユーザーがやり取りし,クレジットカード情報もあればTwitterのつぶやきまでと価値の異なるデータと混在している。このため最近Web技術者の間で「NoSQL」と呼ばれ
「エンジニアに強い影響を与えるような本を書きたい」――そう話すのはデータベースMySQLのコンサルタントとして名高い松信嘉範さん。ユーザー企業の情報システム部門のいちエンジニアだったが、オープンソースの世界に魅せられ、今では日本を代表するMySQLのコンサルタントに。同氏が語る、オープンソースの世界の可能性とは? この企画はokyuu.com編集部が現在のエンジニア像をリレー形式で追っていくものです。 (取材・文=編集部) 松信嘉範(まつのぶよしのり) 1978年10月22日生 31歳 サン・マイクロシステムズ プリンシパルMySQLコンサルタント 【略歴】 2001年3月 東京大学工学部卒業 2001年4月 ソニー株式会社入社 2006年3月 「現場で使えるMySQL」出版 2006年9月 MySQL株式会社に転職 2008年7月 買収によりサン・マイクロシステムズ株式会社
SQLのselect文の書き方の覚書です。 なお、本文中の動作確認は「mysql Ver 5.0.67」で行いました。 2009/10/05 13:30 追記 予想外に多くのアクセスとブクマをいただき、正直驚いております。 本文はsqlの内部処理には一切触れておりません。ごく普通のsqlの書き方にのみ触れています。 釣りのつもりはありませんが、釣られたと感じた方にはごめんなさい。 目次 説明に使用するデータ構造?(というかテーブル) 抽出(where句) ソート(order by句) ソートの例(昇順) ソートの例(降順) 結合(join句) 集計(group by句) 関連記事 説明に使用するデータ構造(というかテーブル) select文の使い方を説明するために、以下のようなテーブルを使います。 create table countries ( name nvarchar(30), cu
サーバを安全に運用する施設として構築されるデータセンターですが、グーグルではそのデータセンターですら"落ちる"ことがあると想定してアーキテクチャを構築しています。 米グーグルが今年の5月に行ったイベント「Google I/O」で、同社のGoogle App Engine datastore leadであるRyan Barett氏が行った講演「Transactions Across Datacenters (and Other Weekend Projects)」のビデオがYouTubeで公開されました。 Barett氏は、担当しているGoogle App Engineのデータベースに関してグーグルが「multihoming」(マルチホーミング)と呼ぶ複数のデータセンターを用いた処理を実現している理由として、データセンターが自然災害や停電に見舞われたり、メンテナンスなどによるデータセンターの
詳しいドキュメントとダウンロードはこちらから。 オンラインデモはこちらから(要WebDatabase・・・つまりSafari4で見てください) AlexRecordってプロダクトをリリースしました。 HTML5 Web DatabaseをベースとしたO/R Mappingフレームワークです。 コーディングに要した作業時間は1.5日くらいなんで、テストは甘甘で、ソースは汚いです。。 が、一応いろいろできるようにはしてあります。 テーブルの作成/削除 レコードの保存/削除 ActiveRecordパターンの実現 参照先テーブルもプロパティとして取得できる(現在のところ、one-to-many関連や遅延フェッチには対応してません) クエリの抽象化と流れるようなインターフェース イベントハンドリング AlexRecordを用いると、文字列操作をガリガリ行ってSQLを組み立てる手間が必要なくなり、オ
RPAによる自動化を年30万で実現 小さな投資が目に見える大きな効果に! デジタル化によるわかりやすい業務効率向上 セキュリティモデルは変わった! クラウド活用、リモートワークはあたりまえ いま求められるゼロトラスト実現のために 今を知り、未来を見据える 培ってきたノウハウを最新技術へ対応させる レガシーシステムのモダン化実現への道 大学、研究機関、製造業など いま目覚ましい躍進ぶりを見せるデルのHPC その背景と選ばれる理由にせまる ともにDXを推進する コンテナ化されたワークロードを管理 継続的な価値を生みだす「協創」への挑戦 現場のための業務カイゼン 30年以上の歴史をもつDXプラットフォーム 進化を続けるNotes/Dominoのいま みんなが使うMySQLの企業活用 なぜ有償サポートがあったほうが良いのか? 有名テクノロジー企業もOracleに頼む理由 IT部門のDXはこれだ!
こんにちは。中村です。 MySQLにはMyISAM、InnoDB、CSVなどのいくつかストレージエンジンがありますが、皆さんはSpiderというストレージエンジンを聞いたことはありますでしょうか。Spider Storage Engineは斯波健徳さんにより作成されたDatabase Shardingを可能にするストレージエンジンでMySQL 5.1で利用可能です。 先日、某集まりで斯波さんとお会いしたときにSpiderを作っているということを教えてもらったので、早速詳しい内容を教えてもらうことにしました。 ※Spiderについての説明資料はMySQLカンファレンス 2009にて斯波さんが発表されたときのスライドがあります。スライドの直リンク(zip) Spider Storage Engine について posted by (C)フォト蔵 Spider Storage Engineとは?
クラウドと一緒にやってきたもの 最近、クラウドが流行ってます。 GoogleのMapResuceから始まって、MicrosoftのAzureまで、大手のクラウド製品が出揃った感じ。 で、そこで、こんなクラウド製品が出ましたというときに、必ずといっていいほどそのクラウド用のデータベースの説明があります。そして、それはRDBMSではありません。 GoogleだとBigTable、MicrosoftだとSQL Data Services、あとはAmazonのSimpleDB。どれも、基本的にはひとつのテーブルにハッシュコードでアクセスするようになっています。 ほかのクラウド製品も、Oracle Coherenceだったり、楽天のRomaだったり、非RDBMSのデータストレージを提供します。 クラウドというわけではないけど、mixiのTokyo TyrantやApache CouchDBも、RDB
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く