日本人のナショナリズムについて書いた、こちらのエントリが注目を集めています。 なぜ日本は「すごい」のか/ナショナリズムの起源と民族意識の誕生 - デマこいてんじゃねえ! 戦後日本のナショナリズムについては、昭和29年に開催された、本邦初の本格的プロレスリング興行を例に挙げて、 1954年2月19日、蔵前国技館は異様な熱気に包まれていた。サンフランシスコから著名なプロレスラー・シャープ兄弟が来日したのだ。 当時の日本は経済的にも国際観光地としても注目されておらず、たとえばベルギー外務大臣代理が来日するだけでもマスコミは大騒ぎをしていた。そんな時代に、世界的なスポーツ選手がやってきたのだ。日本中が見守る中、歴史的なタッグマッチが行われる。シャープ兄弟を迎え撃つのは、柔道の達人・木村政彦と、元相撲力士・力道山……。 リングに上がった選手たちを見て、アナウンサーは叫んだ。 「アメリカ人は巨大であり
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