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2013年8月22日のブックマーク (7件)

  • 『あいどる』を嫁にしようとした男

    強いて喩えるなら、Michael Jackson が初音ミクと結婚しようとした話。ウィリアム・ギブスンが17年前に幻視した、サイバーでジャンキーで未来な東京。 「見たことのある未来」に大いに親近感を抱くのだが、微妙にずれた(というか懐かしさ)をひしひし感じる。たとえば、大震災を経てナノテクで急造された東京とか、アイフォン(iPhoneじゃなくって、eyePhone)というゴーグル型インタフェース、ネットの痕跡から人物を「特定する」専門職などがそう。今や古語となった"サイバーパンク"から照らした未来(=現在)は、懐かしさに満ちあふれている。 特にバーチャル・アイドルたる麗投影(レイ・トーエイ)に過去を見てしまう。ホログラムに映し出されたリアルと仮想空間を自由に行き来できる一個の仮想人格になる。作中では「主観的欲求の集合体」と「統合された"憧れ"のアーキテクチャ」などと表現されているが、伊達杏

    『あいどる』を嫁にしようとした男
    deadcatbounce
    deadcatbounce 2013/08/22
    懐かしすぎる。作中でFAX使ってんだよね
  • 幕末落涙史奇譚 メソメソする公家と号泣する老中 - 虚無回転レシーブ

    『孝明天皇と「一会桑」 幕末・維新の新視点』を読んだ。 孝明天皇と「一会桑」―幕末・維新の新視点 (文春新書)posted with AZlink at 2013.8.20家近 良樹 文藝春秋 売り上げランキング: 249826 Amazon.co.jp で詳細を見る 明治維新から約150年の月日が経過して今がある。150年も経ったと見るか、150年しか経っていないと見るか。現在の社会と150年前の社会とがどれくらい類似しているのか。もう少し欲を出すと、ある事件を客観的に記述できたとして、その記述を読んでこみあげてくる感情は、現在の我々それと150年前の人々のそれとでどれくらい異なっているのか。そんなことを知りたいと思うことがある。 『孝明天皇と「一会桑」 』の第三章で紹介されていたあるエピソードを読んでハッとした。時は幕末期の日。鎖国体制下で徳川の平和を謳歌していたわが国も、ペリーをは

    幕末落涙史奇譚 メソメソする公家と号泣する老中 - 虚無回転レシーブ
    deadcatbounce
    deadcatbounce 2013/08/22
    なにこれクソ面白い
  • 「コネ」か「汚職」か?アメリカの金融会社の微妙な事情 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇りがちでした。午後には雨が降ったみたいですが、相変わらず気温は下がってくれません。 さて、非常に興味深い記事がありましたのでその要約を。著者はCNBCで番組を持っている金融系の若いコラムニストです。私も何度かテレビで見たことあります。 内容は、アメリカの金融機関でよく行われている「他社・他国の有力者や高官の娘や息子を雇うのは汚職かどうか」という興味深いもの。 ==== コネで雇うのはスキャンダルか? BY アンドリュー・ロス・ソーキン ●先週末のことだが、NYタイムズはアメリカ合衆国証券取引委員会(SEC)がJPモルガンチェイスが中国でのビジネスを円滑に進めるために中国政府高官の子供を雇ったことについて捜査を開始したと報じている。 ●この捜査開始の報道は、ウォール街に衝撃を与えた。もしJPモルガンが中国のエリートの子供たちを雇ったことによって「連邦海外腐敗行為防止法

    「コネ」か「汚職」か?アメリカの金融会社の微妙な事情 | 地政学を英国で学んだ
  • フードファディズムの功罪と白黒つけられないマーケティングの実際

    五十嵐泰正 @yas_igarashi 読んどくべき重要な話。でも高度消費社会では、「虚が実経済になる」世界を否定することは生産的でないだろうとも思う。フードファディズムに陥らないストーリー化のバリエをどう作るかってことかな。|「奇跡のリンゴ」から考える日農業論 第2回 http://t.co/dkKLSEPg7w 2013-08-21 11:07:07 五十嵐泰正 @yas_igarashi フードファディズムが何がいけないっていうことのひとつは、震災後の東日の有機農家の経験から定式化できる気がする。恐怖をフックとしたマーケティングは、「何かあったとき」に大きなしっぺ返しをらうっていうこと。疑似科学を嗤うってスタンスより、この辺を一般化していく方が生産的だと思うな 2013-08-21 11:12:47 http://ja.wikipedia.org/wiki/フードファディズム

    フードファディズムの功罪と白黒つけられないマーケティングの実際
  • ポスト・スマートフォン時代はポストGoogle時代になるかもしれない

    1975年生まれ。慶應義塾大学・大学院(政策・メディア研究科)修了後、三菱総合研究所にて情報通信分野のコンサルティングや国内外の政策調査等に従事。その後2007年に独立し、現在は株式会社企(くわだて)代表として、通信・メディア産業の経営戦略立案や資政策のアドバイザー業務を行う。16年より慶應大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。 スマートフォンの理想と現実 2011年はスマートフォンの普及が格化する年になる…。業界関係者の誰しもがそう予感していた矢先に発生した東日大震災は、社会におけるケータイの位置づけを大きく変えた。しかし、スマートフォンの生産に影響が及びつつも、通信事業者各社はその普及を引き続き目指し、消費者もまたそれに呼応している。震災を受けて日社会自体が変わらなければならない時に、スマホを含むケータイはどんな役割を果たしうるのか。ユーザー意識、端末開発、インフラ動向、ビ

    ポスト・スマートフォン時代はポストGoogle時代になるかもしれない
  • 【FreakOut本田謙CEO×元mixiCTO衛藤バタラ】FreakOutCEOが語る、広告の未来 | Hitch Blog

    ■小学校1年生からプログラミングを独学 衛:田さんは、いつからプログラミングを始められたのでしょうか? :そうですね。プログラミングに関しては、それこそ小学校1年生くらいからやっていました(笑) ある日突然父親が当時シャープの「MZ-1200」という機種を買ってきて教えてもらったりだとか、当時は「BASICマガジン」という雑誌があって、それを参考によくわかんないけれど人差し指で1つ1つBASICのプログラミングを叩いてみる、みたいなことをファミコンが出る1、2年前からやっていました。 衛:小学校1年ですか! :まあ見よう見まねでやっていると、そっからだんだん覚えるじゃないですか。「この数を3から、5にすれば残機数が増える。」というところから始まって(笑) 衛:僕が始めて触ったのはIntel 8088とかそこら辺とかで、もうPCになってたんですよね。でも田さんの頃はPCにもなっていな

  • アジア新興国に忍び寄る90年代の危機の亡霊

    (2013年8月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 2008年の危機と輸出先である西側市場の失速に、中国は同国史上最大の景気刺激策で応じた。その代償は大きかった。中国は現在、一部エコノミストいわく債務総額の国内総生産(GDP)比を200%超に膨らませたツケと奮闘している。 中国の事例は債務を使って経済成長率を高めた最も極端なケースだが、実はアジアの各地で繰り返されてきたパターンでもある。輸出がなくなると中央銀行が金融を緩和し、家計と企業の借り入れが急増するというパターンだ。 金融緩和で家計と企業の借り入れが急増 米連邦準備理事会(FRB)が現在、超金融緩和政策の転換を検討していることから、アジア諸国は積み上がった債務をどうするかという新たな難問に直面している。そしてFRBの政策転換の影響を投資家が推し量るなか、1997~98年のアジア金融危機の亡霊が再び目を覚ます状況になっている。