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こんにちは。技術部の池田です。 この記事では、Github Actions上に「強い」AWSの権限を渡すために以下のことを行います。 App Runnerでお手軽にGoogle ID Token 取得するためのWeb Applicationを動かす。 Web Applicationから取得できるGoogle ID Tokenを信頼するIAM RoleにAssumeRoleする。 AssumeRoleによって得られた一時的な強い権限で、強い権限を要求する作業(Deploy, Terraform Apply)をGithub Actionsで行う。 これにより、Github Actions上にAWSのアクセスキーを置かずに、ある程度安全な方法でAWS上での強い権限を要求する操作を実行できます。 そのため、例えばGithub Repositoryに不正アクセスされてしまったとしても、AWSの本番環
WWDC21で、「Accelerate networking with HTTP/3 and QUIC」という発表がありました。 developer.apple.com iOS15、MacOS Monterey からHTTP/3とQUICが利用可能になるらしく、HTTPの進化、HTTP/3の使い方、QUICの使い方の紹介が取り上げられていました。 気になったスライドをピックアップしてまとめてみました。 Evolution of HTTP HTTPの進化 ここでは、HTTP/1.1、HTTP/2、HTTP/3の進化を典型的なWebページの表示(index.html, logo.png, style.css)のダウンロードにかかる時間の改善によって表しています。HTTP/1.1→HTTP/2ではストリームの多重化によって、logo.png, style.cssをリクエストするタイミングが早くな
Kubernetesの主要なリソースの一つにServiceリソースがあります。ServiceリソースとはKubernetes上のPodへクラスタの外からアクセスするために使うもの、という理解をしている人が多いかもしれません。確かにそのような役割を担っているのですが、実際にはクラスタ内部に閉じた通信にも利用されていますし、実はもっといろいろな機能を持っています。 端的に説明すれば、Serviceとは「ロードバランサとDNSサーバを設定するためのリソース」です。意外に聞こえますか? もし意外に思えたなら、ぜひこのまま読み進めてみてください。 インターナルなロードバランサを制御する Kubernetesにはクラスタ内部に閉じた通信を制御するロードバランサが内蔵されています。Kubernetesを利用するということは、ほぼ例外なくこのロードバランサを利用しているのですが、あまり意識せずに利用されて
こんにちは、モバイル基盤部の@giginetです。 iOS版のクックパッドアプリでは、2019年頃より、大規模なアプリを複数のモジュールに分割するマルチモジュールの導入を進めてきました。 今回はクックパッドアプリのマルチモジュール化の戦略について、主に依存関係の解決という点に焦点を当てて紹介します。 クックパッドアプリとマルチモジュールプロジェクト iOS版のクックパッドアプリはコード量が多く、膨大なビルド時間が問題となっていました。また、同時に関わる開発者も多く、それぞれの機能間を疎結合にしたいという需要が大きくありました。 この問題を解決するために、2019年の初頭からiOSアプリのマルチモジュール化プロジェクト*1を開始しました。 以来、ここ2年で、モジュール分離を前提とした開発が大きく進みました。 現在では、アプリ全体のコードのうち、半分以上がモジュール分離され、アプリ全体が約25
WWDC 2021でマーケティングに関わりそうなApp Store周りの発表が多かったのでまとめます。いずれも今年の後半に機能開放されるようです。 ざっくり言うと以下の内容になります。 プロダクトページのカスタマイズ 訴求ポイントが異なるプロダクトページを複数用意できるよ プロダクトページの最適化 A/Bテストができるよ In-App Events アプリ内で開催されるイベントをApp Store内で告知できるよ Analytics 分析機能がパワーアップしたよ 参照資料 この記事は以下の公開情報を元にまとめています。画像は動画をスクショしたものです。 WWDC 2021セッション動画 Get ready to optimize your App Store product page Meet in-app events on the App Store What's new in App
https://techconf.cookpad.com/2019/
こんにちは。SmartHRでPM(プロダクトマネージャー)をしているadachiです。 最近、面接などで「SmartHRではどのような流れでプロダクトを作っているのか」という質問をよくいただくので、このあたりでいちど現状を整理しておこうと思い立ちました。 SmartHRでは、全社的にスクラム開発を採用しています。このブログにも スクラムに関する記事 がたくさんあるのでぜひ読んでいただきたいのですが、今回はもう少し引いた視点から、顧客から受けた要望がどのように開発されていくのかという全体の流れを取り上げてみたいと思います。 なお、開発プロセスは状況に合わせて日々更新されていますので、今回ご紹介するのは2021年6月時点での内容になります。 プロダクトの構成 SmartHRには、大きく分けて2種類のプロダクトがあります。ひとつはコア機能である「本体」で、もうひとつは本体にアドオンする形で使える
おはようございます、ritouです。 先日のWWDC2021の "Move beyond passwords" というセッションにて発表された "Passkeys in iCloud Keychain" という仕組みについてどんなものかを紹介します。 developer.apple.com WebAuthn 数年前からパスワード認証を置き換えると言われ続けている認証技術の一つである "WebAuthn" (やFIDO)という技術をご存知でしょうか。(ご存知ない方は "WebAuthn builderscon" "WebAuthn droidkaigi" などで検索してみましょう) 今回の話をするにあたって、WebAuthnがどんなものかをある程度理解しておく必要があります。 公開鍵暗号の仕組みを利用 パスワード認証のようにユーザーとログイン対象のWebアプリケーションがパスワードを共有する
はじめに これは2021年6月7日付けで変更された App Store 審査ガイドラインの翻訳&差分ガイドです。 前回からの主な変更点は、開発者に対する行動規範の明記が目立ちます。2.3.1 で App Store 外の悪質行為を削除対象に、5.6 全般で誠実でなければ削除対象になど。これは、今年3月の Trezor に偽装した詐欺アプリ問題などが影響しているはず。 注目しておきたいのは、鬼門である「機能が少ないからリジェクト」の 4.2 に「実用性」が追記されたこと、5.6.4 にて、レビュー評価が開発者登録の抹消に影響することあたり。あと、地味に影響がありそうなのは、アカウントの作成機能と対で必須になる削除機能でしょうか。 https://developer.apple.com/app-store/review/guidelines/ 新規項目 1.2.1 Creator Conten
HTTPSで通信を開始する際に、事前に知っていると有用な情報が幾つかあります。 サーバがHTTP/3に対応しているか(Alt-Svc情報) TLS Encrypted Client Hello で必要な情報 サーバがHSTSを要求してくるか このような情報を提供する新しいDNSレコードを定義する仕様が提案されています。提案仕様「Service binding and parameter specification via the DNS (DNS SVCB and HTTPS RRs)」では、サービスに関する情報を通知する一般形式であるSVCBレコードと、HTTPS用であるHTTPSレコードを定義しています。 もともとはHTTPSSVCレコードという名称でしたが、最近改称されHTTPSレコードになりました。 また、このHTTPSレコードを用いることでANAMEレコードが解決しようとしていた
3~4年前はモブプロにめちゃくちゃ苦手意識があったんだけど、最近はなぜか(?)モブプロを推進していく旗振りをしている。モブプロの取り組み自体については今度会社のTech Blogに書く予定だけど、このエントリでは自分の心境の変化にフォーカスを当てる。人間、数年すると割と変わるもんだなぁと思って面白かったので、記録に残しておく。 モブプロが苦手だった頃 なぜモブプロしようとなったか 今はどうモブプロしているか 所感 モブプロが苦手だった頃 前職の開発チームにいた頃(3年前くらい)で、状況はこんな感じ。 7~8人くらいの規模の開発チーム 京都と東京でそれぞれメンバーは分かれているが、まだ物理出社している時期だったので、大きなディスプレイに写された自分の画面をみんなが見るスタイル 時間は60~90分くらいだったかな タイピストはガンガン交代するスタイルではなく、1回を1~2人のタイピストで回して
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