スポーツ庁は17日、中学校や高校の運動部活動に関し、今年度実施した実態調査結果の速報値を公表した。 複数回答で5割超の公立中の顧問教員が授業など校務多忙による悩みと、心身の疲労などを感じていると回答したことが分かった。同庁は調査結果を踏まえ、年度内に適切な練習時間や休養日に関するガイドラインを策定する。 調査は今年7月、全国の公立、私立の中学456校、高校389校を抽出して実施。校長や教員、生徒や保護者らを対象に、活動実態についてアンケートした。 それによると、公立中学の顧問教員の平日1日当たりの指導時間は、2~3時間が39.6%、1~2時間が35.9%。3~4時間との回答も14.6%だった。 部活の悩みを複数回答で尋ねたところ、「校務が忙しくて思うように指導できない」が54.7%、「心身の疲労・休息不足」が51.8%、「校務と部活動の両立に限界を感じる」が47.9%などだった。
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