ことし9月の中部電力の電気料金と東邦ガスのガス料金は、LNG=液化天然ガスなどの燃料の輸入価格が上昇していることから、いずれも13か月連続で値上げされることになりました。 中部電力の発表によりますと、ことし9月分の電気料金は、使用量が平均的な家庭で9111円で、前の月と比べて364円の値上げとなります。 これは、火力発電の燃料となるLNGや石炭などの輸入価格が上昇傾向にあることが要因で、値上がりは去年9月以降、13か月連続です。 ロシアによるウクライナ侵攻などを背景に火力発電の燃料価格の高騰が続くなか、中部電力は家庭向けの一部のプランで「燃料費」の上昇分を電気料金に転嫁できる上限をことし12月分から廃止することにしていて、今後も電気料金の値上げが続く可能性があります。 また、東邦ガスのことし9月分のガス料金は、平均的な家庭の場合7361円で、前の月と比べて138円の値上げとなります。 都市