フォードCEO年俸1ドルに 専用ジェット5機売却2008年12月3日1時3分印刷ソーシャルブックマーク 【ニューヨーク=丸石伸一】米自動車大手フォード・モーターは2日、人件費の削減や次世代車への大規模投資を柱とする経営再建計画を米議会に提出し、緊急融資枠の中から最大90億ドル(約8400億円)のつなぎ融資を要請した。批判が強かった専用ジェット機の保有や役員への高額報酬を見直す方針も打ち出したが、新たな人員削減は明示せず、米政府による資金支援に対する議会の支持を取り付けることができるかどうかは不透明だ。 ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーも同日中に再建計画を公表する見通しだ。政府に総額250億ドル(約2兆3千億円)の緊急融資を求めている米大手3社「ビッグ3」の計画が出そろい、議会は今週、各社の最高経営責任者(CEO)を公聴会に呼んで改めて説明を求める予定。議員の賛同が得られれば、来週