これが反原発の立場なのか、原発推進の立場なのか、ぼくは分からないし、気にもしていない。でも、これがいちばん正しいことだと思うということを書いてみる。 まだ福島原発事故の後処理は当分続きそうだが、今後原発をどうするのかという議論(というより議論の不在)はいまだに続いている。でもそのほとんどは、中身を考えないお題目だけの原発反対か、単なる現状維持の原発賛成のみ。 ぼくは「原発反対」という人々が何に反対しているのか、よく分からない。ぼくは耐用年数のすぎたポンコツをだましだまし使い続けるのには反対だ。そしてそんな基本的な工学原則も徹底できない、今の愚かな関係者たち(いわゆる原子力村)にも反対だ(そしてたぶん後者のほうが大問題だ。これは老害の一種だから)。 でも、核分裂を使うエネルギー源がすべてダメとは思わない。福島の原子炉なんかよりはるかに安全性の高い原子炉はある。外部電源が切れても、冷却水が
8月8日、財政危機に陥っているギリシャで自転車ビジネスが急増している。アテネの自転車店で撮影(2012年 ロイター/Yorgos Karahalis) [アテネ 8日 ロイター] 財政危機に陥っているギリシャでは多くの事業が廃業に追い込まれ、5人に1人が失業するなど経済状況が深刻化しているが、こうしたニュースも自転車メーカーのゴールゴス・ボギアツィスさんにとって、それほど悪い内容でもない。 ギリシャでは高額な道路税、燃料コスト、車両の修理費を背景に、多くの国民が車に乗るのを諦め、交通手段を自転車に代えつつある。政府の統計によると、過去2年間で同国の自動車台数は大幅に減少。その一方で、2011年に販売された自転車は前年比約25%増の20万台以上となった。 首都アテネでは、自転車や部品を取り扱う店舗が急速に増えており、土産物店が並ぶ観光地区でもそうした店舗を見つけることができる。 自転車のデザ
ロンドン五輪の獲得メダル数に注目が集まっている。金メダルだけ狙って参加競技を絞り込んでいる国もあるが、日本は全26競技のうち24競技に計293選手を送り込んでいる。確かに「金」は少ないが、価値ある「銀」「銅」が目立つ。裾野が広がり、日本のスポーツ力は確実に付いている。メダルの「色」ではなく、「質」に胸を張っていい。 日本選手団の活躍の一方で、永田町の動きは見ていて情けないの一語に尽きる。小沢一郎氏が「国民の生活が第一」などという名前を付けた新党を作ったそうだが、消費税増税にも、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)にも、原発再稼働にも反対という大衆迎合、ポピュリズムの最たるもんだ。マスコミは彼らをもてはやすのではなく、「インチキだ」と書かなければいけない。 赤字国債を発行して平成24年度予算のうち約4割の財源を確保するための特例公債法案も政局の混乱のあおりで成立のめどが立っていない。法案を放
埼玉県狭山市の市立入間川中学校で、プールに投入されているのが見つかった300~400匹の金魚について、同市などの中学3年の女子生徒4人が金魚を放したと説明していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、4人は7日午後、保護者と狭山署を訪れ「金魚をもらったが、多すぎて飼えず、プールに放した」と話した。週末に市内であった祭りで金魚すくいの売れ残りなどを入手、うち3人がプールに放したと説明したという。 狭山署は、建造物侵入と器物損壊の疑いで裏付けを進め、容疑が固まり次第、書類送検する方針。水泳部員らが6日、プールで金魚を発見。周囲の有刺鉄線2カ所が切断されているのが見つかった。金魚は回収され、生徒や住民が引き取った。
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中 エコカー大戦争! 「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。 バックナンバー一覧 ジョン・トラボルタ? 「乗って!ミラージュ!!」 ノリは、バブル期。いや、原型は70年代後半の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の、ジョン・トラボルタの雰囲気だ。 2012年8月1日、東京有楽町駅
東京証券取引所は2012年8月7日夜、全派生商品(デリバティブ)銘柄の取引が一時できなくなったトラブル(関連記事1、関連記事2)について会見を開いた。トラブル発生の原因がネットワーク機器であることを明かし、東証の宇治浩明 IT開発部トレーディングシステム部長は「大変なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げる」と陳謝した。 原因はデリバティブ取引システム「Tdex+システム」と、構内ネットワーク「arrownet」の間に設置しているアラクサラネットワークス製レイヤー3(L3)スイッチ。L3スイッチは二重化していたが、「本番系から待機系への自動切り替えに失敗した」(宇治部長)という。 午前9時18分、該当のL3スイッチに障害が発生。東証は同9時22分に売買を停止した。応急策として、同10時17分に手動による待機系への切り替えを実施し、10時55分に取引を再開した。後場は正常に取引を終えた。 8
ニコニコ動画のニコニコインフォで、ある奇妙なメッセージが公開されました。「ひとりだとさみしいから こんどはいっしょにあそんで ください」「はやくきてください はやくはや く はやく」などと不気味な文章が並んでおり、最後には「あなたに しょうたいじょうおくり ま す」と書かれています。招待状の通りにすると、そこには身の毛もよだつようなニコニコ動画のホラーバージョンが……。 ▽ ニコニコTOPにあなた宛てのお便りが届いたようです‐ニコニコインフォ メッセージは、8月8日(水)に「ニコニコTOPにあなた宛てのお便りが届いたようです」とのタイトルで掲載されました。冒頭は「こんにちは。いつも来てくれてありがとう」と違和感のないあいさつで始まっていますが、徐々に「いつもみてます。いつもあなたとみてます」「やくそく ぜったい あなた ずっと いっしょ」などと恐怖を感じる文章に変わっていきます。招待状にた
わたしは知っている。わたしがこの高校でいちばん美しい、いちばん綺麗な女の子だということを――。筒井康隆×いとうのいぢ 文学界の巨人・筒井康隆の最新作は本気のライトノベル!文学史上の一大事件を読撃せよ。 ながらくお待たせした。 この「ビアンカ・オーバースタディ」は最初「ファウスト」用に三分の一を渡してから二年も経ってからやっと出た。これは編集者の太田が悪い。 さらに次の三分の一を渡してから『ファウスト」が出るまでに二年かかった。太田が悪い。 最後の部分を渡してから、これはいとうのいぢの絵を待つために一年足らずの時間が経った。太田が悪い。 この本にはふたつの読みかたがある。通常のラノベとして読むエンタメの読みかた、そしてメタラノベとして読む文学的読みかたである。どちらでもお好みの読みかたで読んでもらってもよいが、できれば両方の読みかたで読んでいただければありがたい。太田が悪い。 別にエラソーに
PlayStation製品やスマートフォン、タブレット、PCなど、さまざまな機器とつなげるネットワークレコーダー&メディアストレージ ネットワークにつなげることで、家の中でも、外でも、テレビ番組の視聴・録画や保存したコンテンツが楽しめる 1TB ハードディスク内蔵で最大約232時間の番組録画が可能 サクサク動く「torne(トルネ)」アプリケーションで快適操作 「nasne(ナスネ)」は、同じネットワークに接続したさまざまな機器で、地上デジタルとBS/110度CSデジタル放送を録画・再生することができます。 家の中では、PS4で。家の外からはスマートフォンで、と、いつでもどこでもあなたが観たいとき、観たいところで、テレビが楽しめます。もちろん、外出先からの番組録画予約も可能。さぁ、一歩先行くテレビ生活はじめませんか?
警察庁は9日、元オウム真理教信者の高橋克也(54)、菊地直子(40)両被告の逮捕に結びついた情報提供者3人に計1600万円の懸賞金「捜査特別報奨金」を支払うと発表した。両被告には警視庁OB団体も1人当たり200万円の私的な懸賞金をかけており、同日、同様に支払うことを決めた。3人への懸賞金は総額で2000万円になる。 両被告には10年に1人当たり300万円の捜査特別報奨金がかけられ、昨年暮れに平田信被告(47)が出頭した後の今年2月、1人当たり800万円に引き上げられた。 このうち高橋被告については2人が支払い対象。OB団体の懸賞金を合わせた計1000万円を貢献度に応じて分割する。菊地被告については支払い対象は1人で、計1000万円が支払われる。3人の氏名などは「情報提供者の保護と制度の円滑な運用の観点から公表しない」としている。【村上尊一】
【モスクワ田中洋之】08年8月のロシアとグルジアの軍事衝突をめぐり、ロシア軍のバルエフスキー前参謀総長が「軍最高司令官のグルジアへの派兵命令が遅かった」と当時のメドベージェフ大統領(現首相)を批判し、波紋を広げている。 バルエフスキー氏は開戦4周年に合わせて製作され、インターネット上で公開されたドキュメンタリーに出演。ロシア軍はグルジアによる南オセチア攻撃を受けて軍事介入したが、派兵決定が遅れたため民間人らの犠牲が増えたと指摘した。 また、派兵を最終的に決定したのは、当時のメドベージェフ大統領でなく、北京五輪の開会式出席のため中国を訪問していたプーチン首相(現大統領)だったとの見方も示した。 これに対して、メドベージェフ首相は8日、訪問先の南オセチアで「派兵は必要なタイミングで決めた」と反論した。プーチン氏と相談したが、派兵はあくまでも自分の決定だったと強調した。 バルエフスキー氏はグルジ
同級生からたばこの火を押しつけられるなどのいじめを受けたとして、仙台市内の私立高2年の男子生徒(16)が宮城県警に傷害容疑などで被害届を提出した問題で、同校は9日、「生徒はいじめを受けていた」と認めた。一方、火を23カ所押しつけられた「根性焼き」については「生徒が自分でやった」として「いじめには当たらない」と説明した。 同校によると、被害生徒が同級生3人から殴られるなど複数回の暴行を受けていたことが判明、「いじめに当たる」として、3人を今月3日付で自宅謹慎処分にしたという。 一方、同校は根性焼きについて「(別の)同級生に依頼して自ら行った」と判断。火を押しつけた同級生については「依頼されたとしても傷害罪に当たる」として7月31日に自主退学させた。被害生徒の母親(42)は「火を自分から押しつけることは考えられない」としている。【竹田直人】
野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁が8日夜、「近いうち」の衆院解散・総選挙の実施で合意した党首会談で、2人だけで約30分間会談したのは、自民党が仕掛け公明党が協力したものだったことが9日、関係者の話で分かった。 首相と谷垣氏の会談は国会内で約40分間行われ冒頭は民主党の樽床伸二幹事長代行と自民党の石原伸晃幹事長が同席。石原氏は開始から約8分たったところで「樽床さん、出ましょう」と声を掛け、「えっ」と戸惑う樽床氏を連れ出し、「密室の30分」を作り出した。 谷垣氏は党首会談を受ける際、2人だけの会談を希望したが、早期解散に否定的な民主党執行部から「お目付け役」の樽床氏が同席することになったため、石原氏が谷垣氏と示し合わせた。公明党の山口那津男代表も2人の会談後に加わることにして協力した。 首相と谷垣氏が解散時期を巡り「密約」を交わしたか否かは不明だが、自民党幹部は「2人きりにすれば、発言は表に
日本政府は9日、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が10日に島根県の竹島(韓国名・独島)を訪問するとの情報をつかみ、外交ルートを通じて訪問を中止するよう韓国政府に求めた。複数の政府関係者が明らかにした。これまで韓国の首相や国会議員が竹島を訪問したことはあるが、日本との間で竹島問題が浮上して以降、現職大統領の訪問は初めて。従軍慰安婦問題などを巡り冷え込んでいる日韓関係は一層の悪化が懸念される。 竹島は日韓両国が領有権を主張しているが、韓国が実効支配している。韓国政府は近年、閣僚が訪問するなど実効支配を強化している。 李大統領の訪問計画には、韓国による竹島の実効支配を誇示すると共に、日本の植民地支配からの解放を祝う15日の「光復節」を前に大統領としてのリーダーシップを国民にアピールする狙いがあるとみられる。 日本政府内では「中止させたいが、避けられないのではないか」(政府関係者)との見方が強
Thomson Reuters社の刊行している“ScienceWatch Newsletter”の2012年7月号に、“Multiauthor Papers: Onward and Upward”と題して、共著論文の増加傾向について紹介した記事が掲載されています。 例えば、図1は、同社の採録対象となっている論文において、著者が50人、100人、200人、500人、1000人以上のものの件数をグラフ化したものです。1998年から2003年ごろまではいずれも横ばいですが、その後増加傾向に転じ、特に50人以上の論文は近年顕著に増加していることが読み取れます。(2006年頃に一時的に減少したため、2007年に公表した同種の記事では傾向がはっきりしないと分析されていたようです。) こういった増加傾向の裏には、国際的に展開される高エネルギー物理学研究等があると分析されています。また、米国インディアナ大
「軽過失だが比較的重度の過失」とは? 法律家が読み解く、ファーストサーバ事件報告書:元コンサル弁護士のIT業界・事件簿(2)(1/2 ページ) IT専門の法律家が、ファーストサーバ事件報告書を解説する 前回の記事で、6月20日に発生したファーストサーバが運営するサービスで大規模な障害を取り上げ、「契約形態」「約款」という法律の側面から解説しました。 「損害賠償はどうなる? 法律家が読み解くファーストサーバ事件」 すでにファーストサーバは利用者に対して、「支払済みの利用額」を上限として、7月中旬から賠償手続きを進めているようです。また、同社が設置した「第三者調査委員会」が事故原因などの調査を行い、その報告書調査報告書(要約版)を7月31日に公表しました。 報告書調査報告書(PDF) 概要まとめ:マニュアル無視、不十分なバックアップ??ファーストサーバが最終報告書 この報告書は、以下の3つの諮
筒井康隆さんの小説『ビアンカ・オーバースタディ』が、星海社FICTIONSから8月16日(木)に発売されます。いとうのいぢさんがイラストを担当した“ライトノベル”です。作品の特設ページでは現在、第1章とあとがき、担当編集者である太田克史さんのコメントが公開されています。 ▽ ビアンカ・オーバースタディ | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント ▽ 筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』第一章 哀しみのスペルマ Illustration/いとうのいぢ | 最前線 『ビアンカ・オーバースタディ』は、『時をかける少女』『日本以外全部沈没』などで知られるSF作家・筒井康隆さんの“ライトノベル”です。講談社の小説雑誌『ファウスト 2008 SUMMER Vol.7』と『ファウスト 2011 SUMMER Vol.8』に、2回に分けて掲載されました。単行本化にあたり、最終回が書
大阪市は9日、固定資産税の資産調査から勤務先に戻る途中、喫茶店に立ち寄った職員4人を、職務専念義務違反として減給1か月などの懲戒処分(7月31日付)にしたと発表した。 市では過去に、職場を数時間離れた職員の処分はあったが、今回は1回あたり約10分といい、市は「サボっていると受け取られかねない。不祥事根絶に向け、厳正に対処した」としている。 28~38歳の男女各2人で、京橋市税事務所(都島区)で土地・建物の調査を担当している。「喫茶店で職員を見た」との匿名通報に基づいて市が聞き取りしたところ、昨年秋~12月に勤務中に喫茶店に立ち寄ったことを認めた。処分は、3回入った男性職員が減給1か月、1~2回の男性職員1人と女性職員2人が戒告。
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