米Microsoftは,オープンソース団体Apache Software Foundation(ASF)に資金援助を実施し,同団体のプレミアム・スポンサーになった。年額10万ドルの寄付が必要なASFのプレミアム・スポンサーは,現在のところ同社と,米Google,米Yahoo!の3社。 MicrosoftはWebサーバー「Apache」開発元のASFに資金を提供するが,同社製Webサーバー「Internet Information Services(IIS)」などの推進は継続させる。例えば,PHPアプリケーションとIISの互換性試験を実施し,無改造で動くものが100種類以上あることを確認したという。さらに,PHP用データ・アクセス層「ADOdb」向けのパッチを提供し,「SQL Server」のPHP対応を強化した。今後もPHP関連プロジェクトに対するコード寄贈などで協力していく。 また,同社
米Hewlett-Packard(HP)は米国時間2008年7月16日,コンテナ収容型データセンター・システム「HP Performance Optimized Data Center(HP POD)」を発表した。面積が4000平方フィート(約372平方メートル)強あるデータセンターの機能を,40フィート輸送用コンテナ1台で提供できるという。 1台のコンテナに,最大で3500ノード以上の演算ノードと1万2000台の3.5インチ型ハード・ディスク装置を格納する。ネットワーク・インフラ,電源,冷却装置など,データセンター運用に必要な機器も搭載する。 顧客の求める仕様に合わせてシステムを構築し,必要に応じて増強/拡張が可能。同社の製品のほか,他社製システムも利用できる。PODの導入や運用に関する各種サービスも用意する。 データセンター市場ではコンテナ収容型システムを提供する事例が増えており,既に
日本IBMは5月27日、みずほ証券にCellプロセサ搭載のブレード・サーバーを納入したと発表した。複雑な金融商品の開発・運用を高速に処理するHPC(高性能コンピュータ)用途で導入しており、世界の金融機関で初めての採用となる。みずほ証券によると、「技術面から実業務に導入するメドが立ったため公表した。運用開始の時期は検討中」という。 採用したのは、マルチコアのプロセサ・モジュール「Cell Broadband Engine」(Cell/B.E)を搭載したブレード「BladeCenter QS21」。BladeCenter QS21は3.2GHz動作のCell/B.Eを2個搭載しており、最大ピーク時性能が460ギガFLOPS。導入の規模や投資額は明らかにしていない。 Cellのアプリケーション開発環境は他のプラットフォームに比べると一般的ではないが、用途によっては高速化が図れる。アプリケーション
落ちないシステムなどない----。ITプロフェッショナルにとっては当たり前だ。冗長化していても「RAIDのコントローラそのものが故障してデータ復旧に2日徹夜した」などと目も当てられない話も聞こえてくる。要件のあやふやさやテスト不足によるバグも無くなりはしない。だが,ITプロフェッショナルはこの本音を“タブー”としてひた隠しにしている。 あるユーザー企業で基幹システムを担当する情報システム部長は口にする。「利用部門は100%の稼働率を前提にしている。だが現実としてコストも限られている。100%の稼働率を保証するのは無理で,落ちないシステムなどない」。部長は続ける。「稼働率では利用部門と話せない。落ちるのは確率の問題で,例えば『今後3年の間のどこかで5時間ダウンするかもしれませんし,しないかもしれません』と利用部門に説明したところで『困る。どうにかしてくれ』の一言が返ってくるだけ。我々は100
データベース管理ソリューションを提供する米Applimationは米国時間2008年3月17日,企業のデータベースに関する調査結果を発表した。それによると,企業が生成するプライマリ・データベースは今後4年にわたって年平均25%の割合で増加し,2012年には3万ペタバイトを超えると予測する。一方,企業のデータベースの半分は活用されていない状態であることもわかった。 95%の企業が機密事項に関する情報をプライマリ・データベースに保存し,アーカイブ期間は平均4~10年間である。しかし半数近い企業はそのままバックアップをテープ保存しているのみで,63%の企業は政府や業界の定める法規に従った情報保管記録を整備していなかった。 Applimationの委託で調査を実施した米ESGは,「企業は膨張し続けるデータベースに対し,重要なデータの管理ができなくなりつつある。今後,アプリケーションの実行,データの
平素は当サイト「NEC得選街」並びに弊社製品をご利用、ご愛顧頂き誠にありがとうございます。 2024年2月19日(月)15時より、新サイトへの移転作業のため、従来サイトでのサービスを停止させていただきました。 新サイトURLは下記の通りですので、引き続きご利用のほど宜しくお願い致します。 なお、新サイトのご利用にあたりましては、新規メンバー登録が必要となります。 お手数ですが、新サイトからお手続きをよろしくお願い申し上げます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く