『起業で成功する人、失敗する人』(金原隆之 著、フォレスト出版)の著者は、これまでに1000件以上の企業相談を受け、400件以上の企業サポートを行なってきたという起業コンサルタント。 「起業後2年間の生存率は20%を下回る」という話はよく聞きますが、そんななかにあって、著者の支援を受けたクライアントは2年後の生存率80%を継続しているのだそうです。 にわかには信じがたいような話ですが、なぜ、そんなことが可能になったのでしょうか? そのポイントは、「起業についての考え方」にあるようです。 つまり起業をゴールにするのではなく、起業前から起業後2年までをサポートするコンサルティングにシフトしたからこそ、そのような実績を打ち立てることができたということなのです。 加えて著者は、「起業を成功させるためには、“起業するまでの準備期間”“起業から2年間の生存競争”“起業後5年間の事業継続”という3つのフ