RSA暗号とは c ≡ m^e (mod n) で暗号化し、m ≡ c^d (mod n) で複合する暗号。 e と n が公開鍵で d が秘密鍵。n はとても大きく近くない素数 p,q の積で、 これを公開しても p * q に素因数分解できないのがこの暗号の前提になっている。 768bit(10進数で232桁)では既に解読されているので、少なくとも1024bit以上にする。 eはEuler totient function(1~nまでの整数でnと互いに素なものの個数 φ(n)=(p-1)(q-1))未満で互いに素な正の整数で、小さすぎても大きすぎても良くない。2^16 + 1 = 65537 がよく使われる。 d は ed ≡ 1 (mod φ(n)) を満たす値にする。 例 例として (p,q) = (193,709) とすると各変数は次のようになる。 n = p * q = 136