オンデバイスで「人間」を検出するiOSでは古くはCore ImageのCIDetectorで顔の検出ができたし、最近ではVisionでディープラーニングベースの顔検出もできる。 しかし顔検出は、顔しか検出できない。画像内における顔領域の大きさが小さかったり、顔が横や後ろを向いているときには画像内に人間がいることを検出できない。 そういう場合、YOLOのCore MLモデル(公式でも配布されている)を利用して、personクラスを検出する方法があった。 YOLO で person を検出する際の問題まず、YOLOによる一般物体検出(Object Detection)はiOSにビルトインされているモデルではないので、Core MLモデルをアプリに同梱する必要がある(※)。 この場合、一番小さい YOLOv3Int8LUT.mlmodel を利用しても62.2MBもある。 YOLOv3-Tiny
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