概要 サーバたるもの、仮想マシンであろうがコンテナであろうが、冗長性を兼ね備えていなければなりません。 そこで、Dockerを利用したサービス用サーバについても、別筐体間で冗長化・負荷分散を試みました。 Dockerのネイティブな機構でも、High Availability(以下、HA)が(ある|サポートされる)のかも知れませんが、今回はコンテナのホストサーバ間で技術的にも枯れたKeepalived + LVSを用いて、コンテナへのアクセスを冗長化・負荷分散する構成を取りました。 構成の概要は以下の図の通りとなります。 コンテナ・ホストのInbondインタフェイスと、DockerコンテナであるWebサーバweb-01. web-02のゲートウェイとして、VRRP(Keepalived)によるVIPを設定しました。 図中で左のCentOS7がMasterで、Inbondインタフェイスもしくは