Jupyterは、オープンソースで開発が進められているプロジェクト(Project Jupyter)です。Pythonなどのプログラミング言語で記述された実行可能なコードと、Markdownで記述されたコードに関連ドキュメントを、「ノートブック」と呼ばれる単一のファイルにまとめることが可能な環境の構築を目指しています。 このプロジェクトの代表的な成果物が、コードとドキュメントをひとまとめに扱えるノートブックをWebブラウザ上で実現するWebアプリ「Jupyter Notebook」や「JupyterLab」です。Visual Studio Code(以下、VS Code)にPython拡張機能とJupyter拡張機能をインストールすることで、このノートブック環境をVS Code内で実現できます。今回はその基本を見ていくことにしましょう。 必要なもの 以前のバージョンのVS CodeではPy
Jupyter Notebookでmatplotlibを使用する場合には、インポートする前に %matplotlib inline と記述しますよね?では… なぜinlineと入力しているのでしょうか? 入力し忘れても動くことがあるのはなぜでしょうか? %matplotlib notebookというコマンドもあるのをご存じでしょうか? この記事では、matplotlib inlineの謎について解説していきたいと思います! Jupyte Notebookのmatplotlibの読み込み|%matplotlib inline %matplotlib inlineを指定したときの挙動 グラフがアウトプット行に出力される plt.show()を省略してもグラフが出力される plt.show()でアウトプット行に2つのグラフ表示 %matplotlib inlineの意味はバックエンドの指定 バッ
[小ネタ] VS Code Python拡張機能 × Anaconda Navigator でお手軽にJupyter Notebookが使える環境を手に入れる!(クロスプラットフォーム対応) #VSCodejp #VSCode #拡張機能 #Jupyter #Python こんにちは、Mr.Moです。 Python拡張機能にはVS Code上でJupyter Notebookを使う機能が搭載されていますが拡張機能を入れただけでは動かすことができません、必要な環境を整える必要があるんですね。環境構築というのも意外と難易度が高い側面があるので今回はAnaconda Navigatorを使って簡単に環境を整えていきたいと思います。 ちなみに、VS Code Python拡張機能での Jupyter Notebookの詳細な使い方については以前まとめたものがありますので下記の記事を参考にしていただ
[VS Code Insiders] MicrosoftからJupyter 拡張機能が提供されたのでさっそく触ってみた #VSCodejp #VSCode #拡張機能 #Jupyter #Python こんにちは、Mr.Moです。 MicrosoftからJupyter 拡張機能が登場しましたね!今のところ Visual Studio Code Insiders のみでの提供のようですが今後に大変期待が持てる拡張機能なのでさっそく記念に使ってみたいと思います。 Jupyter 拡張機能とは 今日の Jupyter Notebooks でサポートされている言語カーネルの基本的なノートブックのサポートを提供する Visual Studio Code 拡張機能です。多くの言語カーネルは変更なしで動作します。高度な機能を有効にするには、VS Code 言語拡張で修正が必要な場合があります。 http
こんにちは、Mr.Moです。 下記の記事を見てVS CodeのPython拡張でJupyter Notebookが使えることを知り便利そうだなーとしばらく直感的に使っていましたが、そろそろちゃんと使いこなしたいので用意されているデータサイエンスチュートリアルを参考にしならが使い方をマスターしていきたいと思います! Visual Studio CodeでJupyter Notebookを動かしてみた データサイエンスチュートリアルとは VS Codeの公式ページあるチュートリアルです。March 2020 (version 1.44)のアップデートで公開されたようですね。 https://code.visualstudio.com/docs/python/data-science-tutorial チュートリアルを参考にしながら使い方を確認していく さっそくチュートリアルを進めていきます。あ
【主要なアップデート】 (2020.03.02)Colabノートブックへのリンク追加 こんにちは、Choimirai School のサンミンです。 0 はじめに機械学習のテキストブックとして日本語にも訳されて多くの方に読まれているのが、Christopher Bishopさんの、PRML(Pattern Recognition and Machine Learning、2006年)です。 今回の note では PRMLのPDF版を無料でダウンロードする方法と練習問題を試せる Jupyter Notebook を紹介させていただきます。 "Pattern Recognition and Machine Learning" by @ChrisBishopMSFT is now available as a free download. Download your copy today f
機械学習ではよく使われるJupyter Notebookですが、これを使ってプロダクションで動くコードを書くのは非常に難しいなと思い、皆どのように使っているのかを知りたくてアンケートをとってみました。 結果としては、多少拮抗しているのですが、EDAから予測までJupyter派が多かったようです。ついで、学習のプロトタイプまで、EDAだけ派と続いています。 この質問で失敗したなと思ったのは、「MLの開発」と書いたものの、研究・実験用途で使っている人とプロダクションまで持っていく用途で使っている人が混ざってしまったであろうという気がしています。 ただ、1000票以上集まったので面白い結果となったのではないでしょうか。 その他の回答としては、Emacs派や全部.py派、全部C++派などがいることがわかりました。
どうも、DA事業本部の大澤です。 Visual Studio CodeのPython拡張機能のJupyter Notebook用エディタを触ってみました。Jupyter Notebookと似たインターフェイスでスクリプトが実行でき、エディタのインテリセンスのサポートも受けられて便利そうだったので、今回はその内容をご紹介します。 Working with Jupyter Notebooks in Visual Studio Code やってみる Python拡張機能を有効にする Jupyter Notebookをネイティブサポートするエディタを利用するにはPython拡張機能を有効化する必要があります。有効化してなければマーケットプレイスから検索し、有効化しましょう。 Python - Visual Studio Marketplace Python の環境を選択する コマンドパレットからP
こんにちは、GMOアドマーケティングのS.Rです。 皆さん Googleのクラウドサービス、GCPを使ったことがありますか ?GCPはGoogleさんから提供されている仮想マシン(VM)、BigData、機械学習などのクラウドサービスです。今回は一つの活用方法としてGCPの仮想マシンサービス、GCEでJupyterを構築する方法を皆さんに共有させていただきます。 1シナリオの説明: 普段のデータ分析に関する業務の中の重要な作業に、分析結果の可視化があります。Jupyter Notebookでこの問題が解決できます。Jupyter Notebookは下記のメリットがあります。 分析データから図や表を作成しやすい。 よく使う統計学のLibraryに連携しやすい。 よく使う機械学習のLibraryに連携しやすい。 Markupやコードが一緒に含まれます。 結果をpdfでダウンロードできます。 2
一般的に Jupyter Notebook はローカルの環境にインストールして使うことが多い。 ただ、ローカルの環境は計算資源が乏しい場合もある。 そんなときは IaaS などリモートにあるサーバで Jupyter Notebook を使いたい場面が存在する。 ただ、セキュリティのことを考えると Jupyter Notebook の Web UI をインターネットに晒したくはない。 そこで、今回は SSH Port Forwarding を使って Web UI をインターネットに晒すことなく使う方法について書く。 このやり方ならリモートサーバに SSH でログインしたユーザだけが Jupyter Notebook を使えるようになる。 また、Web UI との通信も SSH 経由になるので HTTP over SSL/TLS (HTTPS) を使わなくても盗聴のリスクを下げられる。 リモー
Chainerでディープラーニング ここのところ、ディープラーニングのフレームワークはTensorFlowを使っています。以前はChainerも使っていたのですが、Chainer v2.0になり、以前画像認識とか試していたコードも動かなくなってしまい、やる気を失っていたのですよね。 そんな折、たまたまNVIDIAの機械学習のセミナを受ける機会があったのですが、GPU(Titan)積んだサーバに、Jupyterの環境が構築されていて、参加者はサーバにアクセスしてエンターキー連打していくだけでそれっぽい結果が出て、凄いやった気分になるし、絶対初心者は自分で環境出来ないからNVIDIAの環境にお金払うことになるしで、とてもよく設計されたセミナでした。 と書くと凄い悪徳セミナのようですが、Jupyterを使って、説明を読んでから、実際にコードを実行してその結果を確認していくというハンズオン形式は、
PythonユーザのためのJupyter[実践]入門posted with カエレバ池内 孝啓,片柳 薫子,岩尾 エマ はるか,@driller 技術評論社 2017-09-09 Amazonで検索楽天市場で検索Yahooショッピングで検索 目次 目次 はじめに 1. 環境の独立性を保つために各プロジェクト毎にvirtualenvを使う 2. Python3を使う 3. requirements.txtを保存しておく 4. すべてのimport文とパスの設定は初めのセルに入れる 5. はじめはコードは汚くても良い 6. グローバル名前空間を汚さないために、セルの中の処理は関数とする 7. 長い計算時間の結果をキャッシュするためにJoblibを使う 8. セルの独立性をできるだけ保つ 9. 変数名は短くても良い 10. ユーティリティ関数にはアサーションを使ってテストを書く 参考資料 MyE
こんにちは、AI Lab の馬場です。 このブログは CyberAgent Developers Advent Calendar 2016 の11日目の記事です。 昨日は sitotkfm さんの「ログを集める時に気をつけたいポイント」という記事でした。 この記事では、僕が仕事でデータ分析をやっていく上で大変お世話になっている Jupyter Notebook の Tips をまとめてみます。Jupyter Notebook では便利な機能がたくさんあるので、ちゃんと使うと無駄作業の削減になります。僕もこれまで分析途中で「あーこれができたらなあ」と検索しては時間をつぶしてきたので、ここでまとめて記憶にとどめておきたいと思います。 図表・可視化系 notebook 内に図を表示したい 単純に jupyter notebook を起動して、pyplot などでグラフを描画しようとしても、図は
ここから特定の行(列)だけを抜き出してグラフにします。それで簡単な説明はあとでするとして、忘れないようにコードを書いておくことにします。 %matplotlib inline import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt import pandas as pd import os df = pd.read_csv("/Users/yourname/Desktop/book.csv", encoding="UTF-8") plt.figure(figsize=(8, 6.5)) plt.rcParams["font.size"] = 22 plt.rcParams["xtick.labelsize"] = 12 plt.rcParams["ytick.labelsize"] = 15 plt.rcParams["legend.fonts
こんにちは、データ分析部でバイトをしている子田(id:woody_kawagoe)です。 ニュースパスのログを集計して分析するといった業務を行っています。Gunosyで分析に利用しているツールとしては主にJupyter, Pandas, matplotlibがあります。 この組み合わせは非常に相性が良く、研究でも役立つと思います。 そこで今回のブログではデータ分析に役立つtipsや学んだことをまとめます。 Jupyter Pandas matplotlab データ分析の基本的な流れ 参考資料 Jupyter jupyter.org ブラウザ上で利用できる開発環境です。 対話型で、作成したスクリプトと出力結果の対応関係が非常に見やすいです。 スクリプトでprint文をかかなくても最終行に変数おけば表示してくれます。 またgithub上にJupyterで作成できるipynbファイルを置くと他の
はじめに ポチポチKeras動かすのにどのような環境がいいのか考えてみました Keras + Docker + Jupyter Notebook + GPUの環境構築作業ログを紹介します Keras GitHub - fchollet/keras: Deep Learning library for Python. Convnets, recurrent neural networks, and more. Runs on Theano or TensorFlow. わかりやすいインターフェースがかなり好き Docker TensorFlowで学ぶディープラーニング入門~畳み込みニューラルネットワーク徹底解説 を参考にしました この本ではDockerを使用してます 当初はvirtualenv使用して環境作る予定だったので、勉強になりました 環境の移植性いいね GPU使用できるのいいね Ju
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く