巨大なSQLの出力が意図と違っていたり違っているかもしれないとき、どこから確認しようか頭を抱えてしまうことってありますよね。せめて多段階で作られているたくさんのCTE (WITH句)、これらが一つずつどんな表を出力しているのか簡単にのぞけたら手がかりもあるのだけれど⋯ 今回はそれをわりと現実的な手間でできるようにする小技です。エムスリーエンジニアリングループUnit1(製薬プロモーション)/Unit9(治験臨床研究支援)エンジニアの三浦[記事一覧 ]です。 魔法の一行 デバッグを実現する一行 We are hiring 魔法の一行 SQLの最後に -- */ という無意味なコメント行を付けておいてください。ひと目見て分かる通り、まったく無意味です。ところがこれがあるだけで、デバッグのときにこんなことができるようになります―― デバッグを実現する一行 次のようなCTEの大行列があるとします