1. 初めに この間作ったメディアからハードディスクへ画像ファイルを移動するスクリプトは 残念ながら家族に不評でした。 家族曰く: 「なんでファイルを移動させるだけなのに薄気味悪い黒い窓が開くの?」 薄気味悪い黒い窓とは DOS プロンプトのことです。これだから素人は困ると思いつつ、gui version を 書いてみました。 Python には Tkinter, PyQt, PyGTK, wxPython などの gui toolkit があります。 いろいろと物色した結果次のことが分かりました。 これらの toolkit のマニュアル、チュートリアルは極めて不備である。 wxPython はデモスクリプトがあるだけまだましである。 wxPython はいろいろな widget が揃っている。 wxPython は最近人気があるようである。(その結果として web resources が
まず前回のシンプルなコードをwx_utils.pyを利用するよう変更。 # encoding: utf-8 import wx import wx_utils from wx_utils import XRC class MainFrame(wx.Frame): def __init__(self,parent=None): pre=wx.PreFrame() XRC().LoadOnFrame(pre,parent,'MainFrame') self.PostCreate(pre) def main(): app = wx.App() # アプリケーションのインスタンス作成 wx_utils.XrcInit("resource/resource.xrc") # リソースの初期化 frame = MainFrame() # メインフレーム作成 app.SetTopWindow(frame)
wx.Timerを使ってカウントアップタイマーを表示し、カウントアップに応じてグラフィックの棒グラフを描画してみる。どこかに埋もれて無くなってしまう前にメモしておく。 参考にしたリンク wx.Timer – wxPython v2.8.9.1 document wx.BufferedDC – wxPython v2.8.9.1 document ウィンドウに、1から999までのカウントアップ値を表示させ、カウントの値に応じて1,10,100の位の棒グラフを描画する。最初はwx.ClientDCを使って描画し、次にwx.BufferedDCを使って、フリッカーノイズを対策してみる。 #!/usr/bin/env python #coding:utf-8 import wx class MyWindow(wx.Frame): def __init__(self, parent=None, id
会社で Python と wxPython を使って簡単な GUI アプリケーションを作った。 案外調べながら作ると結構色々と大変だったので大まかにまとめておく。 1. Python をインストールする Python は歴史的な事情からどれを入れるのか迷う。 Google App Engine を使うなら未だに 2.5 系じゃないと駄目だし、3 系はサードパーティ製のものを組み合わせて使う場合若干時期尚早な感じもある。今回の場合は wxPython が 2.7 系までしかまだ配布されていなかったので、Python 2.7 を選択した。 自分の環境に合わせたインストーラをダウンロードして簡単にインストールできるので特に問題になるようなことはないと思う。今回は特に 64bit 版である必要がなかったので 32bit 版を Windows7 64bit 版にインストールした。 2. wxPyth
XRC wxPythonでGUIアプリを作る GUIコンポーネントとサイザー - white wheelsのメモの続き。 GUIを作るには各コンポーネントをサイザーの上に載せて設計するというのが前回の話です。 簡単なGUIならまだしも、複雑なインターフェースを作ろうとすると、コードを手打ちで作っていくスタイルではあまりにも作業量が多くなってしまいます。 GUI要素の配置に関する情報をコードのロジックから分離して、データ構造として取り出しておくことができれば非常に使いやすいと思います。実はwxPythonではGUIアプリのレイアウトの情報をXMLファイルに分離してしまうXRCという手法があります。 例えば、次のようなGUIを考えてみます。 wx.Frame wx.BoxSizerwx.TextCtr wx.Button XRCを利用しない場合のコードは下のようになります。 import wx
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