【小坪遊】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2013年9月に公表を予定している第5次評価報告書の一部が、ネット上に流出していることが分かった。IPCCは「評価や査読を妨害し、残念だ」とのコメントを発表した。報告書では、人間の活動が気候変動の原因である「可能性が極めて高い」とし、今世紀中に海面が最高82センチ上昇するなどと予測している。 欧米メディアによると、報告書を流出させたのは、気候変動論に異議を唱える懐疑派のサイト。IPCCは「報告書は最終版ではなく、内容は書き換えられる必要がある」としている。 IPCCは気候変動に関する最新の研究をまとめた報告書を5〜6年ごとに更新している。第5次報告書は13〜14年にかけて完成する予定。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介