Mozファンのみんな、こんにちは。僕の名前はサイラス。Mozのアソシエートを務めている。 今日はtitle要素について話をしたいと思っている。特に、title要素を使ってトラフィックと検索順位を向上させる方法を紹介したい。 「title要素はSEOでいまなお重要なのか」と自問する人がいるかもしれないが、もちろん重要だ。これまで僕たちは、相関関係の調査をたくさん行ってきた。こういった相関関係調査では、この数年間の低減ということに関してさまざまな調査結果が示されている。しかし、title要素に変更を加えて行った最近の実験では、検索順位が明らかに大きく上昇したというケースが数多く見られている。 title要素で忘れられがちなもう1つの側面は、検索結果ページにおけるクリックスルー率の向上だ。title要素を適切なものにすれば、トラフィックを確実に増やせる。クリックスルー率を高めてトラフィックを増や
[レベル: 中級] この記事では、先月の終わりにカナダのバンクーバーで参加した『Call To Action Conference (CTAConf) 2017』のセッションをレポートします。 セッションスピーカーは、Moz の Rand Fishkin(ランド・フィッシュキン)氏です。 フィッシュキン氏は言わずと知れた、SEO のエキスパートです。 「検索エンジン最適化」ではなく「コンバージョン率最適化」のカンファレンスでどのようなことをフィッシュキン氏は語ったのでしょうか? ユーザー行動がSEOの重要指標に Google はユーザー行動を見ている 昨日、ウィル・レイノルズ(ランドの知り合いのスピーカーの名前)は、人間(の行動)のシグナルが SEO で重要になってきたと言った。 つまり、人間に最適化しなければならない。 このカンファレンスのテーマは、CRO (Conversion Rat
ミスをするSEO担当者の事情ダラスには拠点が5つある。リスティング上のビジネス名に地域名を追加しなければ、顧客はどうやって正しい場所を見つけられるというのか? 「鍼(はり)治療」と「マッサージ」の両方をやっていることを顧客に知ってもらいたいので、リスティング名には両方を入れている 本当はビジネス名に都市名は含まれていないのだが、競合各社はGoogleマイビジネスのリスティングに都市名を入れていて、ウチより上位に表示されるのだ! →だから、Googleマイビジネスのリスティングのビジネス名にキーワードを詰め込んでしまう なぜ問題なのか簡単に言えば、Googleマイビジネスのリスティングのビジネス名フィールドに無関係のキーワードを入れるのは、Googleマイビジネスのガイドラインにあからさまに違反している。グーグルは次のように定めている。 店舗、ウェブサイト、事務用品などで継続的に使用し、顧客
[レベル: 初級] Google マイビジネスで設定されたカバー写真は、ナレッジパネルや Google マップで優先的に表示されやすくなります。 【重要】Google マイビジネスでカバー写真を設定する ビジネスリスティングに表示する写真を Google マイビジネスで追加する方法を説明しているヘルプ記事を更新したことを Google マイビジネスの Twitter 公式アカウントがアナウンスしました。 Photos are an important piece of the user experience and help represent your business on Google Search and Maps. Check out updates we've made to our Local Photos article in the Google My Business
[レベル: 中級] Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏によれば、自己参照の rel=”canonical” タグを設定しているページに noindex タグを設置しても問題はないとのことです。 noindex がきちんと処理され、検索結果から非表示になります。 rel=”canonical” は noindex ページに向けてはいけない 基本的に、noindex robots meta タグを設定したページに rel=”canonical” タグを向けるべきではありません。 rel=”canonical” は正規化のための仕組みです。 正規化には、検索結果に表示させたい代表となる URL を検索エンジンに伝える目的があります。 にもかかわらず、正規ページ、すなわち検索結果に表示させようとするページに noindex が付いているのは矛盾しています。 rel=
[レベル: 中級] 構造化データを正しくマークアップしていたとしても、検索結果にリッチスニペットが表示されないことがあります。 考えられる理由の1つに、サイトの品質の問題が挙げられます。 site: 検索ではリッチスニペットが出てくるのに通常の検索では出てこないとしたら、サイト品質に問題がある可能性が高そうです。 リッチスニペットが表示されるための3つの条件 リッチスニペットが検索に表示されるようにするためには、次の3つの条件を満たしている必要があります。 構造化データを技術的に正しく実装していること リッチスニペットのガイドラインにそっていること サイト全体の品質が高いこと 詳細は、以前に書いたこちらの記事を参照してください。 リッチスニペットが検索結果に出ないのはなぜ? ―― リッチスニペット表示に必要な3つの基準 品質問題は site: で調査 3つ目のサイトの品質に関しては、リッチ
SEOの対応状況を示すスコアは、4つのサブカテゴリーから構成される。サブカテゴリーとそれぞれのポイントは以下のとおり。特にモバイルのスコアが低い。 Technical(テクニカル): 60.9Content(コンテンツ): 85.1User Experience(ユーザー体験): 79.7Mobile(モバイル): 53.0改善点として同社は、画像サイズの調整やコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の利用、基準フォントサイズの見直し、ビューポートの設定などを挙げている。なお、米国企業のSEOスコア平均である70.0点を超えている日本企業は、289社中105社(36.3%)であった。 SiteimproveはWebサイトのパフォーマンスを100点満点で測定する指標「Digital Certainty Index」(DCI)を提唱し、その計測ツールを提供している。DCIはQuality Assu
[レベル: 上級] 301 リダイレクトと 302 リダイレクトのどちらも完全に PageRank を渡す。どちらでも好きな方を使ってかまわない。 米ダラスで開催された State of Search 2017 カンファレンスの Q&A セッションで Google の Gary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏は、このように説明しました。 301 か 302 かの推奨なし 一般的に言えば、301 リダイレクトと 302 リダイレクトの使い分けは次のようになります。 301 リダイレクト――URLを永久に変更する場合 302 リダイレクト――URLを一時的に変更する場合 ドメイン名の移転やHTTPS移行、完全な URL の更新は 301 リダイレクトを使うのが通常であればセオリーです。 「ドメイン名移転には必ず301リダイレクトを使う」が以前であれば鉄則でした。 しかし現在の Goo
[レベル: 中級] ページの読み込み速度に関係するデータを計測するツールを Google は新たに2つ公開しました。 1つは Speed Scorecard(スピード スコアカード)、もう1つは Impact Calculator(インパクト カリキュレータ)です。 どちらも同じページで利用できます。 Speed Scorecard Speed Scorecard は他のサイトとのスピードを比較できるツールです(1つのサイトの計測ももちろん可能)。 日本を含む12か国でのスピードと、3G/4G を選択して計測できます。 Amazon と楽天市場、メルカリのスピードを比べてみました。 右上にあるオプションで国と 3G/4G を選択できます。 スピードはリアルタイムの計測ではありません。 Chrome User Experience Report のデータに基づいています。 実際の Chrom
「もうWebコンテンツに価値はない」――こうした意見に対して、SEOのプロフェッショナルとしても名高いランド・フィッシュキン氏が持論をツイッターで展開した。 「コンテンツ ショック」や「コンテンツ飽和状態」のようにコンテンツの価値が下落しているとウェブマーケティングの世界で騒がれている。 コンテンツマーケティングやソーシャルメディアの隆盛で、オンラインにはコンテンツがあふれ返っている。それによって、企業がマーケティング目的でコンテンツを作ることの価値が下がっている――そういったことが方々で言われるようになった状況を受けての発言だ。 「いまだかつてないほどに多くのコンテンツが出現し、そのなかで際立つのは難しい」という意見には僕は賛同する。しかし、「コンテンツの価値が減少している」という意見には強く反対する。 世界中のより多くの人がオンラインで今までよりも多くの時間を費やし多くのコンテンツを利
[レベル: 中級] 新しい Search Console のベータ版 で利用できる検索パフォーマンスレポートに、「差」でフィルタリングする機能が追加されました。 たとえば、次のような絞り込みができます。 過去3か月と比べてクリック数が 100 以上増えたページ 過去6か月と比べて CTR が 5 以上下がったクエリ 過去7日間と比べて掲載順位が 3 以上 上がったクエリ パフォーマンスレポートで差でフィルタリングする手順 まず、過去の期間との比較を選択します(プリセットの期間を選んでも構いませんし、任意で設定しても構いません)。 逆三角形の三本線のアイコンを選択すると、フィルタリング設定する項目で「差」を選択できるようになっています。 クエリ・表示回数・CTR・掲載順位の4つの指標すべてで「差」を指定してのフィルタリングが可能です。 差の数値を指定して次の条件でフィルタリングできます。 次
サイト公開からの期間、見出しのh1要素やh2要素、直帰率、共用ホスティングサービスを使っているかどうか――これらの要素にはどのような共通点があるだろうか。その答えは、グーグルの検索順位に直接影響を与えるものは1つもないということだ。 これはほっとする話かもしれない。今回のホワイトボード・フライデーでは、検索順位に影響を与えると一般に思われているにもかかわらず、実はグーグルがまったく気にかけていない10の事柄をランドが紹介する。 Mozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボード・フライデーにようこそ。今回は、グーグルの検索順位に影響を及ぼさない事柄について話をしよう。 ウェブサイトやウェブに対して施したすべての作業が、検索順位に影響する可能性がある そんな風に考えている人は多い。もちろん、僕がこれから話すように、間接的な影響を与えるものもいくつかある。 だが、実に多くの事柄が、グーグルの検索
あなたのサイトでは、SEO観点でのリンク資産やそのページ間での流れは、今どのようになっているのだろうか。また、そのポテンシャルを活かして検索順位を上げるには、どうすればいいだろうか。 Mozのランドが、リンク資産の基本原則とサイトでよく見られるフローの問題を解説する。また、サイトを正しい方向に導くために必要な対応策を紹介しよう。 「リンク資産」というコンセプトに関して、学び直す必要がある人にとっても、確実に理解したいと考えている人にとっても、この記事は必見だ。 大原則: リンク資産について知っておくべきことでは、まず「リンク資産」について知っておくべき原則について話をしよう。事例や活用ノウハウを紹介するのは、その後だ。 原則1 「外部サイトからのリンク」のほうが、「サイト内からのリンク」よりも、ほとんどの場合、ランキング価値が高く、検索順位を上昇させる可能性を持っている。だからと言って、次
[レベル: 中級] AMP ページのコンテンツはオリジナルページ(正規ページ)のコンテンツと同等でなければなりません。 この条件を満たしていないページを有効な AMP として今後はみなさないようにするポリシー変更を Google はアナウンスしました。 2018年2月1日から適用されます。 記事の一部だけを AMP ページに掲載するサイト 記事の一部だけをAMP ページには掲載し、続きを読むにはタップさせて通常ページにアクセスさせるサイトが存在します。 たとえば、NBC News です(現在はやっていない模様)。 モバイル検索のニュースカルーセルから訪問した AMP ページには記事の全文が載っていません。 続きを読むには「View Full Experience」というリンクをタップする必要があります。 実際の様子を Twitter に投稿したユーザーがいます。 Some publishe
今日は、常時HTTPS化とドメイン名変更に関する話題を。Web担では10月にこの両方を一気に進めましたが、検索エンジンからのトラフィック減など一切なしに完了しました。そこでやった手順をお届けします。 ドメイン名を変えるなら常時HTTPS化もWeb担では、オープン当時の社名に基づくドメイン名「impressrd.jp」を長らく使っていましたが、すでに会社が「株式会社インプレス」になっているため、全社的な統一性の観点からドメイン名を変えることにしました。 そして、ユーザーログイン機能があるサイトであるため、Wi-Fi環境でのセキュリティ担保なども目的として、常時HTTPS化を行いました。 旧URL: http://web-tan.forum.impressrd.jp/ 新URL(ドメイン名変更+HTTPS化): https://webtan.impress.co.jp/ 実は、この移行作業には
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