ニュートンの第3の法律を無視する謎技術とされるEMドライブに関するNASA Eagleworks制作とみられるレポートが流出した。これによると、EMドライブは本当に動作するものだという(SciencEalert、過去記事、Slashdot)。 NASAのEagleworksチームは、ジョンソン宇宙センターで振り子スラストスタンドを使用してEMドライブの力を測定した。その結果、EMドライブは動作し、真空中でキロワットあたり1.2ミリニュートンの力を発生させることができたとしている。 これは決して小さな推力ではない。非常に強力なホールスラスタはキロワット当たり60ミリニュートンの推力を発生させることができるが、推進剤を消費する上に、推進剤を搭載するためのペイロードを必要とし、推進剤の重量分の推力を相殺してしまう。燃料搭載の不要な推進方式としては太陽帆があるが、発生する力はキロワット当たり6.6