by DobaKung Microsoftは、セキュリティアドバイザリADV200005を2020年3月11日に行われた定例リリースで更新し、ファイル共有プロトコルであるServer Message Block バージョン3.1.1(SMBv3)で特定リクエストを処理するプロセスに脆弱性があることを発表しました。この脆弱性は「SMBv3サーバーあるいはクライアントで遠隔からコードを実行できるというもの」で、Windows 10 バージョン1903および1909、Windows Server バージョン1903および1909が影響を受けるとのことで、重大度はCritical(緊急)となっています。 ADV200005 | Microsoft Guidance for Disabling SMBv3 Compression https://portal.msrc.microsoft.com/e
マイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive」に新機能「個人用Vault」が搭載になりました。別途認証を要する特別なフォルダーを、重要なファイルの保存に利用できます。 「金庫」のような高い安全性を確保できるフォルダー マイクロソフトの「OneDrive」は、無料で利用できるオンラインストレージです。Windows 10パソコンでは標準で利用できるほか、iPhone/Androidスマートフォン、ブラウザーからも利用でき、デバイス間で簡単にファイルをやりとりできます。 このOneDriveの新機能「個人用Vault」(パーソナルVault)が、2019年10月より日本でも提供されています。 個人用Vaultは金庫のようなアイコンで表示される特別なフォルダーで(「Vault」は「金庫」の意味)、通常時はロックがかかっていて、メールなどの特別な認証でロックを解除し、ファイルを出し入れし
Windows 10 バージョン1903のWindows Defender新機能(2)──保護の履歴:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(58) Windows 10 バージョン1903の「Windowsセキュリティ」では、以前の「脅威履歴(Threat History)」が「保護の履歴(Protection History)」に置き換えられました。「保護の履歴」では、「Windows Defenderオフライン」のスキャン結果の確認と操作の指示が可能になりました。実は、これまでのバージョンではできなかったことです。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 Windowsセキュリティの「保護の履歴」の機能 前回(第57回)は、「Windows 10」バージョン1903の「Windowsセキュリティ」アプリの新機能「Windows Defenderウイルス
Windows Defenderは、「ランサムウェアの防止」というすばらしいセキュリティ機能を備えていますが、デフォルトではオフになっています。 ランサムウェアの防止がオフになっている理由「ランサムウェア」とは、あなたのデバイスをロックし、攻撃者に身代金を支払うまでデータにアクセスできなくしてしまうというマルウェア。なのに、デフォルトではオフになっているとは。 「ランサムウェアの防止」は、遡ること2年前の2017年10月に行われたWindows 10の更新で追加された機能であることを考えると、なおさら驚きです。 「ランサムウェアの防止」がデフォルトでオフになっている理由として一番考えられるのは、gHacksの記事が指摘するように、たびたび誤検知が発生する可能性があるからです。 これはもっともな懸念ですが、ランサムウェアに攻撃された際の被害を考えると、なんとかして自分のデータを守りたいという
2019年8月29日午前よりWindows Updateに起因する輻輳により国内で通信障害が発生していると通信事業者が発表しています。ここでは関連する情報をまとめます。 通信障害が発生した事業者 Windows Updateに起因して通信障害が発生していると発表している事業者は以下の通り。(piyokango確認) 事業者名(障害報) 影響範囲 障害発生時間 NTTコミュニケーションズ 一部サービスにおける通信遅延の発生について(8月29日 12時30分現在) 一部サービスにおける通信遅延の発生について(8月29日 16時00分現在) 一部サービスにおける通信遅延の発生について(回復済み) (8月29日 19時00分現在) OCN Arcstar Universal One L2ベストエフォートアクセス Arcstar Universal One L3ベストエフォートアクセス 2019年8
By Judy van der Velden いくら自分でIDやパスワードの管理に注意をはらっていても、流出したパスワードを使った不正アクセスなどの事件は後を絶つ気配がありません。思いつきやすくてよく使われているパスワードを使わないなどの対応も重要ですが、同時に自分のアカウントに不正アクセスがないかを確認することも重要なことの一つです。Microsoftアカウントへの不正アクセス確認方法と対応方法は以下から確認できます。 Who Tried to Hack Your Microsoft Account? When, Where & Did They Succeed? http://www.7tutorials.com/who-tried-hack-your-microsoft-account-when-where-did-they-succeed まずはログイン画面でアカウント名とパスワー
次期Windows 10最新動向:セキュリティ新機能「Windows Sandbox」とは?:Windows 10 The Latest(1/2 ページ) Windows 10の次期機能アップデート「19H1」に搭載予定の機能を紹介する。新機能として、安全にアプリの実行テストなどが行える「Windows Sandbox」が実装されるなど、19H1ではさまざまな機能拡張が予定されている。 連載目次 Windows 10は、基本的に4月と10月の年2回、「機能アップデート」を行う。ただし、この機能アップデートに関しては、開発段階からWindows Insider Programのプレビュー版の配布があり、事前に評価を行うことが可能だ。 アップデートの配布は、1つ前のバージョンの配布が行われる前から開始される。例えば、現在の機能アップデートは、2018年10月に配布開始(その後一回停止)されたW
Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
「Windows 10 Creators Update」のリリースが来週に迫る中、Microsoftは「Windows 10」で収集する診断データの種類について、さらなる詳細を明かした。 Microsoftは米国時間4月5日、ユーザーがプライバシー設定で「Basic」レベルを選んだ場合と「Full」レベルを選んだ場合に収集される診断データの種類について、リストを公開した。Microsoftは「BasicとFullの両方の診断レベルでユーザーから収集するデータの詳細なサマリー」を提供すると同社の関係者は5日のブログ記事で述べた。 「Basic」選択時に具体的に何が収集されるのかについて、TechNetの記事に情報が掲載されている。同記事には、「Basicレベルでは、デバイスとその設定の理解に不可欠な一定の情報が収集される。それには、デバイスに関する基本情報や品質に関連する情報、アプリ互換性、
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「Windows 7」の延長サポートの終了まで、残り3年を切った。Microsoftは企業に対して、「Windows 10」に比べるとセキュリティ面で見劣りのするWindows 7を使い続ければ、高い代償を支払うことになると警鐘を鳴らしている。 企業はもちろん、Windows 7からのアップグレードを2020年1月14日まで先延ばしにすることができる。2009年にライフサイクルが開始されたWindows 7の延長サポートは、同社の高額な「Custom Support Agreement」(CSA)を締結しない限り、同日に終了し、それ以降はパッチが提供されなくなる。 しかしMicrosoftが述べているように、2015年にメインストリーム
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。 調査依頼 HDDやSSDのデータを復活できないように完全に消去する方法 Windows 10でファイルを削除すると、まずはごみ箱に入る。この状態なら、ごみ箱を開いて簡単に元に戻すことができる。そこでごみ箱を右クリックし、「ごみ箱を空にする」をクリックすると、「完全に削除しますか?」と聞かれ、「はい」を選ぶと消去される。しかし、この処理を行っても、実はHDDやSSDには元のデータは記録されている。ここでの削除はあくまでも、目次から削除しただけだからだ。「ファイル 復元」などのキーワードで検索すれば、復元ソフトが多数見つかる。意外と簡単に削除したファイルを復元することができ
MicrosoftはEnhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)の提供を2018年7月31日で停止すると発表しました。しかし、研究者の調査ではWindows 10よりもWindows 7+EMETの方がセキュリティ面で優れていることがわかっており、MicrosoftによるEMETのサポート終了に対して反対する声が上がっています。 Windows 10 Cannot Protect Insecure Applications Like EMET Can https://insights.sei.cmu.edu/cert/2016/11/windows-10-cannot-protect-insecure-applications-like-emet-can.html EMETはソフトウェアに含まれる脆弱性が悪用されるのを防ぐのに役立つユーティリティ
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