米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)は1日、米電気自動車(EV)大手テスラの2023年式「モデル3」と「モデルY」でハンドル操作ができなくなったとの苦情が相次いだことを受け、調査を開始したことを明らかにした。テスラはこれまでにも、運転支援システムやハンドル、シートベルトに関する問題が当局の調査対象となってきた。 【写真】テスラの「モデルY」 同局が公開した報告書によると、2023年式モデル3・Yのハンドル制御やパワーステアリングが機能しなくなったとの苦情が12件あった。うち5件で操舵が不能になったが、事故につながったのは1件のみだった。ハンドルが動かなくなると同時に、ハンドルを切るのに必要な力を軽減するパワーステアリングが弱まったり無効になったことを示すメッセージが表示された事例も多かったという。 5月7日に寄せられた苦情では、モデル3が走行中に「車のハンドルが動かなくなったような感覚」
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