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ブックマーク / xtech.nikkei.com (27)

  • 日本通運・アクセンチュアのシステム開発訴訟、裁判資料を読んで胃がキリキリした

    物流大手の日通運が「新・国際航空貨物基幹システム」の開発失敗を巡り、ベンダーのアクセンチュアを訴えた裁判。名門企業同士の訴訟、さらには約124億9100万円という賠償請求額の大きさは衝撃的だった。 裁判資料を読んでいると胃がキリキリした。筆者は2年ほど前までシステムエンジニアとして働いていた。その分、記されていた当事者の発言やチャットが、あまりにも生々しく映った。 訴状によると、開発プロジェクトはテスト工程から遅延し始めた。当初2020年12月の予定だった結合テストの後半過程「ITb」の終了は2021年11月にずれ込んだ。アクセンチュアがITbの「成果物」を共有サーバーにアップロードしたのは2021年11月30日。しかし、日通運は先立って実施していた「打鍵テスト」で大量の指摘事項が挙がっていたことなどから、この品質を問題視した。以降、これら成果物の検収を巡り、両者の主張は至るところで対

    日本通運・アクセンチュアのシステム開発訴訟、裁判資料を読んで胃がキリキリした
  • 基幹系への安易なOSS採用は禁物、バージョンアップ多発で運用保守が重荷に

    基幹系システムのような社内システムにおいても、オープンソースソフトウエア(OSS)の利用が当たり前になってきた。クラウドサービスを利用する場合や、開発担当者と運用担当者が連携する開発手法DevOpsを採用する場合など、OSSの利用を避けられない。 多くの企業でOSSの利用が進む中、OSSを採用した当初は想定していなかった誤算に直面するケースが浮上している。商用のソフトウエアに比べてサポート期間が短かったり、サポートが充実していないため脆弱性が見つかっても放置してしまったりといった課題だ。ユーザー企業は安易に導入コストだけを見てOSSを採用するのは禁物だ。その後の長期間の運用・保守も含めた体制の検討が求められる。 「OSSの採用がここ数年で周辺システムから基幹系に広がった。その結果、ユーザー企業からは長期間、同じバージョンのソフトウエアを使いたいという要望が増えている」。OSSのデータベース

    基幹系への安易なOSS採用は禁物、バージョンアップ多発で運用保守が重荷に
  • TypeScriptでもモジュラーモノリス、Node.jsでシステム構築するUbie

    ここまで見てきた3社の事例は、いずれもプログラミング言語「Ruby」とそのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails(以下、Rails)」で開発したアプリケーションにモジュラーモノリスを導入するものだった。Railsでアプリを開発すると通常はモノリスになるため、サービスの成長によって巨大なモノリスが出来上がる。これをモジュラーモノリス化することで、開発生産性を上げていた。 モジュラーモノリスはアーキテクチャーなので、実際にはプログラミング言語やフレームワークには依存しない。freeeの事例でも、Railsのシステムに加え、開発言語として「Go」を採用したシステムにモジュラーモノリスを導入していた。 今回は、開発言語として「TypeScript」、そのサーバーサイド実行環境として「Node.js」を採用したUbieの事例を取り上げる。同社は、消費者向けの症状検索エンジン

    TypeScriptでもモジュラーモノリス、Node.jsでシステム構築するUbie
  • 攻めのセキュリティー対策の鍵「OSINT」

    攻めのセキュリティー対策を実施する鍵として「OSINT」が注目されている。インテリジェンスやOSINTとは何か、それらはどのような関係があるかを解説する。 第5回 セキュリティー対策の最先端「デジタルOSINT」、進む生成AIの活用 今回は、「デジタルOSINT」について、さらに踏み込んで見ていきましょう。OSINTの調査を実施するに当たって、「欲しい情報が何か」からデータソースをたどっていける有用なツールがあります。 2024.02.09 第4回 インテリジェンスを脅威に適用、サイバーセキュリティーを強化する インテリジェンスは軍事関係から発展したものですので、その活用分野も軍事関係や地政学的活用から、企業活動やサイバーセキュリティの分野まで幅広くインテリジェンスの名が付けられた活動が存在します。特にサイバーセキュリティの分野においては「脅威インテリジェンス」が有名です。 2024.02

    攻めのセキュリティー対策の鍵「OSINT」
  • 今こそ学ぶ「デフォゲの向こう側」

    「『デフォゲ』を設定してください」「『デフォゲ』はいくつですか」――。ネットワークやサーバーといったITインフラを構築する現場では、こうしたやり取りがしばしば交わされる。 デフォゲとは「デフォルトゲートウエイ」の略で、手持ちの情報では通信の転送先が分からないときに、ひとまず転送しておく宛先のことである。実際のITインフラの構築現場では「.254を設定してください」といった形で使う▼。 デフォルトゲートウエイは様々なシステムのネットワーク設定で必要である。そのため、ネットワークエンジニアに限らずとも多くのITエンジニアが使ったり見聞きしたりしたことがあるだろう。 ネットワーク設定は「簡単」か ITインフラ構築の現場では様々なエンジニアが働き、領域に応じて役割を分担している。ネットワーク設定も領域ごとのエンジニアが担うのが普通だ。例えばルーターであればネットワークエンジニアが、サーバーであれば

    今こそ学ぶ「デフォゲの向こう側」
  • GMOペパボが画像処理に「Rust」採用、なぜ「Go」ではダメだったのか

    Rustは米モジラ財団が支援するオープンソースのプログラミング言語だ。強い静的型付けを採用するコンパイル言語であり、型やメモリーの安全性、並行性などを重視している。文法は、中カッコによるブロックの指定、ifやforによる制御など、C/C++に似ている。 では、開発現場はどのようにRustを活用しているのだろうか。Rustを使ったシステム構築を進めるGMOペパボの事例を基に、その導入効果を探る。 できるだけメモリー使用量を抑えたい GMOペパボは2014年からWebサービス「SUZURI」を展開している。ユーザーが作製した画像をTシャツやトートバッグなどのグッズにプリントし、そのグッズを購入・販売できるサービスだ。 同サービスでは、ユーザーが画像をGMOペパボのサーバーにアップロードすると、プレビュー画面が表示される。プリント後のグッズがどのような見栄えになるのかを確認しやすい。例えばTシャ

    GMOペパボが画像処理に「Rust」採用、なぜ「Go」ではダメだったのか
  • スプラトゥーン3をパケットキャプチャーで解析、最新の通信技術を学ぼう

    人気の「スプラトゥーン3」を通して、最新の通信技術の基を学んでしまおうというこの特集。今回は実際にスプラトゥーン3のパケットをWiresharkでキャプチャーして、UDPの通信やNAT越えの仕組みを見ていきます。 なお記載内容については、実際の通信をキャプチャーした結果に基づいた筆者の考察や推測によるものであり、任天堂の公式見解ではないことを記しておきます。 任天堂が開発した汎用ゲームプラットフォーム「NPLN」 スプラトゥーン3では、「NPLN」という、任天堂がスクラッチから開発をした任天堂プラットフォーム向け汎用ゲームサーバーが使われ始めました。従来のプラットフォームである「NEX」はニンテンドー3DS/Wii Uからの世代で使われてきて、NPLNはそこでのノウハウを基に2021年から「Google Cloud PlatformGCP)」で稼働しているようです。オンライン対戦のマッ

    スプラトゥーン3をパケットキャプチャーで解析、最新の通信技術を学ぼう
  • スプラトゥーン3で学ぶ最新通信技術

    任天堂が2022年9月9日に発売した「スプラトゥーン3」は国内での販売数が500万以上という超人気ゲームです。このスプラトゥーン3の通信をパケットキャプチャーで調べることで、オンラインゲームなどに必要な最新の通信技術を学びます。 スプラトゥーン3をパケットキャプチャーで解析、最新の通信技術を学ぼう この特集は、人気のスプラトゥーン3を通して、最新の通信技術の基を学んでしまおうというものです。今回は、実際にスプラトゥーン3のパケットをキャプチャーして、それらの通信技術が実際にどのように使われるのかを見ていきます。 2022.11.22 スプラトゥーン3の通信に欠かせない、UDPとNAT越えを理解しよう この特集は、人気のスプラトゥーン3を通して、最新の通信技術の基を学んでしまおうというものです。前半の今回はスプラトゥーン3を含むオンラインゲームの通信技術を解説します。 2022.11.

    スプラトゥーン3で学ぶ最新通信技術
  • 2004年稼働の「ZOZOTOWN」を5年越しで刷新中、AWS上でマイクロサービスを推進

    年間1000万人超が買い物をする衣料品EC(電子商取引)モール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」。運営元のZOZOは現在、同社初となるZOZOTOWNのシステム刷新を5年越しで進めている。オンプレミス環境で2004年に構築したシステムをつくり替え、処理能力の引き上げと合わせて、アプリケーションの開発効率を向上させる狙いがある。 「開発とビジネス部門を密に連携する『BizDevOps』という方針の下、ユーザーに対して質的な価値を素早く提供できるようにしたい」。プロジェクトを率いる瀬尾直利技術部長兼VPoEはシステム刷新の背景をこう語る。 ストアドプロシージャーをJavaに書き換えるも性能出ず システム刷新は現在も続いており、目指す姿までの進捗率は50%程度という。これまでの取り組みを振り返ると大きく2つのフェーズに分かれる。第1期に当たる2017年から2019年にかけては、オンプレミ

    2004年稼働の「ZOZOTOWN」を5年越しで刷新中、AWS上でマイクロサービスを推進
  • 「時系列分析」にはグーグルやフェイスブックが考案した最新手法がお薦め

    ビジネスでデータサイエンスを活用するシーンとして、過去データを使って将来を予測するタイプの問題がある。商品販売数や店舗売上高など、折れ線グラフを使って表現するようなデータ(時系列データ)に基づいた時系列分析だ。過去の販売データに基づいて翌月の発注量を決めたり、3年後など中長期の計画を策定したりするのに使う。今回は、この時系列分析に活用しやすい3つのアルゴリズムを見ていこう。 Prophet

    「時系列分析」にはグーグルやフェイスブックが考案した最新手法がお薦め
  • 深層学習だけではない、業務の現場で「使える」AIアルゴリズムとは

    AI人工知能)の民主化」と呼んでいいほど、AIを自ら開発・運用しようという機運が高まっている。データサイエンティストではない一般的なビジネスパーソンが統計や機械学習アルゴリズムに自ら触れ、データを分析してその結果を業務に活用し始めている。実際にアルゴリズムに触れる機会が増えたと感じる読者も多いだろう。 一方で、「アルゴリズムが色々とあり過ぎて、どこから勉強を始めるべきか分からない」といった悩みの声をよく聞く。そこで特集はコンサルティングファームで働く現役データサイエンティストの視点から、ビジネスに使える最新のアルゴリズムを10種類選んで紹介する。 データサイエンスで利用されるアルゴリズムには、一つ一つ違った特性があり、業務シーンによって向き不向きがある。そこで特集ではビジネスに使えるアルゴリズムを、以下の4項目の観点で評価した。 簡便性……専門知識が不要で、すぐに実装できること 汎

    深層学習だけではない、業務の現場で「使える」AIアルゴリズムとは
  • 「やらないことリスト」をまず作れ、アジャイル開発で必ず役立つ

    書籍『誰も教えてくれなかったアジャイル開発』(日経BP)では、ウオーターフォール型開発が主流の「日企業」で試行錯誤しながらアジャイル開発を成功に導いてきたコンサルタントたちが、自ら経験を体系化している。書から抜粋し、アジャイル開発のポイントを紹介する「実践編」から、前回に続いてポイント(5) 「やること」よりも「やらないこと」をまず決める、を掲載する。(技術プロダクツユニットクロスメディア編集部)

    「やらないことリスト」をまず作れ、アジャイル開発で必ず役立つ
  • SaaSの利用中に接続が切れるトラブル、なぜ「HTTP/2」対応が裏目に出たのか

    小売事業者向けSaaSにおいて、利用中に接続が切れるトラブルが発生した。トラブルが報告される5日ほど前、WebサーバーをHTTP/2に対応させた。このため担当者はHTTP/2対応が原因だと推測したが、接続が切れる理由は分からない。詳しく調べたところ、意外な事実が判明した。 現在では多くの企業が業務でSaaSを利用している。人気のSaaSだが、トラブル対応には注意が必要だ。システムはSaaS事業者任せなので、トラブルが発生しても利用者ではどうにもならないケースがある。SaaS事業者としてはいち早くトラブルを解決しないと、利用者の事業継続に影響を与えてしまう。 SaaSにまつわるトラブルは悩ましい。今回紹介するトラブルもまさにそうだった。 複数の事業者からトラブルの報告 トラブルに見舞われたのは、ドリーム・アーツが小売事業者向けに提供する店舗業務支援SaaS「Shopらん(以下SaaS)」を利

    SaaSの利用中に接続が切れるトラブル、なぜ「HTTP/2」対応が裏目に出たのか
  • PythonでWebカメラの画像を定期的にLINEに送りたい

    今や大人気のスクリプト言語「Python」は、PC内の処理はもちろんインターネットやクラウドとの親和性も高いという特徴を持つ。Pythonを使ってExcelファイルの変換などPC内で完結する処理から、クラウドを活用した各種自動化処理まで便利なスクリプトの数々を紹介する。 最近は監視カメラの低価格化が進んでいますが、そうした市販製品よりも細かく自分の思い通りにカメラを制御したい人もいるでしょう。市販の監視カメラでは専用のアプリからしか使えない場合が多いのも不便です。Pythonのライブラリを使えば、自由にカメラを制御できるため、自作の監視カメラを作るのも難しくありません。そこで、Webカメラの画像を定期的に撮影してLINEで通知するスクリプト「camera_line.py」を作ってみました(図1)。安価に機材をそろえられるRaspberry Pi(ラズパイ)とUSB接続のWebカメラを組み合

    PythonでWebカメラの画像を定期的にLINEに送りたい
  • HTTP/3が正式に勧告、脱TCP時代の幕開けか

    インターネット関連技術の標準化を手掛けるIETF(Internet Engineering Task Force)は2022年6月6日(米国時間)、通信プロトコル「HTTP/3(HyperText Transport Protocol/3)」を「RFC 9114」として勧告した。HTTP/3はインターネット通信の多くを占めるWebにおける通信プロトコルの最新版である。 最大の特徴は、トランスポートのプロトコルに「QUIC(Quick UDP Internet Connections)」を採用した点。QUICは2021年にIETFで「RFC 9000」として勧告された。その名前が示すように、TCP(Transmission Control Protocol)ではなく、UDP(User Datagram Protocol)に基づくプロトコルだ。TCPが備えていた再送制御の仕組みや、TLS(Tr

    HTTP/3が正式に勧告、脱TCP時代の幕開けか
  • YappliがGoでノーコード基盤刷新、創業時のPHPコードが「技術的負債」になった訳

    プログラミング不要、すなわちノーコードでアプリを開発・運用・分析できるプラットフォームが「Yappli」だ。最近はテレビCMの積極的な出稿で一般への認知度を高めている。導入企業は600社を超え、2022年5月時点でのアプリ数は730弱、アプリの総ダウンロード数は同年1月に1億を超えた。 Yappliを提供するヤプリが創業したのは2013年(当時の社名はファストメディア、現社名は2017年から)。創業時のYappliのサービスは、同社の共同創業者である佐野将史氏(現取締役)がプログラミング言語「PHP」を使ってほぼ独力でつくり上げた。 Yappliのシステムは、大きく「コンテンツ管理システム(CMS)」と「アプリ用API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)サーバー」から構成される。ユーザー企業のアプリ運用担当者は、CMSを使ってアプリのデザインや機能を設定し、この情報がデー

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  • Part4 初めてのデータベース設計

    一部の組み込み系システムを除けば,業務系システムはすべて何らかのデータベースを使っており,データベースを中核にしてシステムができあがっています。データベースを押さえることは,システムの中核を押さえることにほかなりません。したがって,データベースをどのような手順で,何に基づいて設計するのかを知っておくことは,システム構築に携わるすべての人にとって不可欠です。 Part4は,データベース設計の上流工程である概念設計と論理設計にフォーカスして説明します。こうした作業はデータ・モデリングと呼ばれます。業務要件定義を解きほぐして,システムの中核となるデータベースの論理構造を決定することが目的です。 データ・モデリングの重要性については,私たちが取り扱うビジネス・システム(業務システム)が,台帳中心のシステムであるということを考えれば明らかです。江戸時代などの時代劇を見ていると問屋の番頭が蔵の中で帳簿

    Part4 初めてのデータベース設計
  • ローコード開発の定番「Power Platform」、エンジニアが使ってみた

    「誰でもアプリを開発できる」をうたい文句に紹介されている「ローコード開発ツール」。業務システム開発のプロは、その実力をどう評価したのだろうか。 書籍『さわって学べるPower Platform ローコードアプリ開発ガイド』(日経BP)の執筆に当たり、大澤文孝氏と浅居尚氏の2人に、米マイクロソフトの「Power Platform」を使って社内部門向けアプリを開発してもらった。そこでの経験の範囲にはなるが、Power Platformに対するプロの音を聞いた。(聞き手は、松山 貴之=技術プロダクツユニットクロスメディア編集部) 書籍向けのサンプルアプリとして、どこの会社でも便利で使えそうな「備品予約アプリ」を想定しています。これまで紙ベースで実施していた備品(いすなど)の貸し出し手続きを、スマホでできるようにするアプリで、複雑な機能はありませんが、実際に現場で使えるものを開発しています。大澤

    ローコード開発の定番「Power Platform」、エンジニアが使ってみた
  • 「オクテット」と「バイト」は何が違う?

    今回の回答者: 日IBM システム製品事業 テクニカル・セールス System z テクニカル・セールス 部長 山田 義昭 ネットワークの世界では、8ビットの情報量を表す単位として「オクテット」という言葉を使うことがあります。256ビットは32オクテットです。また、オクテットは8ビットずつの区切りを示す意味でも使われます。例えば、32ビットあるIPアドレスの最初の8ビットを「第1オクテット」と呼んだりします。一方、コンピュータの世界では、8ビットを示す単位として「バイト」が使われます。では、オクテットとバイトは何が違うのでしょうか。 実は、オクテットが必ず8ビットであるのに対し、バイトが何ビットを表すかは決まっていません。バイトとは、欧文の1文字を表す情報量だからです。今では1バイト=8ビットが一般的ですが、大型コンピュータが主流だった時代はコンピュータメーカーによって、1バイトが6ビッ

    「オクテット」と「バイト」は何が違う?
  • 新旧両極端の「Rust」と「COBOL」、両方学んで最強のソフト開発者に

    良いプログラマーになるための心得を説いた「達人プログラマー(原題:The Pragmatic Programmer)」という古典的名著をご存じだろうか。この書籍に書かれている心得の中に「毎年少なくとも1つのプログラミング言語を学習する」というものがある。 自分がいつも使っている言語とは性質が異なる言語を学ぶと、プログラムのロジックやその書き方、よくあるパターンの実装などについて深く考えるようになるという。また、言語を学ぶことは、単に文法や構文を覚えるだけでなく、その背景にある文化を学ぶことにつながる。これらにより、プログラマーの実力は大きく向上する。 日経クロステックではソフトウエア開発の現場に役立つコンテンツの充実を進めている。そこで、いくつかの言語に特化した連載を始めようと計画している。 現在、学習のニーズが最も高い言語は、何といっても「Python」だろう。日経クロステックが実施した

    新旧両極端の「Rust」と「COBOL」、両方学んで最強のソフト開発者に