Redmineなどのチケット管理ツールをタスク管理ではなくインシデント管理で運用する場合、従来の手法ではうまくいかない場合が多いし、そのような経験をたくさんしてきた。 思ったことをラフなメモ書き。 【1】例えば、自社でAmazonや楽天のようなショッピングカートのWebシステムを持っているとしよう。 すると、新しい機能を追加していく開発チームと、Webシステムのインフラ構築やインフラ周りの監視に関わる保守チームの2つのチームが自然に体制として現れる。 システムは自動車などの製品とは違って、リリースした後、ユーザに使われてからが本当の本番だ。 何故なら、システムが稼働して初めて、ショッピングカートにクレジット決済などで現金が入り、売上が上がっていくからだ。 システムが使われていくと、ショッピングカートの動きがおかしい、ここのユーザインターフェイスが使いづらい、404エラーが出た、突然画面に接
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
最終回の今回は、ITIL実践のために富士通が提唱する“3つの見える化”のうち「システム全体の見える化」について、実例を紹介しながらより詳しく解説する。今回も富士通 ソフトウェア事業本部 ミドルウェア事業統括部 プロジェクト課長 堀江隆一氏に話を聞いた。 金融業A社では、事務の効率化やサービスの高度化を推進するにつれ、システムが徐々に拡大し、現在本社および3つのセンターでシステムを運用している。同社が運用する主なシステムは8つにのぼり、それらの大きなシステムのほかに、個別のサーバ類も存在している。 これらを監視・管理する運用管理システムもそれぞれの要件に合わせて運用管理製品を選択してきたため、3社のベンダーが提供する製品が混在し、それぞればらばらに運用されてきた。 そのため、運用管理システムごとに別々の運用担当者が必要で、管理負荷も運用コストも増大する一方だった。また、管理手順や取得できる情
米国においては、欧州や日本に比べると、「ITIL」(Information Technology Infrastructure Library)への取り組みが少々遅れていた感がある。だが、ここにきてブームに火がつき、トップダウンでのITIL導入が急速に進もうとしている。その一方で、こうした状況の変化に直面したITマネジャーならびにIT部門の中には、ITILの導入を巡ってさまざまな不安にさいなまれる人も出てきた。本稿では、そうした不安の正体を明らかにするとともに、それを払拭する方法を提示することにしたい。 デニス・ドゥビー Network World 米国版 企業のITマネジャーにとって、「ITIL」(Information Technology Infrastructure Library)に収められた(IT運用管理業務の)ベスト・プラクティスの導入は、数年がかりの大プロジェクトとなる。そ
IT運用管理業務のベストプラクティス集であるITIL(Information Technology Infrastructure Library)の最新版「ITIL Version 3」が今年5月に公開された。新バージョンでは、IT運用管理にかかさる諸問題について、ビジネスに即した現実的な解決策を提示するために、導入者にわかりやすい実践例を数多く紹介している。本稿では、ITIL Version 3の導入のメリットと注意点を紹介したい。 グレッグ・エンライト Computerworld カナダ版 ITIL Version 3の策定作業には2年半もの期間がかけられた。その内容は、単なるプロセスの実行にとどまらず、各種ITサービスのライフサイクル管理に重点が置かれ、しかも旧バージョンのガイダンスに準拠して構築されている。 Version 3のチーフ・アーキテクトを務めたシャロン・テイラー氏(カナ
ITILとはいったい何だ? 企業や組織におけるIT活用は、業務システムなどを構築すれば終わりではありません。その後に運用という重要な作業が待ち受けています。そして一般的な企業や組織におけるITコストの大半が、既存システムの維持のために費やされていることは、各所で指摘されていますし、実感としてもお分かりのことと思います。 この重要な企業活動であるIT運用を「ITサービス」としてとらえ、方法論を提供していることで近年注目が集まってきたのが「ITIL」です。ここでは、「ITILという言葉はよく聞くようになったけれど、一般的な説明を読んでも何だか分からない」という読者のために、ITILの内容、目的、役割などを、かみ砕いてご説明します。
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