女優・上白石萌音が9日、都内で米映画「コーダ あいのうた」アカデミー賞受賞記念舞台あいさつに出席した。 本作は、第94回米アカデミー賞で最高賞の作品賞など3冠に輝いた話題作。主人公の高校生・ルビー(エミリア・ジョーンズ)は、家族の中で唯一耳が聞こえることから、家族の通訳を務めてきた。父と兄の漁船に乗り家業を手伝う日々を送る中、合唱部の顧問がルビーに非凡な歌の才能があることに気づく。 本作のテレビスポットのナレーションを務めている萌音は、壇上で手話を交えて自己紹介し「アカデミー賞おめでとうございます」と受賞を祝福。本作について「ただのファンです。マスク1枚ダメにするくらい泣きました。この映画に出会えて心の底からよかったと思います。歌がもっと大好きになったし、手話を始めたいと思うきっかけにもなりました」と笑顔で明かした。 萌音は、多数のミュージカルや歌番組などで歌唱しているが「歌は一番好きで、