不動産ETFに空前の資金流入、オフィス復帰や客足回復も追い風 Francesca Maglione、Claire Ballentine 不動産価格の上昇を受け、投資家は不動産関連銘柄の値動きとの連動を目指す上場投資信託(ETF)に資金を投じている。 ブルームバーグがまとめたデータによると、不動産ETFには6月に入ってから約39億ドル(約4300億円)が流入。少なくとも2014年以降で最高の月間流入額を記録する勢いにある。 ブラックロックの「iシェアーズ米国不動産ETF(IYR)」には今月すでに25億ドルが流入しており、月間としては過去最高となりそうだ。同社の「iシェアーズ・グローバルREIT ETF(REET)」も、2017年以降で最高の資金流入を達成する見通し。 世界各国・地域の中央銀行による歴史的な緩和策や景気回復の加速が、さまざまな不動産市場で価格の上昇を招いており、一部ではバブル化
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