MNOの料金は下がる 課題はMVNOの料金? 総務省が2020年度「内外価格差調査」の結果を公開:通信品質やエリアカバーは考慮なし 総務省は5月25日、令和2年度(2020年度)の「電気通信サービスに係る内外価格差調査」の結果を公表した。楽天モバイルの参入やオンライン専用料金プランの導入などにより、MNO(大手キャリア)の月額料金は下降傾向で、都市間比較において「低い水準(≒安価)」または「中位(≒高くも安くもない)」という評価が多くなった。一方で、MVNOの月額料金はほぼ横ばいで、都市間比較において「高い水準(≒高価)」という判定となった。 調査の概要 この調査では、毎年3月時点における「携帯電話」「FTTH(家庭向け光インターネット)」「固定電話」について間接税(消費税/付加価値税)やユニバーサルサービス料込みの月額料金を比較している。比較対象の都市は以下の通りだ。 東京(日本) ニュ