コスタリカのグアナカステ州出身の学生フェリペ・ザールさん(18)は、ゲームストップの株価が1月に1625%もの高騰を演じたのを目の当たりにし、自身もその熱狂の渦に身を投じた。歴史の一部になりたかったからだ。 ゲームストップ株が232ドル前後で取引されていた1日、ザールさんは父親の投資口座を使って928ドル相当の同社株を購入。しかし翌日には売りに動き、投資した資金の半分を失ったという。 「社会実験であり、賢明な投資でなかったのは間違いない」とザールさんは語り、「ギャンブルだった」と振り返った。 「レディット」トレード砕ける-ゲームストップやAMC、銀が急落 ザールさんはオンライン掲示板「レディット」内の書き込みにあおられ、「死に体」状態だった株式に資金を投じた大勢の個人投資家のうちの1人だ。しばらくの間、いわゆる「レディット投資家」の動きは奏功していた。彼らの熱狂はロビンフッド・マーケッツな
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