インスタントラーメンは、レトルトカレー、カニカマと並んで、戦後の食品三大発明のひとつと言われる。 インスタントラーメンは1958年に発売された日清食品のチキンラーメンが最初(同年に販売された長寿麺という先行商品もあったが)。米国で発明されたレトルトカレーの世界初の商品化は、1968年に阪神地区で限定販売し、翌年全国販売をはじめた「ボンカレー」。カニカマは、石川県七尾市の水産加工メーカーであるスギヨが1972年に発売した商品が最初と言われる。 2008年4月8~9日、大阪市の「ザ・リッツ・カールトン大阪」などで「第6回世界ラーメンサミット」が開催された。世界ラーメン協会(WINA)会長の日清食品社長は「安藤百福(ももふく、日清食品創業者)が、ここ大阪でチキンラーメンを作って50年。即席麺は毎年成長し、2008年には1千億食に達する」と挨拶した(東京新聞2008.4.11)(注)。 (注)イン