“維新”が進めた「教育改革」で消えゆく大阪府立高校 10年で17校が廃校に… 高校がなくなる市も09月21日 13:25 3年連続の定員割れなどで、府立高校を廃校対象にするという「大阪府立学校条例」により、10年で17校が廃校となる可能性があります。当時の橋下大阪府知事が「教育改革」として推し進めた改革の真価が、いま再び問われています。 ■教職員団体が「待った」をかける府立高の統廃合 【大阪の高校を守る会 志摩毅 事務局長】 「公立高校の定員にはゆとりがあって当たり前であって、それを理由に募集停止・廃校にするのは道理がない。偏差値による輪切りの一番下のあたりに位置する子供たちが行く最後のとりでの学校が、定員が割れるっていうことになっているわけです」 9月20日、大阪の教職員たちで作る団体が会見を開き、教育委員会の見解に異論を唱えました。 8月、大阪府教育委員会は、定員割れが続く大阪市の平野