※本記事では差別の現状をお伝えするために、差別文言を記載している箇所がありますのでご注意ください。 「お前朝鮮学校の生徒だろ」 10月4日夕方、JR埼京線で、50代前後とみられる男性が東京都内の朝鮮学校に通う中級部の生徒に声をかけ、「答えろよ!」と足を踏みつけた上、ミサイルに言及しながら生徒を威嚇したという。この日の朝、日本には約5年ぶりにJアラート(全国瞬時警報システム)が発出され、ニュースでも大々的に報道されていた。 10月18日、朝鮮学校の関係者、支援者や「外国人人権法連絡会」メンバーが、法務省人権擁護局の担当者と面談し、在日コリアンに対するヘイトクライムを止める具体的行動を求めた。 その後の記者会見では、10月8日正午の時点で、朝鮮学校や生徒に対する暴行、暴言、脅迫などが、少なくとも全国で11件発生していたことが報告された。埼京線内での暴行もその一つだ。 その他、4日の朝には三重県