2月7日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』のオリジナル・サウンドトラック完全盤(CD6枚組)が、本日2月24日リリースされた。NHK交響楽団、和太鼓奏者の林英哲(はやし・えいてつ)の演奏によるメインテーマをはじめ、『麒麟がくる』のために制作された全111曲を完全収録。さらに同番組の最後に放送されている『麒麟がくる紀行』のテーマ『麒麟紀行』も収められるなど豪華な内容になっている。 これら全ての楽曲の作曲を行ったのは、ハリウッド映画の劇伴も手掛ける世界的作曲家ジョン・グラム氏。同氏に『麒麟がくる』の音楽制作について語ってもらった。 光秀の「理想を持って生きた人生」を音楽で描きたい ジョン・グラム氏 写真提供/Teddix ――NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公、明智光秀に対してはどんなイメージを持っていましたか? ジョン・グラム2018年にNHKの方からオファーをいただき、音楽
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