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philosophyに関するdlitのブックマーク (77)

  •  「科学を語るとはどういうことか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    科学を語るとはどういうことか ---科学者、哲学者にモノ申す (河出ブックス) 作者: 須藤靖,伊勢田哲治出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/06/11メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (20件) を見る 書は物理学者須藤靖と科学哲学者伊勢田哲治による科学哲学を巡る対談集である.実際には対談時のやりとりをベースにして,双方が調整しつつ加筆修正を加えており,メリハリの利いたきびきびとした対談に仕上がっている.帯を含めた装丁も大胆で,思わず手に取りたくなるうまい作りだ. 対談にいたる経緯は須藤の「はじめに」と伊勢田の「終わりに」にそれぞれ書かれている.須藤は因果を巡る「あまりにも的外れ」な議論が科学哲学においてなされていることを知り,その後に知り得たことも含めた科学哲学についての批判的な講義を駒場において行う.その講義案を伊勢田がネットを経由して閲覧し,

     「科学を語るとはどういうことか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 科学史家と科学哲学者って仲が悪いの?

    (お気に入り登録される方は右記プロフィールを一読していただくよう御願いします) という話が「STSって何なのよ」という話へ変遷していった。 基は自分用。(タイトルは迷ったので見たときに笑ったものを採用)

    科学史家と科学哲学者って仲が悪いの?
    dlit
    dlit 2012/07/25
    また標葉氏がまとめエントリ書いてくれないかな。
  • Optical_frogさんによる英語塾”perfomativity”

    optical_frog @optical_frog リアルタイム検索で「パフォーマティブ」を調べると,この言葉をしらふで意味不明に使っている例が次々に挙がってつらい. 2012-06-13 18:17:51 optical_frog @optical_frog 英文理解の tips として,動詞や形容詞を名詞にしたものは,ちゃんと展開できた方がいい.たとえば,"performtivity of an utterance" なら,「ある発話が行為遂行的である-こと」とか. 2012-06-13 18:30:55

    Optical_frogさんによる英語塾”perfomativity”
    dlit
    dlit 2012/06/14
    概念そのものについても大変勉強になるまとめ。
  • ジュディス・バトラーの「パフォーマティビティ」とはいかなる概念か

    江口聡さんとジェンダー論研究者の方々がバトラーのパフォーマティビティ概念についての議論もすでに三弾目。なおこのまとめでは江口さんの疑問は未だ解決していませんが、少なくとも言い換えや定義について第4弾にまとめました。 第四弾 江口聡さんが収集したパフォマティビティ(あるいはパフォーマティブ)の言い換えや定義 http://togetter.com/li/321014 別編集版; http://togetter.com/li/320563 続きを読む

    ジュディス・バトラーの「パフォーマティビティ」とはいかなる概念か
    dlit
    dlit 2012/06/14
    「定義がよくわからない」という批判に対して「他にも色々そういうのはある」と返すのは学問的にアリなのか / 言語学外でのperformative関係の議論はオースティン・サール辺りと関係付けなければわかりやすかったりして…
  • 『科学哲学は物理学をどうしたいのか?』に対しての返答

    まとめ 科学哲学は物理学について何か「指導的なこと」を言えるか? 名古屋大学の谷村省吾教授(@tani6s)による科学哲学に対する疑問についてのツイートのまとめです。 疑問に対する科学哲学者(でない人も含む)からの返答、 『科学哲学は物理学をどうしたいのか?』に対しての返答 →http://togetter.com/li/286243 も併せてご覧ください。 谷村先生の仕事についてはこちら、 日経サイエンス2012年3月号「光子の逆説」 →http://www.nikkei-science.com/201203_032.html をご参照ください。 23982 pv 225 44 users 8

    『科学哲学は物理学をどうしたいのか?』に対しての返答
  • 内在主義とは何か: NO NAME

    内在主義とは何かという問いに答えることはなかなか難しい。というのは、この言葉自体に幾つか意味があり、認識論で内在主義と呼ばれる立場全てが、同じ意味で内在主義というわけではないからである。そして外在主義は内在主義の否定であると定義できるが、同じ理由で、外在主義と呼ばれる立場すべてが、同じ意味で外在主義であるわけではない。 まず、内在主義・外在主義という立場は、知識に関わるものか、その必要条件に関わるかで意味が違う。それ故、例えば、知識に関する内在主義と正当化に関する内在主義というのは異なる立場であり、正当化を知識の必要条件とすれば、前者は後者を含意するが、その逆は成立しない。 知識に関する内在主義とは、真理を除く知識の必要条件のすべてが、何らかの意味で主体に内在するファクターのみによって成否が決まる条件であるという立場である。 正当化に関する内在主義とは、正当化条件が、主体に内在するファクタ

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「医学と仮説」について

    医学と仮説――原因と結果の科学を考える (岩波科学ライブラリー) 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2011-09-17 津田敏秀さんの最新刊。 これまで津田さんのを読んだことない人、最近、あちこちで聞かれるようになった疫学って???興味あるけど、入門書読むのは腰が重たい!ってな人などにはお奨めできる内容。 箇条書きします。***** ・ピロリ菌の発がん性についてどのように認定されたか学びつつ、疫学について触れることができる。日現状と、世界標準の理解との違いも(さらに知識を深めるための入り口となる)。 ・WHOの機関である国際がん研究所(IARC)や、発がん物質の基準について知ることができる。 ・科学において、因果関係とはなんだろう、と考えるきっかけになる。 ・メカニズムを追及することが因果関係の追及だと思っている人は、誤解を解くことができる。 ・要素還元主義なるものへの批判は、

  • Daily Life:後期授業開始

  • Daily Life:医学と仮説 (つっこみその2)

    September 29, 2011 医学と仮説 (つっこみその2) [2012年8月27日追記:川端さんのブログでのディスカッションを拝見した結果、コメントを一件撤回することにいたしました。詳しくは下を御覧ください。] [2011年10月18日追記:著者の津田さんとのディスカッションの中で、津田さんより、以下のような列挙のしかただと、「これはひどい」とわ たしが思うような項目がこれだけの数あるかのような印象を読者に与えるので困る、という趣旨のクレームがありました。そのため、注意書きを書き添えます。 以下の事項の中には、わたしがひどいと思ったものから、一応つっこんでおこうというレベルのものまで、さまざまなものが含まれます。内容も科学哲学には限 定されません。以下を読む方はそのことをご理解下さい。] 医学と仮説――原因と結果の科学を考える (岩波科学ライブラリー) クチコミを見る 第二章の最

  • Daily Life:医学と仮説 (つっこみその1)

    September 29, 2011 医学と仮説 (つっこみその1) [2011年10月18日追記:著者の津田さんとのディスカッションの中で、津田さんより、以下のような列挙のしかただと、「これはひどい」とわたしが思うような項目がこれだけの数あるかのような印象を読者に与えるので困る、という趣旨のクレームがありました。そのため、注意書きを書き添えます。以下の事項の中には、わたしがひどいと思ったものから、一応つっこんでおこうというレベルのものまで、さまざまなものが含まれます。内容も科学哲学には限定されません。以下を読む方はそのことをご理解下さい。] 医学と仮説――原因と結果の科学を考える (岩波科学ライブラリー) クチコミを見る 疫学者の津田敏秀さんの著作。以前から疫学の重要性を訴え、たとえば水俣病を中毒事件として扱えばもっとうまく処理できたはずだという議論など、興味深い論点をいろいろ出されて

  • 科学・科学哲学いろいろ - Interdisciplinary

    別所に書いた、科学や科学哲学についての雑文をまとめます。 ○眼差し 伊勢田さんが優れているのは、科学にも哲学にもよく目を向けてきちんと論じている所だろうと思う。科学(者)に対してメタな所から、科学の実践を無視したあまりにも抽象的な議論を吹っかけたりしない※ だから菊池さんも、伊勢田さんのの内容には賛同出来る所がある、と評したのだろう。 当然、科学の側から哲学へ半可通的な議論を吹っかけるのも好ましいことではないが(いや、「議論せずにほったらかす」か「小馬鹿にする」というのがむしろ観察範囲ではしばしば見られる。後で何となく関連するようなしないようなことを書く)。 ※メタな議論自体は重要なので。当たり前の話だけど釘刺し ○「科学」 私が「科学」と言った場合、それは19世紀頃に制度化された所の科学を指す。従ってそれは、専門家集団の相互批判による知識の集積・検討という仕組みそのものをも含む概念とし

    科学・科学哲学いろいろ - Interdisciplinary
  • クーン - Interdisciplinary

    dlit
    dlit 2011/09/27
    「クーンは、科学の合理性を全部疑っている訳では無いのに強い相対主義に利用される事がある人なので、慎重に検討しましょう」
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

    コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール

    まとめよう、あつまろう - Togetter
    dlit
    dlit 2011/09/04
    タグに迷ったがとりあえず。
  • 筒井泉「量子力学の反常識と素粒子の自由意志」(岩波科学ライブラリー):不意打ちの衝撃。とんでもない極論めいた話を、実に説得力ある形で紹介。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    量子力学の反常識と素粒子の自由意志 (岩波科学ライブラリー) 作者: 筒井泉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/04/28メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 39人 クリック: 1,089回この商品を含むブログ (12件) を見る おもしろい! たまたまいまグリーン『隠された宇宙』を読んでいて、だれも観察できなくても、数式が存在するといったらそれは存在するのだという議論を延々と読まされ、首をかしげていたところだけれど、書は観察されていないものは(それが月であっても)存在していないのだという話。さらにそこからあらわれるパラドックスについての説明のための仮説として、ぼくたち(そしてなんと、素粒子!)の自由意志が出てくるところは、まったくの不意打ちで驚愕。 観察したときには何があり、しないときにはない、というとパラドックスが生じるけれど、それは観察がランダムに、人の自由意志に

    筒井泉「量子力学の反常識と素粒子の自由意志」(岩波科学ライブラリー):不意打ちの衝撃。とんでもない極論めいた話を、実に説得力ある形で紹介。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 科学哲学には何が期待されていて何ができていないのか - まとまり日記

    『ダーウィンと進化論の哲学 (科学哲学の展開)』について評論家の山形浩生さんから厳しい書評をいただいた(リンク)。 すでに他の方が指摘されている通り、あの書評には個々の論文について指摘された「問題点」について事実誤認や的はずれのところがある。他の論文についてその著者のかたに譲るとして、わたしの論文について言うと、やまがたさんの一つのポイントは議論が哲学的ではないということだ。 わたしにとってこれは意外な点だった。というのは論文の謝辞で示唆したとおり、あのプロジェクトは元々留学中のゼミで発表したものが素材になっており、それがああいった形で論文になるには仲間の哲学者からの「おまえこのプロジェクト面白いよ」という励ましが必要だったからである。また、前のエントリで紹介したように「哲学=別の手段による科学の継続」、つまり哲学は「自然についてのわれわれの知識の増大」という目標を科学と共有しているという

    科学哲学には何が期待されていて何ができていないのか - まとまり日記
  •  「ダーウィンと進化論の哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ダーウィンと進化論の哲学 (科学哲学の展開) 発売日: 2011/06/22メディア: 単行 書は「科学哲学の展開」というシリーズの第2巻で,日科学哲学会の手による論文集である.大きく二部構成になっており,第A部はダーウィンの学説にかかるもの,第B部は進化生物学にかかる科学哲学の論文と分けられている. A ダーウィンの哲学 巻頭の論文は内井惣七による「形質分岐の原理 ― ダーウィンとウォレス」 内容は,ダーウィンとウォレスの学説の先取権について様々な言説があるが,「分岐の原理」についてはウォレスにはなく,ダーウィンのみが主張しているので,仮に自然淘汰に主張についてダーウィンの先取権を認めないとしてもダーウィンのオリジナリティはあるのだというもの. 論文の中心は,ウォレスがサラワク論文,テルテナ論文でどのような論理構成を取っているかを吟味し,「分岐の原理」をダーウィンのテキストから導い

     「ダーウィンと進化論の哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    dlit
    dlit 2011/07/25
    山形浩生氏がきっつい書評を書いてた本:http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20110717/1310882607
  • 日本科学哲学会『ダーウィンと進化論の哲学』:こんな連中に科研費やるのは無駄だと思う。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ダーウィンと進化論の哲学 (科学哲学の展開) 作者: 横山輝雄,日科学哲学会出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2011/06/22メディア: 単行購入: 4人 クリック: 354回この商品を含むブログ (11件) を見る 昔、『心の科学と哲学:コネクショニズムの可能性』のボツ書評のときに、科学哲学の連中の不勉強ぶり(そしてそれが質的な問題だとも捕らえず、おちゃらけですむ程度の凡ミスだと思っている考えの甘さ)については触れたけれど、書でも科学哲学連中のぬるま湯的な不勉強ぶりは健在。ホンッと失望した。 「書は初歩的入門書・解説書ではなく専門学術書であり」(p.ii ) と編者代表の横山は書く。へーえ。だったらまずこの第A部は何? 内井惣七のダーウィン進化論の歴史の実に浅いおさらい (この業界に詳しくはないけど、内井惣七はダーウィンについてそんな研究実績ある人だっけ?) だの青木や

    日本科学哲学会『ダーウィンと進化論の哲学』:こんな連中に科研費やるのは無駄だと思う。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    dlit
    dlit 2011/07/17
    「shorebird ブログなら半日で、文献引用も含め本書のすべての内容を書いたうえで無数の有益な紹介ができるはず。」
  • 伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1

    のちに『認識論を社会化する』(2004、http://t.co/F4vyeTj)に収録されたこの論文: 伊勢田哲治(2001)「科学的合理性と二つの「社会」概念」 『情報文化研究』14号 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~tiseda/works/SSK.html をめぐるディスカッション。 続きを読む

    伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1
  • ウィトゲンシュタイン|河出書房新社

    受賞 全国学校図書館協議会選定図書 単行 A5 ● 192ページ ISBN:978-4-309-74039-3 ● Cコード:0010 発売日:2011.06.22 このの内容 今こそ読まれるべき20世紀の鬼才の魅力と多分野における拡がりに迫る。鬼界彰夫、永井均、飯田隆、岡賢吾、野家啓一、戸田山和久、山田圭一、大屋雄裕、田中久美子他。 【目次】 (レクチャー) 鬼界彰夫  今こそ読むべきウィトゲンシュタイン 永井均   たまたまの孤独――ウィトゲンシュタインの「語りえぬ」問い 飯田隆   分析哲学から見たウィトゲンシュタイン 岡賢吾  ウィトゲンシュタインの数学の哲学――「概念形成(concept-formation)」論の射程 (エッセイ) 野家啓一  ウィトゲンシュタインと自殺 (論考) 戸田山和久 〈ウィトは不完全性定理が分かって書いてるのか〉問題 大屋雄裕   言語のゲーム

    ウィトゲンシュタイン|河出書房新社
    dlit
    dlit 2011/06/20
    読みたい。
  • 涜書:リンチ(1992)「認識論から科学社会学へ」 - 呂律 / a mode distinction

    だれか伊勢田のちゃんとした書評を書くなり合評会を企画するなりしようというココロある社会学者はいないのかおい。 このトゲった関連で: Togetter - 「伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置」 Togetter - 「伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その2」 伊勢田哲治(2001)「科学的合理性と二つの「社会」概念」 ワレ発見セリ。 Lynch, M. (1992) "Extending Wittgenstein: the pivotal move from epistemology to the sociology of science" in Science as Practice and Culture 作者: Andrew Pickering出版社/メーカー: University

    涜書:リンチ(1992)「認識論から科学社会学へ」 - 呂律 / a mode distinction
    dlit
    dlit 2011/06/16
    「だれか伊勢田本のちゃんとした書評を書くなり合評会を企画するなりしようというココロある社会学者はいないのかおい。」期待あげ。