タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (48)

  • 天才プログラマーのテレワークシステムに4万人殺到、開発費わずか65万円

    自宅パソコンと会社パソコンにそれぞれインストールした専用ソフトが、インターネット上の「大規模分散中継システム」を経由してSSL-VPNでやりとりする(作成:日経NETWORK) 信じられないほど、動作が軽い――。記者が実際にシン・テレワークシステムを使ってみた感想だ。自宅と会社にある2台のPCに専用ソフトをインストールし、自宅PCからログインするだけで準備が完了する。そのまま画面上に瞬時に会社PCデスクトップが現れ、カーソルを動かすとほとんどタイムラグなしで同期した。いわゆるVDI(仮想デスクトップ基盤)方式で、自宅PCからはマウスやキーボードの動作、会社のPCからはデスクトップの画像データのみを相互に伝送している。 記者は現在テレワークを基としているため、社内システムにアクセスするためにVPN(仮想私設網)を使う機会は多い。会社で使うVPNは、簡単なWebサイトの読み込みにもかなりの

    天才プログラマーのテレワークシステムに4万人殺到、開発費わずか65万円
    dmmdmm
    dmmdmm 2020/06/24
    幼少期のストーリーを知りたい
  • 米グーグルはテレワークでVPNを使わない、なぜなら「あれ」が危険だから

    新型コロナウイルス対策として様々な企業で在宅勤務が推奨される中、VPNに関する発言を耳にする機会が増えた。「大勢が使い始めたので速度が落ちた」「社内からの利用申請が急増した」といった恨み言が中心だが、興味深いものもあった。なんでも「グーグルはテレワークにVPNを使っていない」のだという。 米グーグルは従業員が在宅勤務をする際にVPNを一切使っていない。インターネット経由で利用できるSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の「G Suite」などで業務が完結するから、といった単純な話ではない。開発システムや経理システムといったあらゆる種類の社内アプリケーションが全てインターネット経由で利用できるようになっているため、従業員はそもそもVPNを利用する必要がないのだという。 同社はこうした社内事情を「BeyondCorp」という取り組みとしてWebサイトや論文で公開している。さらに2017年

    米グーグルはテレワークでVPNを使わない、なぜなら「あれ」が危険だから
  • 「シン・ゴジラ」にみる、ニッポンのITインフラの虚構と現実

    ※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。 「シン・ゴジラ」、堪能した。 IT記者として、これほど心躍る映画があったろうか。 とにかく、緊急時の政府対応におけるITの描かれ方が、過剰とも思えるほどリアルなのである。政府内に会議体が立ち上がるたび、キャスター付きの複写機が大部屋にゴロゴロと運ばれ、仮設のネットワークが構築され、作業用PCの山が積まれる。 使うPCも組織ごとに異なる。私の記憶が正しければ、内閣府の職員は富士通か米アップル、環境省はパナソニック「Let'snote」、陸上自衛隊は同じくパナソニックの耐衝撃PC「TOUGHBOOK」を使っていた。 シン・ゴジラには、「科学特捜隊」とか「NERV(ネルフ)部」とかのような、放送当時の技術水準からかけ離れた空想的ITの出番はどこにもない。劇中の年代は不明だが、「現実(ニッポン) 対 虚構(ゴジラ)」というキ

    「シン・ゴジラ」にみる、ニッポンのITインフラの虚構と現実
  • 人はなぜ「自分は大丈夫」と思うのか,防災研究家の片田群馬大学教授に聞く(後編)

    人は,何らかの被害が予想される状況でも「自分は大丈夫」と思ってしまいがちだ。防災研究家で群馬大学工学部教授の片田敏孝氏は,人のこのような心のあり方を「正常化の偏見(normalcy bias)」と呼ぶ。人々を守るべき「防災専門家」や「セキュリティ専門家」は,正常化の偏見にどう向き合うべきだろうか。 片田氏は「自分にとって都合の悪い情報を無視したり,過小評価したりしてしまう人の特性」のことを言う「正常化の偏見」を,「極めて人間らしい特性」と指摘する。不安をある程度無視しなければ,人間は生きていけないからだ。 しかし,リスクを完全に無視していいわけではない。片田氏は「日人は,リスクとコミュニケーションしているのだろうか」と問いかける。4月25日の「RSA Conference 2007」(東京)でも「人はなぜ危機に備えないのか」という講演を行う片田氏へのインタビューの後編である(前編:人はな

    人はなぜ「自分は大丈夫」と思うのか,防災研究家の片田群馬大学教授に聞く(後編)
  • 狙われる「情報家電」、コーヒーメーカーにも“危険な脆弱性”

    狙われる「情報家電」、コーヒーメーカーにも“危険な脆弱性” 「組み込みシステムは格好の標的」、IPAがシンポジウム開催 「組み込みシステムは、攻撃者にとって格好のターゲット。情報家電(ネットワーク接続機能を持つ家電)も例外ではない」。情報処理推進機構(IPA)研究員の鵜飼裕司氏は2011年2月24日、IPAが開催したシンポジウムにおいて、情報家電のセキュリティについて解説した。 2010年から、政府では2月を「情報セキュリティ月間」と定め、情報セキュリティに関する普及啓発活動を、官民連携で集中的に実施している。その活動の一環としてIPAでは、「情報家電」「自動車」「中小企業におけるクラウド」「重要インフラ」の4分野におけるセキュリティ動向を解説するシンポジウムを、2月24日と25日の2日にわたって開催している。 鵜飼氏は情報家電のセキュリティに関するシンポジウムに登壇。情報家電を含めた組み

    狙われる「情報家電」、コーヒーメーカーにも“危険な脆弱性”
    dmmdmm
    dmmdmm 2011/02/27
  • 南米発のツールがIT業界に与えるインパクト

    「プログラマはもう要らない」。大手物流会社のシステム子会社で新技術の社内展開を進めるマネージャーはこう言い切る。ここでいうプログラマとは、企業情報システムの開発プロジェクトでプログラムを作成する担当者を指す。ある開発ツールを検証したところ、こうした役割の要員は不要との結論に至ったというのだ。 このマネージャーは記者に対して、ツールを導入した場合の効果をこう語る。「様々な開発言語を知っていて、バグのないソースコードを24時間、延々と高速で書き続ける。そんなスーパープログラマを雇ったのと同じ効果が得られる」。 同社が検証したのは「GeneXus(ジェネクサス)」という開発ツールである。ご存知の方はまだ多くないかもしれない。一口に言えば、アプリケーションの自動生成ツールである。データ項目や画面、業務ルールといった設計情報をGeneXusの表記法で入力すると、ソースコードとテーブル定義情報を自動生

    南米発のツールがIT業界に与えるインパクト
  • iPadの使い勝手はアプリケーション操作の一貫性に欠ける---米調査

    米Nielsen Norman Groupは米国時間2010年5月10日、米Appleのタブレット型コンピュータ「iPad」の使い勝手について調査した結果を発表した。第一印象は「すばらしい」と感じるが、どこを触って操作すればよいか分かりにくく、初期のiPadアプリケーションはデザインの一貫性に欠けると指摘している。 iPadで34種類のアプリケーションおよびWebサイトにアクセスした結果、これまでのWeb利用経験で得たスキルがそのままiPadアプリケーションの操作に通用しないことが分かった。また、一つのiPadアプリケーションの操作に慣れても、必ずしも別のアプリケーションで同様に操作できるとは限らない。 例えば、ロゴなどの画像にタッチした際、アプリケーションによって反応は5種類に分かれる。「何も起こらない」「拡大表示される」「より詳細な情報のWebページへ移動する」「別の画像に切り替わる」

    iPadの使い勝手はアプリケーション操作の一貫性に欠ける---米調査
    dmmdmm
    dmmdmm 2010/05/11
  • 1994年に似ている、iPhoneとAndroidの今

    「そんなこと3万人くらい気づいてますよ」。 筆者が立てたある仮説を同僚に話してみたところ、不機嫌そうに言われたのが上のせりふだった。ある仮説とは、iPhoneAndroidを取り巻く2010年現在の状況が、1994年に似ているということ。米Appleの携帯電話iPhoneは、日国内での販売台数が300万台を超えたと言われている。それを追撃するのが、Googleの携帯端末向けOSであるAndroid。2010年中には、いくつかの国内メーカーからAndroidを搭載した端末が出荷されそうだ。この状況が、1994年ごろのApple Macintoshと、MicrosoftWindowsの普及を進める状況に似ていると感じて、同僚に話してみたのである。 話を聞いた同僚は不機嫌そうに「なにを今さら…」と言っている。引き留めつつ筆者は聞いた。「それは全世界で3万人?それとも日で?」。彼は答える。

    1994年に似ている、iPhoneとAndroidの今
    dmmdmm
    dmmdmm 2010/01/27
    文章おもしろいなー
  • 第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro

    今回は,Webサイト構築プロジェクトのワークフローを俯瞰してみたいと思います。実際にクライアントから声がかかる場面から納品,つまり開発案件の完了までを12の「ステージ」に分けて図解してみました。思考のプロセス/人的配置/タスク/ツールなども一緒に記しています。少し大きな図になってしまいましたが,ご参考になれば。 図は,一番上は「4つのステップ/3つのタスク/12の要素(第62回 持続可能なWebサイト開発を支える12の要素)」。その下は,人的配置をロール(役割)ごとに記述しています。その下は,大まかなタスクのレベルです。それぞれの期間内に処理すべき項目を列挙しています。その下が,「ステージ」。プロジェクト全体を12のステージに分類して作業内容を整理しています。基的には,その流れの順で進んでいきます。その下は,それぞれのステージのアウトプットのイメージで,更にその下にはよく使うファイルアイ

    第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro
  • プロジェクトの「見える化」は全社展開してこそ意味がある

    システム開発プロジェクトの開発プロセスを改善したり,品質を向上させたり,トラブルを未然に防ぐために有効なのが,バグやプログラム規模,進ちょくなどプロジェクトに関する様々なデータを収集して分析する,「プロジェクトの見える化」であることに異論はないはずだ。ただし通常,プロジェクトのデータを収集するためには,現場のエンジニアがデータを入力しなければならず,開発現場に負荷がかかる。このため,「必要なことは分かるがなかなかできない」というのが実態だろう。 この「開発現場でデータを入力する手間」を省くために,「プロジェクトのデータを自動的に収集する」というコンセプトで開発されたのが,プロジェクトの「見える化」ツールである「EPMEmpirical Project Monitor)ツール」(関連記事)だ。構成管理ソフトの「CVS(Concurrent Version System)」や「Subvers

    プロジェクトの「見える化」は全社展開してこそ意味がある
    dmmdmm
    dmmdmm 2009/04/01
  • プロジェクト・マネージャの「やってはいけない」---目次 - プロジェクト・マネージャの「やってはいけない...:ITpro

    プロジェクト・マネジメントのアンチパターンを徹底解説 プロジェクト・マネジメントにはセオリーがある。セオリーを知らずに,あるいは軽視して,失敗するプロマネは少なくない。現場でたたき上げたベテランの凄腕PMが,現場でプロマネがやってはいけないことを解説する。 関連サイト: ■メール編 ■やる気編 ■要件定義編 ■会議編 ■報連相編 ■協力会社対応編 ■品格編 ■課題管理編 ■変更管理編 ■コミュニケーション編 ■外注管理編 ■姿勢・資質編 ■計画&進捗管理編 ■品質編 ■姿勢編 理由無き要求は機能化してはいけない プロジェクト事務局を軽視してはいけない 過去の成功体験にとらわれてはいけない 自己研鑽を怠ってはならない 目的を忘れてはいけない ■プロジェクト完了編 完了条件をあいまいにしてはいけない 完了報告会を省いてはいけない 成功・失敗要因を不明確なままにしてはいけない フィードバックを忘

    プロジェクト・マネージャの「やってはいけない」---目次 - プロジェクト・マネージャの「やってはいけない...:ITpro
  • 【IT Japan 2007】「デザインに凝ったウェブサイトほど予約率は低かった」,星野リゾート社長が講演:ITpro

    「我々はついつい旅館やホテルのウェブサイトを格好良くしよう、きれいにしようと思ってしまうが、それが必ずしも予約率向上にはつながっていなかった」 リゾート施設運営を手掛ける星野リゾート(長野県軽井沢町)の星野佳路社長は7月9日、東京都千代田区のホテルニューオータニで開催中の「IT Japan 2007」で講演し、こう語った。講演の題名は「収益向上を狙うネット・マーケティング戦略 『科学的仕組み作り』で顧客数を拡大」というものだ。 星野リゾートは、拠地である軽井沢の温泉旅館「星のや」をはじめとして、大型スキーリゾートから小規模温泉旅館まで12施設の運営を手掛ける。星野社長は、前近代的な日の旅館・ホテル経営の世界に、顧客満足度調査やシックスシグマによる業務改善など科学的手法を持ち込み、不振に陥ったリゾート施設の再生を実現してきた。 最近、力を入れているのが、ウェブサイトを経由した予約獲得だと

    【IT Japan 2007】「デザインに凝ったウェブサイトほど予約率は低かった」,星野リゾート社長が講演:ITpro
    dmmdmm
    dmmdmm 2008/05/30
    星野リゾート:ガイドライン
  • プロジェクト管理ツール

    情報システムの品質,コスト,納期のバランスを保ってプロジェクトを完遂させようと,「プロジェクト管理ツール」を採用する開発現場が増えている。「進捗管理」「コミュニケーション」「標準化」のどれを重視するかで,選ぶべき製品は異なる。(実森 仁志=日経SYSTEMS) システムに対する機能要求は複雑化しているのに,短期・低コストの開発を求める声は増す一方だ。こうした“逆境”にあっても,品質,コスト,納期のバランスを保ってプロジェクトを完遂させようと,「プロジェクト管理ツール」を採用する現場が増えている。プロジェクト・マネージャ(PM)やプロジェクト・リーダー(PL)がスタンドアローン環境で使用するタイプのほかに,最近はネットワーク経由でプロジェクト・メンバー全員が利用するタイプの採用例も増えてきた。 プロジェクト管理ツールを採用した担当者の多くは,「プロジェクトの現状を定量的に把握しやすい」,「タ

    プロジェクト管理ツール
  • 第1回 気軽にPythonを始めよう:ITpro

    オブジェクト指向スクリプト言語であるPythonは,日常の作業に利用するちょっとしたスクリプトから,商用サイトや大規模Webシステムまで幅広く適用できる非常に便利なプログラミング言語です。日ではあまり認知度は高くありませんが,欧米を中心に幅広く利用されており,米Google(米YouTubeを含む)などの有名企業でも採用されています。 ここでは,プログラミング言語Pythonの魅力と使い方を説明します。特にこれからPythonをはじめようというビギナーの方に,とっかかりとなる言語の基礎と導入方法を説明します。 日Pythonの認知度があまり高くない理由 欧米で人気のPythonですが,国内ではまだまだ認知度が高くないようです。原因としては次のような点が考えられます。 ●日語コーデックに対する不安 Python 2.3の時代まで,シフトJISやEUC-JPを扱うためには,CJKコーデ

    第1回 気軽にPythonを始めよう:ITpro
  • 第2回 「何のために」を忘れると「管理のための管理」に:ITpro

    過去の成功プロジェクトで使われた管理指標や管理シートを、自プロジェクトに合うかどうかも考えず、そのまま流用するプロジェクトが多い。こういう場合、PMOは得てして単なる“管理屋”となりやすく、所定の管理シートに情報が漏れなく記入されているかどうかだけを気にするようになる。 高橋信也 マネジメントソリューションズ 代表取締役 PMOの重要な役割の一つに、様々なマネジメントスキームの導入支援があります。進捗管理、課題管理、リスク管理、変更管理、品質管理、予算管理といった仕組みを、プロジェクトの中にうまく導入することです。マネジメントを「管理」と訳してしまうとニュアンスが変わってしまいますが、通例になっているので以下では「××管理」と表記します。 管理スキームは、プロジェクトの状況を把握するために必須です。PMOがそう説くと、メンバーの間で管理そのものは必要だと言う理解はされるのですが、ではそのス

    第2回 「何のために」を忘れると「管理のための管理」に:ITpro
    dmmdmm
    dmmdmm 2008/01/23
  • “21世紀のプログラムを作る君たち”に伝えたかったこと

    個人が成し遂げられることはどんどん大きくなっている。常識は短期間で変わる。今貴重なものは,やがて過剰になる。日市場を世界からへだててきた日語の壁はなくなろうとしている。ネットの向こうにいる仲間を信じよう---「U-20プログラミング・コンテスト」という,20歳以下を対象にしたコンテストに参加した若い技術者たちに,伝えたかったことだ。 ここ3年ほど,このコンテストの審査会にオブザーバという名目で立ち会わせてもらっている。なにしろ審査員のひとりであるまつもとゆきひろ氏が「私が応募しても入賞できないかもしれない」というレベルの高さである。思わず唸る完成度の高い作品あり,思わず吹き出してしまうユーモアのある作品あり。記者は好きに意見だけ言って審査の責任は負わないという美味しい役目でもあり,こんなに無料で見させていただいていいのだろうかというくらい楽しませていただいている(関連記事)。 ところで

    “21世紀のプログラムを作る君たち”に伝えたかったこと
  • オープンソースのプロジェクト管理ツール「ProjectKeeper」正式版公開

    サイオステクノロジーは9月18日,オープンソースのプロジェクト管理ツール「ProjectKeeper」の正式版「ProjectKeeper Ver.1.0」を公開した。 ProjectKeeperはWebベースのプロジェクト管理ツールで,ガント・チャートなどはマウス操作で移動したり,長さを変更することができる。作業時間から人件費を計算しプロジェクトの損益を管理できる機能なども備える。スケジュールや作業時間,損益などのデータはダウンロードしてExcelなどの表計算ソフトに取り込むことも可能。 7月4日にベータ版を公開し,これまでに8000件以上ダウンロードされたという。正式版では,プロセスの担当者アサインと進捗報告機能,マネージャによる状況と課題の確認確認機能,BI(ビジネスインテリジェンス)メンテナンス機能などを追加した。またカスタマイズできるポータル画面であるダッシュボードの,デフォルト

    オープンソースのプロジェクト管理ツール「ProjectKeeper」正式版公開
  • なぜウェブは資本主義を超えるのか

    インターネット上の論客として知られる池田信夫氏。近著「ウェブは資主義を超える」ではWeb 2.0からNGN,著作権,従軍慰安婦まで幅広いテーマについて,通説の誤りを突く質的な議論を展開している。池田氏が指す資主義とは何か,Webはなぜ,どのようにして資主義を超えるのか。(聞き手はITpro編集 高橋信頼) この著書では,ITから政治,経済,文化に至る様々な問題が俎上に上げられています。その中で「ウェブは資主義を超える」をタイトルにされた理由は。 書籍のタイトルというのはなかなか決まらずに最後までもめることが多いのですが,このの場合は執筆段階からほとんど決まっていました。 一つには,インターネットと資主義がある意味私のブログの一貫したモチーフだったということがあります。私は団塊の世代のすぐ下の世代で,学園闘争が終わっていて,バリケード封鎖が解かれ,いわば祭りの後に大学に入学した

    なぜウェブは資本主義を超えるのか
  • 「答えのない世界」を生き抜く鉄則:ITpro

    「答えを教えて欲しい、そうすればうまくやってのけるのに」。進んでいる他国や他社から熱心に学ぶ姿勢は、かつて日人の長所であったが、現在は短所になっている。「答えのない世界」に今、我々はいるからだ。ではどうすべきか。それを考える一助として、大前研一氏が2006年10月25日に「『答えのない世界』を生き抜く鉄則」と題して行った講演の内容を紹介する。これは、日経コンピュータ創刊25周年記念セミナー「ITがもたらすビジネス・イノベーション」における基調講演であった。講演時期から8カ月あまりが経過しているものの、講演に込められたメッセージは不変・普遍である。(写真:栗原 克己) おはようございます。日経コンピュータ創刊25周年、誠におめでとうございます。25周年ということですから、この25年間に起こった世界の色々な出来事を私なりに考えてみます。いかにこの世の中の変化が激しいか、また変化の勢いがいかに

    「答えのない世界」を生き抜く鉄則:ITpro
  • 第1回 Web 2.0ってなんだ?

    爆発的に広まった「Web 2.0」――。巷では,「Ajax」や「マッシュアップ」,「ブログ」などの用語であふれ,これらを実装したWeb2.0サイトも増えています。しかし,単にWeb2.0サイトにアクセスして使うだけでは,真の意味でWeb2.0を体験したとはいえないのではないでしょうか。Web2.0技術は,サイトを構築して初めてその質が分かるからです。 そこで連載では,GoogleAmazonWebサービスAPI,Ajax,RSS,そしてRuby on Railsなどを題材に,Web2.0サイトをLinuxで自作します。記事の通りに実行すれば,Webサイトを全く作ったことがなくても簡単にWeb2.0サイトが構築できます。 多くのメディアで「Web 2.0」という言葉が使われています。この言葉,よく聞く割に「これがWeb 2.0だ」というほど確固たる定義はありません。しかし,基盤と

    第1回 Web 2.0ってなんだ?