インドネシアから約3年前に来日し、鶴巻温泉病院で看護助手として働きながら看護師資格の取得を目指していたルシィ・フィトリアニさんが国家試験に合格。今年4月から同病院で看護師として歩みだした。ルシィさんは「来日してよかった。覚えることは多いけれど、頑張る」と抱負を述べた。 インドネシアで看護師をしていたルシィさんは2008年8月、同国との経済連携協定(EPA)に基づき来日。2009年2月から、鶴巻温泉病院で研修を始めた。EPAによる滞在可能期間は3年のため、受験のチャンスは3回。研修直後に受けた2009年の試験は語学の壁もあり不合格。懸命の勉強も実らず、翌年も涙を飲んだ。 今回の試験がラストチャンスだったが、昨年の夏には日本語能力検定の3級に合格するなど着実に前進。病院側の全面的なバックアップもあり、年明けからは勉強に専念することができた。「病棟の仲間や患者さんも応援してくれていたので、絶対に