南ルメリアナは成層火山のふもと、温泉資源に恵まれた傭兵の都タウロ市を外事局長マフムートが訪れ、三国同盟に加わるように説得する。 平和的なのか、暴力的なのか、判断しかねる方法で……400人VS400人の模擬戦で実力を示せば通行を許可するというのだから、寓話的な連中だ。帯の「ためされ上級者マフムート」のアオリにその通りと笑ってしまった。 マフムートには試験を受けさせたくなる何かがあるのかもしれない。プレポイニキア時代に生まれていたら、ヘラクレスのごとき人物として神話に語り継がれていたのではないか。きっと筋骨隆々した神像が作られる。 試練の方は騎馬民族の技を活かした攻城戦術で見事にマフムートが勝利してみせた。 騎兵(戦車)が強かったアッシリアやモンゴルは城に立て篭もられるので、城攻めのテクニックも会得して最強の存在になったという。トルキエも場合は今の場所に定着してから領土の拡張を行っていないので
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